THOUSAND WINDS -45ページ目

魔女ポプリ(2)

「あなたの魔力、吸わせて下さい」
えっ、今何て言った?
あたしそんな魔法使いじゃないし、もとい魔女だし。
魔女だから魔力って当然あるはずよ、多分。
でも自称だけどね。
一応お師匠について、魔法の勉強はしたんだ。
3ヶ月だけどね。
今はもうお師匠行方が知れなくなって、
あたし一人しかここにいないんだけど、
見捨てられたわけね。
だから、本当の本当は、
まだ魔法なんて使えないし。
「あの、もうよろしいでしょうか。
何一人でぶつぶつ言ってるんですか。
大事なことなんです。
急をようするんです。
あなたの魔力全部吸わせてください!
そうしたらあなたはただの小娘に戻るし、
私もそのおかげで・・・」げしっ。
だからじゃかましわっつうの。
そんなに欲しけりゃくれてやるわよ。
あんた一体何なの、そんなちっぽけななりで、
何かへびみたいににょろっと長くて、
しかもへびのくせに何かちんまりした足つけてて、
しかも何だかふわふわ浮いているし。
怖ーっ。
「今頃こわくなったんですか?
全然怖くありませんよ。
今はちょっとこんな半端な姿してますけど、
あなたを見込んで頼んでるんです。
では、いいですね」
どうぞ好きにして。
大体魔法少女だったら、
マスコットみたいなのがどっかから現れてきて、
いきなりごく普通の女の子に魔法のアイテムとかくれたりするけど、
あたしの場合って、逆に魔力奪われてどうすんじゃあ!
もう一回げしって蹴ろうとしたら、それは足元から消えていた。
そしたら急にあたし体の力が抜けてきて、
その場でひざついてしまった。
どうした、あたし。
これが魔力吸われたってこと?
何か周り急に暗いんですけど・・・
「どうもありがとう!
おかげで元の姿に戻りました。
あなたまだ全然魔力残ってますよ。
さすがは世界一の魔女と目される方だ」
そう?あれ自称なんだけど。
声のした方、つまりあたしの頭上を見上げたら、
びっくり!
何ていうかかなり巨大な、
長くてうろこついてて、
まるで竜みたいな、っていうかまんま竜なんだけど、
東洋風のあの長くて水晶玉かかえてるみたいな、
なまずひげのあるみたいな、
30mはあろうかという、巨大な奴が飛んでいるではないの。
食わないでね!
ついあたしは命乞いしてしまった。
「あなたの事気に入りました。
実は私の仲間が、ある洞窟に幽閉されていまして、
何やら危険な状態にあるらしいと、
風の噂に聞いたのです。
私はとある事の為に、すっかり魔力を使い果たし、
さっきみたいな哀れななりになっていました。
よろしければ、どうか私めを眷属にして下さいませ」

自称魔女のポプリは、強力なパートナーを得た。
これからの物語は、
多分続くかも知れない。



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魔女ポプリ(1)

あたしはポプリ。
世界一の魔法使いだ。
自称だけどね。
泣く子も笑う怖い魔女だぞ。
自称だけどね。
お師匠につけてもらった、
このポプリって言う真名、
あんまり好きじゃないのよねえ。
何か魔女って言うより、魔法少女みたいだし。
確かに、今あたしの見た目は
うら若い、と言うかちょっと幼い、
いやかなりかな、まあどうでもいいじゃん。
お師匠の所に弟子入りしてからと言うもの、
もう何百年もたつって言うのに、
あれからいっこも年を取らなくなってしまったんだ。
自称だけどね。
だからと言うわけじゃないけど、
あたしはファミリア、つまり
使い魔とかを持たないわけよ。
何でって、魔法少女って言うのは、
何かマスコットキャラみたいなのが
お約束でしょ。
そんなちゃらちゃらしたものに
思われたくないわ。
「あの~もしもし」
だからあたしはもっと硬派な、
って何よあんた?
「一人で誰に向かって演説してるのか知りませんがね、
無視せんといてよ」
何よ、これは。何か小さいトカゲみたいな、
見た目可愛げなは虫類が足元にいて、しゃべってる。
「あの~お願いがあるんですが」
じゃかまっしゃい、断固お断り!

続くかもです。

おやすみ

19980213
インスピレーション。
霊として生きているのなら、
肉体と言う外つらは、いくら変わっても、
私は生きている。
死んだりはしない。
肉体が死を迎えそこから離れざるを得なくなっても、
私と言う自覚を今感じてる
私は滅びない。
次の状態へただ移行するだけ。
だから意識の上では本人は死んでいない。
むしろずっと起きたままである。
これまでも全く同じ事を経験してきたのだ。
ただ生きているうちに忘れてしまっただけ。
また今までの事も忘れる。
ひとまずはリセット、何もかも記憶が消され、
元の誰でもない何かに戻る。
そして転生、
新たなる自分を獲得して、
また一から出直し。
前世の事、ちょっとでも覚えていれば、
この先随分と生きやすくもなろうかと思うのに、
また、
何も知らぬ赤子に戻って、
ひたすら泣きあかすばかり。
いじょ




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ノエル

19980209
思い出すと言う事。
記憶が無かったなら、その人は誰でもない。
記憶はその人である事と常にセットだ。
誰も他人の記憶を持ったりは出来ない。
だから常に自分の体を通じて記憶された事だけが、
自分の記憶だ。
そしてそれだけが、自分が自分である事の根拠だ。
自分が何であるかを思い出すまで、
その人は誰でもない。
その人がその事を思い出した時、
誰でも無かった者が、元の誰かに戻される。
ゲームとかをやっている時に、
自分がゲームの中のキャラクターだと思い込んで、
のめり込んでいる間は、確かに
その人はゲーム世界の一登場人物なのだ。
一人称で小説を書いている時、
自分でも浮いたセリフを主人公に言わせてる、この間は
確かに書き手は主人公そのものになっている。
夜見る夢の中で、違う自分になっていても、
夢の間は確実にその違う何者かである。
そして夢がさめたりゲームオーバーが来たり、
時間が来て空想を中断したりした時、
自分と言う記憶が甦ってくる。
そしてまた現実に堅く結びつけられ、
記憶に従った自分と言う配役をロールする生活に戻される。
でも本当は、私であるものは、
誰でも無くて、
また誰でもある。
いじょ!



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リマークより

今回うまく書けるか心配。
たぶんはずすだろうな。
私はあなただと言っている。
また
私はみんなだと言ってる。
この作者は。
絶対我は、個人としての私の事ではない。
ばらばらであって、一緒。
それぞれが違う個体なのに、
どうして私たちは理解しあえるのだろう。
それはつまり
私はあなたであり、
あなたは私であるから。
見た目としては私たちはみな色々で、
それぞれ違っているみたいだけれども、
魂とか霊とか言うのの裏側、
それらのもっと奥の所にある何か、
それは誰でも同じだと言ってる。
元はそこから出てきた。
そしていつかはまたそこへ還っていく。
だから出所が同じなんだから、
私たちは多くいても、一つの体です。
何か特定の宗教っぽくなってきたのでここらでやめる。
いじょ




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