今日の運勢はイングスです
豊穣、安定、満足、恵み。
収穫が得られる。結果が出る。肉体的な欲望。前向きな態度。
私にはタロットカードの「審判」のカードを予感させます。
または「女帝」かなあ。
タロットの方がこの点バラエティがあって楽なんだが。
今日くらい何かいい事
あるかな。
昨日チャリンコのタイヤのプラグ壊れてさんざんだったので、
祝日だけど、どこか開いてる自転車屋さん
あるかな。
収穫って言うけどそんなもの何か
あるかな。
この機会に久しぶりにバイク乗ろ、ガソリンまだ
あるかな。
お金も給料日前だけどおろしとこうか、まだ手持ちのお金
あるかな。
休み前に予定してた事、まだ何もやっちゃいねえんで、メモに書いて
あるかな。
何かタロット思い出した途端、あほの一つ覚えで
あるかなあるかな言ってみたりしてます。
下らねー。
あるかな
死神さんデスの(13)
(さっきの続き)
「お前さっき言ってたの、何だったんだ?何か999件まで契約取れればどうだのって」
病院からの帰り、なぜか知らないけど伊織貴明君、マクドにておごってくれてます。しょぼっ、ていいっこなし、彼中学生だからね。
え、契約数の事ですか?
ああそれね、貴明君には難しいかも、いやいやそんなもったいぶってなんかないって。
あのね、死神としての契約が、999件取れたらね、
ダイナは晴れて死ぬ事が出来るの・・・
「ち、ちょっと待て!さっき確かお前、契約したらもう死ぬ事はないって、言ってたじゃねえか。何か話が違わないか?」
んにゃ、違わない。あのね、無事に冥界に留まれた霊のうちで、何人かはその永久の不死に耐えられなくて、
死の盟約をするの。
死神って言う役目もその一つ、いつか誓約を果たしたら、
死ぬ事が出来るようになるの。
そしたらこのダイナも、この世から消滅する。
ボクは、もうこのダイナでいる事に疲れたから、
違う人になれる為に、死ねるようになりたくて。
「初めて一人称で言ったな。それがお前の本音か。人を冥界とかに連れて行って、
自分だけそこから出て行こうって言う腹づもりかよ!」
続くのかな?
「お前さっき言ってたの、何だったんだ?何か999件まで契約取れればどうだのって」
病院からの帰り、なぜか知らないけど伊織貴明君、マクドにておごってくれてます。しょぼっ、ていいっこなし、彼中学生だからね。
え、契約数の事ですか?
ああそれね、貴明君には難しいかも、いやいやそんなもったいぶってなんかないって。
あのね、死神としての契約が、999件取れたらね、
ダイナは晴れて死ぬ事が出来るの・・・
「ち、ちょっと待て!さっき確かお前、契約したらもう死ぬ事はないって、言ってたじゃねえか。何か話が違わないか?」
んにゃ、違わない。あのね、無事に冥界に留まれた霊のうちで、何人かはその永久の不死に耐えられなくて、
死の盟約をするの。
死神って言う役目もその一つ、いつか誓約を果たしたら、
死ぬ事が出来るようになるの。
そしたらこのダイナも、この世から消滅する。
ボクは、もうこのダイナでいる事に疲れたから、
違う人になれる為に、死ねるようになりたくて。
「初めて一人称で言ったな。それがお前の本音か。人を冥界とかに連れて行って、
自分だけそこから出て行こうって言う腹づもりかよ!」
続くのかな?
死神さんデスの(12)
(さっきの続き)
そうかーこの子の病気が本来的なものじゃなかったら、
守護すれば寿命延びるかもね。
それセールスポイントかも知れない。
「あのよろしければ、私契約します。もう知ってるんです。この前看護士さんらがうちの母に話してた、
残念ながら娘さん、もう長くないって」
「なあほんとに間違いねえんだな、死んでから変な事にならないんだな。
沢口さんもう何を言ったって無駄だし、
彼女が行くんだったらなあ、
俺もこの際だから、まあその、
・・・してやらんでもない」
えー、これって漁夫の利、ねぎしょったカモですかあ。
ハデスさんありがとー、これで念願の「冥王の後継」が招待出来ます。
「おじょーさんや、お願いがあるんぢゃが、このわしもそれに契約させてくれんか」
この病室って他の患者さんいたのね、はいはいただ今、
尾辻俊男さん、72歳ですね、ありがとうございました。
沢口京子さん、ここんとこに母印押してね。
伊織君も、えっ、血判じゃないのかって?
いえいえここに指乗せてもらえれば勝手に採取されますんで。
ふぅー、これで3件かあ、あと996件、頑張らなくちゃ。
続く
そうかーこの子の病気が本来的なものじゃなかったら、
守護すれば寿命延びるかもね。
それセールスポイントかも知れない。
「あのよろしければ、私契約します。もう知ってるんです。この前看護士さんらがうちの母に話してた、
残念ながら娘さん、もう長くないって」
「なあほんとに間違いねえんだな、死んでから変な事にならないんだな。
沢口さんもう何を言ったって無駄だし、
彼女が行くんだったらなあ、
俺もこの際だから、まあその、
・・・してやらんでもない」
えー、これって漁夫の利、ねぎしょったカモですかあ。
ハデスさんありがとー、これで念願の「冥王の後継」が招待出来ます。
「おじょーさんや、お願いがあるんぢゃが、このわしもそれに契約させてくれんか」
この病室って他の患者さんいたのね、はいはいただ今、
尾辻俊男さん、72歳ですね、ありがとうございました。
沢口京子さん、ここんとこに母印押してね。
伊織君も、えっ、血判じゃないのかって?
いえいえここに指乗せてもらえれば勝手に採取されますんで。
ふぅー、これで3件かあ、あと996件、頑張らなくちゃ。
続く
死神さんデスの(11)
(さっきの続き)
まあそんな霊ばかりじゃないのは確かなんですが、
死んでからどうなるかは保証の限りじゃありません。
で、死神さんは何してるかと言いますとですね、
死んだ人の落ち着く場所を、冥界と呼ばれる場所に確保してですね、
そこへ死後確実にいざなう事をしてます。
冥界って言ってもおどろおどろしい所じゃなくて、
この「沙場」とそんなに変わりません。
転生のカルマから離れ、いつまでも若いままの姿で、もう死ぬ事もなくなります。
ただ今分譲募集中でして、簡単な手続きで誓約して頂けます。
決して自然な寿命に手を加えるつもりはありません。
あとメリットがあるとしたら、
契約者の本来与えられた寿命を全う出来るまで、
可能な限り守護させて頂く事ですかね。
「あの、それって今私病気に冒されて、余命いくばくもないのでしたら、
その自然な寿命まで待ってもらうのは可能ですか」
「沢口さんその気になっちゃ駄目だ。こいつ自分の仕事果たしたいから、でたらめ言ってるんだから」
ひどいわー全部ほんとーなのに。
でもひょっとすれば、あと少しかもね。
ダイナ頑張るからねっ。続く
まあそんな霊ばかりじゃないのは確かなんですが、
死んでからどうなるかは保証の限りじゃありません。
で、死神さんは何してるかと言いますとですね、
死んだ人の落ち着く場所を、冥界と呼ばれる場所に確保してですね、
そこへ死後確実にいざなう事をしてます。
冥界って言ってもおどろおどろしい所じゃなくて、
この「沙場」とそんなに変わりません。
転生のカルマから離れ、いつまでも若いままの姿で、もう死ぬ事もなくなります。
ただ今分譲募集中でして、簡単な手続きで誓約して頂けます。
決して自然な寿命に手を加えるつもりはありません。
あとメリットがあるとしたら、
契約者の本来与えられた寿命を全う出来るまで、
可能な限り守護させて頂く事ですかね。
「あの、それって今私病気に冒されて、余命いくばくもないのでしたら、
その自然な寿命まで待ってもらうのは可能ですか」
「沢口さんその気になっちゃ駄目だ。こいつ自分の仕事果たしたいから、でたらめ言ってるんだから」
ひどいわー全部ほんとーなのに。
でもひょっとすれば、あと少しかもね。
ダイナ頑張るからねっ。続く
死神さんデスの(10)
市民病院に来ました。
レンタルビデオ屋で会った死神に教えてもらった相手に会いに。
564号室、これだきっと。
中に入ってみると、
「お前何でここにいるんだ。どっからかぎつけたんだ」
あの貴明君がいました。ベッドには今回ターゲットの沢口さんが寝てます。
はじめまして、えっと急で申し訳ないんですが、
あなたにあの世のご紹介させていただきませんかね。
ちなみにダイナと言います。死神してます。
「何で私の所に死神が?もう長くないから?」
「帰れ、それしゃれになってねえって。沢口さんは不治の病で入院してる。死神なんて縁起でもねえ」
あーあ、この子いたらせっかくの楽な案件もパーですね。
ちょっと長くなるかもですが、契約の話させて下さい。
人はみな死んだらあの世と呼ばれる所に行きます。
でもそこは天国でも地獄でもなくて、
生前の記憶に囚われた者ばかりの集まる暗い場所です。
そこで死んだ霊は生前の記憶を振り返り続け、
無期限に苦しみ続けたりする。
まれにその呪縛から逃れて、
転生の道に立ち返る霊もいるのですが、
大抵は死んだ自覚もないまま、
暗い場所で引き込もってしまいます。
続きます。
レンタルビデオ屋で会った死神に教えてもらった相手に会いに。
564号室、これだきっと。
中に入ってみると、
「お前何でここにいるんだ。どっからかぎつけたんだ」
あの貴明君がいました。ベッドには今回ターゲットの沢口さんが寝てます。
はじめまして、えっと急で申し訳ないんですが、
あなたにあの世のご紹介させていただきませんかね。
ちなみにダイナと言います。死神してます。
「何で私の所に死神が?もう長くないから?」
「帰れ、それしゃれになってねえって。沢口さんは不治の病で入院してる。死神なんて縁起でもねえ」
あーあ、この子いたらせっかくの楽な案件もパーですね。
ちょっと長くなるかもですが、契約の話させて下さい。
人はみな死んだらあの世と呼ばれる所に行きます。
でもそこは天国でも地獄でもなくて、
生前の記憶に囚われた者ばかりの集まる暗い場所です。
そこで死んだ霊は生前の記憶を振り返り続け、
無期限に苦しみ続けたりする。
まれにその呪縛から逃れて、
転生の道に立ち返る霊もいるのですが、
大抵は死んだ自覚もないまま、
暗い場所で引き込もってしまいます。
続きます。