黄砂が飛来開始!
スギ花粉のピークが過ぎ、ヒノキ花粉が飛び始めていますが、花粉症にはさらにつらい黄砂の飛来が始まったようです。
黄砂は中国大陸から飛来しますが、洗濯物や車などを汚すだけでなく、気管支まで入り込み、花粉症や喘息などのアレルギー症状を悪化させることが分かってきました。
花粉症はもちろん、呼吸器にアレルギーがある人は気象情報に注意し、黄砂の飛来があった日には外出を控えるなどの対策を取りたいですね。
黄砂はゴビ砂漠やタクラマカン砂漠などの砂が強風で巻き上げられ、上空の偏西風に乗って日本まで飛んできます。
毎年二月下旬~五月に発生することが多く、日本では関西以西を中心に全国各地で年に三十日ほど観測されます。
粒子が小さいほど遠くまで飛び、日本に飛んでくる黄砂は直径四マイクロメートル(マイクロは百万分の一)程度と、気管支にまで入り込みやすいサイズが多くなります。
黄砂と花粉症の関係について記事にしましたのでご覧ください。
花粉症とミネラルの関係
前回は花粉症とビタミンの関係をお話ししました。
花粉症の症状を改善するために不可欠な栄養素であるビタミンとミネラル。
今回はミネラルについてです。
ひと昔前までは、ミネラルはビタミンほど重要視されてきませんでしたが、近年の研究ではビタミンと同等か、それ以上に重要な栄養素として認知されるようになりました。
そして、ミネラルは花粉症等のアレルギー症状を改善するためにも非常に重要な役割を果たします。
まず、亜鉛は、地味な栄養素ではありますが代謝にかかわる非常に重要なミネラルです。
脂肪酸の代謝を促進してアレルギー症状を緩和するのに不可欠です。また、傷ついた腸壁、肌、気管支粘膜を修復するためにも必須です。
亜鉛は、胃酸とプロテアーゼ(タンパク質の分解酵素)をつくるのに不可欠なミネラルです。
つまり、亜鉛が不足するとタンパク質の消化力が落ち、アミノ酸にまで十分に分化されず腸から吸収され、血液中に入り込みます。
免疫細胞はこの未分解タンパク質を異物の侵入とみなし、抗原抗体反応が起こります。これが食物アレルギーの原因となり、免疫をTh2優位に傾かせアレルギー体質となるのです。
さらに亜鉛は、活性酸素除去酵素(SOD)の重要な構成要素です。
体内で抗原抗体反応が起こると活性酸素が大量に発生し炎症を引き起こします。亜鉛が不足するとSODが不十分となり炎症をおさえることができなくなるのです。
日本の土壌は、比較的ミネラルが少ないため、欧米人に比べると血清中の亜鉛量が少なめです。そして、平均的な日本食では一日9mg程度しか取れないと報告されています。
日本人の多くは潜在的亜鉛欠乏症の状態にあるといわれるのはそのためです。
マグネシウム、カルシウム、そして微量ミネラル
これらも、花粉症改善のためには欠かせないミネラルです。
続きはこちらの記事をご覧ください。
花粉症とビタミンの関係
「花粉症等のアレルギー疾患にはビタミン・ミネラルを摂取するといい」
とよく言われますよね。
具体的にビタミンやミネラルを体内でどう働いて花粉症等のアレルギー症状を改善するのでしょうか?
今回は、ビタミンについてお話しします。
まずは、最も知名度の高いビタミンCの場合。
現代社会においては、精神的ストレス、身体的ストレス、環境的ストレスなどあらゆるものがストレスの原因となりますが、このストレスが活性酸素を発生させます。
高ストレス環境においては、活性酸素から体をまもるためにビタミンCの要求量が増大するのです。
・たばこを吸う
・睡眠時間が短い
・ストレスが多い
・インスタント食品が多い
・アルコール摂取量が多い
・外回りの仕事をしている
・肉体労働が多い
などの場合は、ビタミンCが不足しがちですので、サプリメントで補給する必要があります。
ただし、ビタミンCだけを単体で摂ってもあまり意味はありません。
ビタミン類は、様々なビタミンが連携して働くためです。
その他のビタミン類の花粉症、アレルギーに対する働きについては、こちらの記事をご覧ください。
アレルギーの人はがんにかかりにくい!?
アレルギー体質の人はがんにかかりにくいと言われていますが本当でしょうか?
これには、アレルギーとはいわゆるデトックスのひとつであるという東洋医学的な考え方に基づいています。
東洋医学では、身体の中に溜った毒素を排出する手段のひとつがアレルギーだと考えます。
そのデトックスが肌に出れば、アトピー性皮膚炎、鼻や目の粘膜に出ればアレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎(花粉症)、肺や気管支の粘膜に出れば喘息になるわけです。
がんになる人は、その最後のデトックスの形であるアレルギーさえも発症できないほどデトックス機能が弱っているということなのです。
そもそもアレルギーもがんも免疫異常のひとつの形態なのです。
しかし、その免疫異常のメカニズムは違います。
東洋医学的観点、西洋医学的観点の両方から見て
「アレルギーの人はがんにかかりにく」
は本当かどうかを検証してみました。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
花粉症と体内毒素
4つ目の花粉症の根本原因、体内毒についてお話しします。
人体には、体内に取り込んだ毒素を排出するデトックス機能が備わっていますが、そのデトックス機能を超える量の毒素が入った場合は、体内に蓄積されていきます。
その毒素とは、PCBや、ダイオキシン、あるいは、残留農薬、建築資材などから出るいわゆるシックハウス症候群の原因となるようなホルムアルデヒドなどの化学物質などです。
その他にも、鉛やカドミウム、水銀、ヒ素、アルミニウム、ベリリウムなどの有害ミネラルが有害な物質と考えられています。
これらの物質が体内に入ると、さまざまなところに蓄積されて、その結果、花粉症やアトピー性皮膚炎、喘息のようなアレルギー症状を引き起こすのです。
だから体内毒素を身体に入れないことがベストなんですが、現代人にとってそれは不可能です。
だからこそデトックスが必要なんですね。
効果的なデトックスで花粉症を改善する方法について書きましたのでご覧ください。