今日、部下に頼んでおいた仕事を見事に失敗され大人気なく怒ってしまいました
頼んだ側の責任として途中経過などを確認しなかった私にも非があるのに、ついついカッとなり・・・
猛反省です
怒らなくてももっと違った対応ができるよう、修行が必要です
では本題の全身麻酔についてです
全身麻酔とはを一言で言ってしまえば「寝る」です
しかし私達手術室看護師はプロですからもう少し詳しく知る必要があります
一般的に全身麻酔には4要素があり
鎮痛・鎮静・筋弛緩・有害反射の抑制
の全ての要素を満たして、全身麻酔と言います
鎮痛ー手術による痛みを取り除く
鎮静ー意識の消失
この2つは言葉から意味は連想でき理解できると思うのですが、筋弛緩・有害反射の予防は聞き慣れない言葉であるため少しだけ解説します
筋弛緩とは・・・
筋弛緩薬(脱分極・非脱分極)を使用し、平滑筋の働きを止めてしまうことです。何故筋弛緩が必要かというと、挿管の時に口を大きく開けなければいけなかったり、開腹手術などの際、お腹に力がかかると開腹できなかったり麻酔・手術にとって不都合なことが多く生じるため筋肉の働きを止めてしまいます
有害反射の抑制とは・・・
麻酔をかける時、実は口の中に多くの唾液がたまります。しかし、全身麻酔をかけ始めると自分では排出することができません。また、挿管のとき唾液が多く存在すると困るため、唾液の分泌を抑制するよう副交感神経遮断薬を使用します。こういったことを有害反射の抑制といいます
これら4つの要素を満たしていれば全身麻酔と言います
前回記事にも書いたように麻酔は可逆的です
必ず麻酔から覚めることが麻酔の重要な要素です
しかし、この全身麻酔は身体に非常に多くの有害なことを引き起こします
実際目で見ることは難しいですが、細胞レベルでは非常に大きな変化を起こします
そのため細心の注意をはらい患者の観察をしていないと取り返しのつかない状況に患者さんを追いやってしまうことがあるため、麻酔については十分に理解してから業務にあたるようにした方がいいと思います
次回は鎮静についてもう少し詳しく解説します


