『企業ブランド』
今週は、「企業ブランド」について考えてみたいと思います。
野村総合研究所(NRI)は10月11日、
企業のブランド価値を金銭で評価するというサービスを始めました。
このサービスは、投信会社によるブランド価値の高い企業を中心とした
投資ファンドの設定や、投資家の投資判断などに活用することを目的に導入。
評価は、企業が公表している財務データから約三千社の上場会社を対象に行われ、
ランキング上位3位は、
1位 ソニー 5兆9,762億円
2位 本田技研工場 3兆2,723億円
3位 松下電器産業 2兆4,756億円
となっています。
さて、この企業の「ブランド価値」、一体どのようにして算出しているのでしょうか?
実はこの金額、経済産業省の研究会が開発したモデルをもとに
(1) 競合企業に比べ、どれだけ高い価格で販売できるか
(2) 固定客の存在により、長期にわたり安定した販売量を確保できるか
(3) ブランドを活用した異分野、海外での売り上げ
を数値化し、算出しています。
企業のブランドとはなんなのか。
これは投資の側面からの明確な定義ですが、
会社を選ぶ上でもちょっと参考にしてみてください。
◆今週の一問◆
みなさんの考える企業のブランドとはどのようなものでしょうか?
そしてそれはどのような意味をもっているでしょう?
考えてみてください☆
一問一答(10月11日)
◆ 今週の一問◆
商品のデザインは、その企業にどのような影響を与えるでしょうか?
考えてみてください☆
⇒豊かな時代にあって、消費者のモノの需要はほぼ飽和状態です。
そんな中、企業は商品を凝ったデザインにすることで、
他社との差別化ができるだけでなく、
所有欲に訴えるデザインは新たな購買意欲を発掘することができます。
また、今回のようにMoMAに展示されれば、世界的なPRにもなります。
できあがった製品には、モノそのものを商品とするメーカーの哲学や、
企業のカラーが表れます。
その企業の商品を切り口に、
企業研究をすることも有効かもしれません。
『MoMA~SAFE・リスクに挑戦するデザイン~』
今週は、MoMAの「SAFE・リスクに挑戦するデザイン」展を通して、
商品デザインについて考えてみたいと思います。
■ ニューヨーク近代美術館(MoMA)
近・現代美術専門の美術を一般に紹介することを目的に設立。
絵画や彫刻だけでなく、生活の中に潜むあらゆるアートを掘り起こし、
ビデオやポスター、車、家具などのデザインにまで及ぶ収蔵品を特徴とする。
米ニューヨーク近代美術館(MoMA)が10月16日から開催する企画展示
「SAFE・リスクに挑戦するデザイン」。
キリンビールが缶入りアルコール飲料の配送に使用している段ボール製のカートンも、
展示されます。
これは、直方体のカートンの四隅を切り落とした
「コーナーカットカートン」と言われ、同社が独自開発したもの。
持ち運びやすくすると同時に紙の使用量を減らし、
デザイン性も高いことが評価されました。
このカートンの使用で、年間800トンの紙の削減効果を見込んでいます。
MoMAの「SAFE・リスクに挑戦するデザイン」は、
機能性と技術の経済性という価値観の中での美の探究を提唱しており、
約300点が展示されます。
日本からはコクヨの「プニョプニョピン」や
タニタの「ブレスチェッカー」、
19社25点が出展し、来年1月2日まで展示されます。
伝統的にモノ作りが強い日本ですが、
機能美という点からはデザイン性でも活躍できそうです。
◆ 今週の一問◆
商品のデザインは、その企業にどのような影響を与えるでしょうか?
考えてみてください☆
一問一答(10月5日)
◆ 今週の一問◆
ライブドアのニッポン放送買収劇を受けて、
セブン&アイ・ホールディングスのように、敵対的買収を防止するために、
親会社子会社の関係を逆転させる企業がでてきました。
セブン&アイ・ホールディングス以外にどんな企業あるでしょうか?
⇒コクドと西武鉄道の関係も、ねじれの関係になっていました。
敵対的買収に免疫がなかった日本企業では、
大企業でもこのような逆転の関係が起きていたようです。
『内定式』
今週は、企業の内定式を取り上げて、
企業形態について考えてみたいと思います。
10月3日、多くの企業で内定式が行われました。
9月1日に発足した持ち株会社、セブン&アイ・ホールディングスも、
都内の本社で傘下のイトーヨーカ堂、
セブン-イレブン・ジャパン、
デニーズジャパンの3社合同による
来年4月入社社員の内定式を行いました。
3社合同で行われた背景には、
経営統合を内外に印象づけようという狙いがあったようです。
同グループはセブン&アイ・ホールディングス設立前、
ヨーカ堂が事実上の持ち株会社となり、
その傘下に大手コンビニエンスストア、
セブン-イレブン・ジャパンと
外食チェーンのデニーズジャパンがありました。
持ち株会社へ移行するのは、セブン-イレブンの株式時価総額が
ヨーカ堂を上回っているためヨーカ堂を買収すれば
セブン-イレブンも手に入るという
「ねじれ現象」を解消する狙いがあり、
それに加えて、業績が低迷しているヨーカ堂への
“ショック療法”の意味合いもあったようです。
企業の内定式には、その企業の経営方針と
来年から入社する内定者に向けてのメッセージが表れているようです。
◆ 今週の一問◆
ライブドアのニッポン放送買収劇を受けて、
セブン&アイ・ホールディングスのように、敵対的買収を防止するために、
親会社子会社の関係を逆転させる企業がでてきました。
セブン&アイ・ホールディングス以外にどんな企業あるでしょうか?