TODAY'S
 
枕雑草子

 

 

 

 

おはようございます。

朝は涼しくなり爽やかで気持ちいいです。

日中も少し涼しくなりました。

昨日の当ブログの訪問数は1507で、いつもより多かったです。

ありがとうございました。



昨日、会社でハウスみかんをもらいました。

超甘くて、美味しい!

久しぶりに食べる温州ミカン、やはり柑橘の中でもこれが1番ですね。

愛媛は柑橘王国と言われるだけあって、1年通して途切れることなく何かしらの柑橘が手に入ります。

 

 

 

  キリギリス

 

 

 

今日の俳句への挑戦は『虫の声』です。

秋の季語となります。

その中でキリギリスを取り上げたいと思います。

体色は緑色か褐色で、昼間にチョン、ギーと鳴きます。

声はさほど美しくありません。

 

キリギリスの種類、ニシキリギリスとヒガシキリギリスに分けられるそうです。関東地方のキリギリスはヒガシキリギリスになります。ニシは近畿地方以西ということですがヒガシと混生しているそうです。

 

東京に住んでた頃、キリギリスが多摩川にいるというので行ってみると、広い草地で、猛暑にめげず鳴いていました。

 

 

古くはコオロギのことをキリギリスと呼び、キリギリスのことをハタオリと呼んでいたそうです。

古くは……、とはいつのことなのか? 平安時代にその例が見つかっています。

その後の鎌倉時代から室町時代にかけてはコオロギやキリギリスを何と呼んでいたか、文献が見当たらなくなります。ようやく江戸時代になってコオロギのことを「コホロギ」と表記している例が見えるそうです。

 

 

イソップ童話のひとつである「アリとキリギリス」

夏の日、キリギリスはバイオリンを弾き、歌を歌って過ごしていました。その一方で、アリは来たる冬のために食料を一生懸命家に運んでいます。

冬になり、キリギリスは、食料を分けてもらえないのではと思っていましたが、アリは「どうぞ食べてください。その代わり、キリギリスさんのバイオリンを聞かせてください」と言ってくれたのです。

なるほど、キリギリスの鳴き声ってバイオリンの音色に似てますよね。

 

 

 

  私の俳句

 

 

 

私の俳句です

窓開けるとキリギリスのバイオリン

 

 

 

私の俳句です

虫の音にいつしか深い夢を見る

 

 

 

浜辺美並の俳句です

キリギリス死にかけ哀れ蟻の餌

 

 

 

  模範俳句

 

 

 

稲畑汀子の俳句です

虫の音を消して踏み込む草の丈

 

 

 

松尾緑富の俳句です

近くより遠くの虫の音に惹かれ

 

 

 

中島徳子の俳句です

虫の音の中に下り立つバスの人

 

 

 

ドラマ感想

 

【光る君へ】

 

感想:芳根杏子

 

内裏勤務は大奥と似ている

ドラマによく出てくる江戸時代の大奥に似てますね。

藤壺は、プライドの高い女房が多そうなので、マウント合戦が激しくなりそう。

まひろは、思ったほどはイジメを受けなくてよかった。

 

 

特命係

まひろは、帝が興味持つ小説を書くためだけに呼ばれた女

バックに左大臣が付いて、他の女房に文句を言わせない。

こんな人は珍しかったんじゃないでしょうか?

江戸時代の大奥でもこんな特命係は聞いたことがありません。

うーーん、コネがある人は強いですね。

道長と恋愛関係があってよかったね。

しかもWin-Winの関係です。

 

 

道長と帝のマウント合戦

今回は伊勢守任官をめぐっての意見が対立、でも不思議なことに喧嘩にはならないんですよね。

その伊勢守・平維衡は、伊勢平氏の祖となり、この維衡の系統から平清盛が出てきます。

 

 

朝廷も武力持ってもよかったのでは?

興福寺の僧が都に押し寄せ、朝廷に要求を突きつけます。

軟弱な検非違使の役人だけではどうにもなりません。

藤原隆家の主張する通り、朝廷も直属軍を備えておくべきだったかもしれません。この時代なら帝や藤原氏の威光で武士の選考採用が可能だったと思います。また、それだけの国家予算もあったと思います。

それをしなかったばかりに、これより少し後の時代には武士に政権をとられる羽目になります。

 

 

 

伊藤潤二とサンリオ

shopgirlさん

 

現在、伊藤潤二さんとサンリオのまさかのコラボイベントが開催されています。
イベントは凄まじい人気で、「入場制限」「購入制限」が行われる程です。
(行こうと思っている方は事前に確認をしておいた方が良さそうです)

伊藤潤二さんは世界で最も有名な日本人漫画家の一人で、その人気と知名度は手塚治虫さんや鳥山明さんなどのレジェンド漫画家と同じレベルです。

特に韓国では絶大な人気で、人気キャラ「富江」の美貌を真似した「富江メイク」は韓国で大流行し、その後日本の若い世代でもブームになってます。

伊藤潤二さんは女性からの人気が高いですが、その理由は「絵の美しさ」です。
伊藤さんは「全ての漫画家の中で美女を描くのが一番上手い」と言われており、「絶世の美女を描かせたら右に出る者はいない」と言われる天才です。

また、伊藤潤二さんはジャンル的にはホラー漫画家扱いですが、実際はホラー漫画家というよりギャグ漫画家と言った方が正しい気がします。
伊藤さん本人も言っていますが、ホラーとギャグを両立させた作風でなので、「絶世の美女が出てくる、物凄く怖い絵柄で描かれたギャグ漫画」というのが実態に近いと思います。

なので、元々「伊藤潤二ファン」「富江ファン」の若い女子はもちろん、それ以外の方もぜひ今回のサンリオコラボをチェックしてみて欲しいです。
特に「ギャル富江」というパワーワードが話題となっているので注目です。


(詳しい紹介は私のブログに書いたので、もし興味があれば覗いてみて下さい)

 

 

 

 

今日の皆さんの 俳句、 短歌、 コメント    コーナー  

 

『虫の音』関連で、俳句、川柳、短歌、エピソード、コメントを送ってください。

その他、ブログで取り上げた話題についても感想を募集しています。

俳句やコメントは初めてという方も大歓迎です。

 

 

 

SAKU 〖夢来菴(むらいあん)〗さん

伊藤潤二!
好きです!
富江シリーズ読んでましたよ~

ドクトクのタッチの描写が、ホラー感を強調していて、魅力的なんですよね
今期も原作がアニメ化されていますし、ファンが多い漫画家ですね

あ、サンリオとのコラボはビックリしました(笑)
でも可愛くてイイと思うのです
 

 

 

ハイジャン男さん
おはようございます。福岡市は、曇り時々晴れ、気温24℃です。涼しい朝です。
新涼を憶えつ二度の寝入りかな
(2004年8月丘ふみ游俳倶楽部より)
さあ、起きて、杏子さんの俳句のお題「虫の声」の中のキリギリスで一句です。

アイドルの歌声響くきりぎりす

これは、杏子さんに認識されているか?山口百恵の「横須賀ストーリー」からの作句です。たしか、「🎶これっきりこれっきりもうこれっきりですか🎶」と始まります。百恵さんは、三浦友和の奥さんになり、芸能界引退でした。それっきりでしたね。(笑)あっ!私は、三浦友和と山口百恵が結婚式を挙げたサンフランシスコのサウサリートの教会で式を挙げました!キリギリスが思い出させてくれました。これは、今日の記事かな?(笑)

 

 

 

やなさん

8月中旬頃から、東京・下町の住宅街でも秋の虫が鳴き始めましたが、私は鳴いている姿を一度も見たことはありません。

秋の声姿見せぬかキリギリス

 

 

 

がんばる!すーさん

キリギリス 秋の夜長に 演奏会

虫の音は風流ですね。日本人にしか分からない。

 

 

 

yukikostarlightさん

虫の声駅まで暫し演奏会

朝はだいぶ涼しくなりましたね。このまま秋に突入して欲しいです。

 

 

 

美蟲角さん

流れゆく時のまにまにキリギリス

 

 

 

原遊子さん

深窓のきみをたずねきて虫の音にぞ驚かれぬる

 

 

 

4185yoiyagoさん

今朝の一枚。主宰殿おはようございます。幅長ネック。なんと言っても生地の光沢。織でしょうか、いいもの感一目で。ポーズの重心移動が服の上下に現れますね。

俳句日記。窓開けるキリギリスのバイオリン。優しい蟻の家族が聴き入っています。2句目。虫の音にいつしか深い夢をみる。身体を休めているとうとうと。この音色は夢なのそれとも夢が音色なのか深く深く。
浜さん句。死にかけ哀れ蟻の餌。まだ死んではいない、長い脚が少し動いている。

光る君へ。大奥の原型は朝廷にすでに。朝廷にも武力。武士を低く見ていたのでしょうね。朝廷への武力返還は明治維新の要。でも徐々に軍事独裁に。重なるクーデターには民衆も新聞も同情的だった。この歯止めが文民統制なんですが、この歯止めが崩されつつあるような。歴史は繰り返すためにある。どうでしょうか。
平安後期の物語は示唆に富んでいるようです。そこに紫式部がいた。

shopgirlさん。伊藤さんのコラボ作品、何故か現ドンキのCM思いました。歩くだけなのにあのインパクト。


虫の声右耳は姉の長電話

リハビリを頑張りなさい百日紅

 

 

 

fasutonneさん

出来ました一句~、
本当はきりぎりすになりたい蟻

なりたいけれどなれないのが人の世ですね。

「光る君へ」
伊周がこれほど粘っていたとは思いませんでした。はらはらさせますね。逆に平維衡を任官したところから武士に取って代わられる芽になったのではないかなぁと思いました。直属を付けると、その武人が力を持ってもっと早くに取って代わられていたかもと思いましたよ。分離していたことで一系でこられたということじゃないかなぁとも思います。まぁ、お上を置いて取って代わるという武将もいなかったのも不思議物語のような気もしますが、それが八百万の神の国ということなのかもしれません。

 

 

 

けいさん

キリギリス まだまだ鳴かぬ 夏のよう
まだまだ酷暑も終わらずキリギリスの声が聞こえてこない気がするので。。

虫の声 鳴き声忘れ 住む土地よ
僕が住んでいる地域では住み始めた頃からも虫の声が聞こえないとこなので虫の鳴き声も忘れてしまってます。

キリギリス 山へドライブ 聞きに行く
キリギリスの鳴き声を聞きに山へドライブに行こうかなって思ったりします。

 

 

 

ぱるみんさん

こんにちははじめまして、一句お願いします

キリギリス楽団愉しむ月あかり

 

 

 

よねちゃんさん
令和なり 時短で働く キリギリス
働き者はアリさんでしたっけ?

秋になり 虫の鳴き声 響く夜
昼間はまだ暑くても、夜になると、どこからともなく虫の音が聞こえてくるようになりました。

 

 

 

mjt-5933さん

道長と帝のマウント合戦
一条天皇は相手が悪かったですね。
道長は藤原氏全盛時代の最強の人物。
なにせ、娘4人を天皇、皇太子の正室(中宮)に送り込んで、権力をふるった人物。
一条天皇も30才そこそこで崩御すると、次の三条天皇は道長と対立。道長に退位を迫られて退位となります。
しかし、三条天皇の娘、禎子内親王。その子である後三条天皇は170年ぶりに藤原氏と外戚関係がなく藤原氏から主導権を取り戻していく。

朝廷も武力持ってもよかったのでは?
私も、当時の道長の強硬な判断の理由。是非に興味をもちました。
道長の判断は、時代を先取りしなかった意味では甘かったのかも。平維衡を警戒したのももっともですが。
というのも、11世紀後半には、天皇が上皇となり権力をふるう院政の時代となり、その時設けられた上皇直轄の武士団「北面の武士」の制度では平氏が台頭していきます。