名駅からふらっと向かった「立ち呑み焼きとん大黒」さん。
いつものように、店先から元気な「いらっしゃいませ~」が飛んでくる。
その声を聞くだけで、仕事モードから一気にオフに切り替わる。
カウンターの中では、かわいい女性店員さんがテキパキと動き回りながら満面の笑顔。
おじさんはその笑顔だけで、もうメロメロだ。
ただ、この日はとにかく暑い。
店内に一歩入った瞬間に、ムワッとした熱気で、エアコンが無いことを思い出す。
夏場に来るのは初めてだったのか、店員さんも、隣で飲んでいるお兄ちゃんも、みんな汗だく。
「今日はちょっと来るタイミングを間違えたか…」と心の中で苦笑いしているところに、
「まずは、飲み物どうぞ~」と明るい声。
ここまで言われたら、もう引き返す選択肢は無い。
「とりあえず、氷のいっぱい入っているアレちょうだい」
そう頼むと、すぐに「大黒ハイボール」が目の前に到着。

グィっと一口流し込めば、キンキンの冷たさが喉から体に染み渡る。
ふ~っと息をついたところで、ようやく腰が落ち着いた。
最初の肴は「ればテキ」。
ごま油の香りがふわっと広がり、モチっとしたレバーの食感が口いっぱいに広がる。
続いて「もつ煮込み」。

しっかり煮込まれたもつと味のしみた汁が、また一口、もう一口と箸を進める。
焼きあがった「レバ焼き」と「ハツ」も登場。
香ばしい匂いと、噛むほどに出てくる旨みで、もう十分すぎるラインナップ。
味は文句なしなのに、汗が止まらないのが今日の悩ましいところだ。
ハイボールが進み、ほろ酔い気分になってきたあたりで、そろそろ潮時。
長居はせず、サッと撤収するのが立ち飲みのいいところでもある。
外に出ると、夜風も熱はあるが、それでも店内よりは少しマシに感じる


















