オールウェイズ・朝日町の夕日 -6ページ目

生まれて初めての飲み屋

高校2年の年明け。

同じ中学を卒業し、進学せず県外に就職した友人が遊びに来た!

職業柄職人同士の付き合いから、かなりの酒好きに成長してた。


「何か面白い事ない?」


「無い・・・」


そう答えると、突然立ち上がり


「よし!今日どこか飲みに行こうか?おごるから!」


と、言い出す。

正直焦ったあせる

一度も言った事が無い・・。

ネオンは見るが、その中で何が繰り広げられてる事など知らなかった。

しかも、酒と言っても、時々高校の仲間と家の焼酎を盗んで、オレンジジュースで割って飲むくらい・・・。


彼の希望も有り、他2名に声をかけ4名で行く事になった。


午後8時に私の自宅に集合し、徒歩で行く。

誘ってくれた友人を除いては初めての経験だ!


間も無く、その店の前に着く。

心臓がバクバクする。

慣れた感じで早速店に入る友人。

それに続いて入る。


店内を見渡すと、煌びやかな照明が先ず目に入る。

店内は意外に暗めだった。

他の客が2組既に出来上がってる。


「いらっしゃいませ~!みんな若そうだね?何にする?」


「ウイスキーを水割りで!」


と、慣れたオーダーをする友人。

店の女性におしぼりを貰い、手を拭く。

一応、我々は高校生・・・。

実際は17歳だったが、建設作業員の18歳として打ち合わせる。


我々の席に20代後半と思しきホステスが来た。

根掘り葉掘り我々の事を聞いてくる。

ドキドキしながらばれない様に答える。


カラオケを勧められ、先ず誘ってくれた友人が歌い始める。

ド・演歌だ!

他の客も演歌ばかり歌う。

我々も歌えと言われるが、演歌は知らない・・・。

何でも構わないとは言うものの、その場の空気で当時好きだったBOOWYなんて歌えない。

カラオケ事態経験が無かった。


そうこうしてる内に、結構な量の酒を飲みテンションは上がってた。

やがて、30代くらいの5人組みが入ってきた。

入り口のドアが開くたび、ビクビクして見入る。

親の知り合いや学校の先生等と鉢合わせすれば完全にアウト!

神経は常に尖らしてた。


要約、勘定の時。

ここでトラブル発生!

友人が飲み代を支払い出ようかとした時、先ほど入店してきた5人組みと揉める。


原因は、その5人組の一人が、


「お前見ない顔だけど何処のモン?何歳?」


と、しつこく絡んできた事から始まった。

完全に怒りが頂点の友人が、


「お前ら表に出ろ!」


と、啖呵を切って外に出てきた。

その時点では原因がわからなかったが、わかることは友人が誰かとケンカになる事だけ・・。

我々メンバーも参加する。


「やるならやろうか?後でゴチャゴチャ泣き言は聞かんぞ!」


と、勢い良く突っかかる。


すると突然、相手の一人が、


「お前、たしか高校生じゃない?ここで揉めてる場合じゃないぞ。通報されて警察着たらどうするの?」


と、言われ一気に酔いが覚める・・・。

何も言い返せない・・・。


しかし、何故バレてるの?


結局、相手側が謝罪してくれ落着。

取りあえず補導は免れた。

帰りながら何故バレたのかを考えた。


わかったのが翌日の事。


時々、バイクのガソリンを入れに行くスタンドの連中だった。

普段は制服に帽子姿の連中なので、全くわからなかった・・・・。

当然向こうは、客の顔は覚えてる・・・。



それ以降、そこのスタンドには行かない様にした。


初めてのスナック初突撃はそんな夜だった・・・・。

友人のナンパのおすそ分け

鹿児島市内で仕事があった。

失業中の友人も暇潰しに同行する。

客との接見中は、友人はパチンコ屋喫茶店で暇潰しをしてる。


たまには市内で遊んで帰ろう!と、なり早めに仕事を切り上げる。

遊びの内容は決まってない。


夕方6時にお客から電話が入る。

どうしても今日中に話をしたいとの事で7時の約束をする。

その事を友人に説明し、友人は適当に時間つぶしをするとの事。


午後9時にお客とわかれ、友人に電話をした。

思いがけないサプライズ!


「暇で、その間出会い系サイトで女性二人をゲットし、既に車に乗せてるから早く来て!」


と、言われ急いで待ち合わせ場所に向う。

鹿児島市内のフェリー乗り場の駐車場。

友人の車に近づく。

後部座席に話の通り2名の20代前半の女性がいる。

しかも2名ともかなりのレベル!


車から少し離れた場所に友人が呼ぶ。


「あいつら兄弟らしい。どっちが良い?今にうちに選んどこう!」


「お前がゲットしたから、優先順位はそっち。残った方で良いよ!」


と、打ち合わせ。

どちらも良いラブラブ!


結果、友人が姉、私が妹となった。


取りあえず、腹ごしらえを兼ねてカラオケボックスに入り、食べ物やアルコールを注文する。

酔わせて口説くのは友人の良く使う手だ!

実際は、私と合流する前にホテル行きの約束は成立してたらしいが、あまりのあっさりした承諾に、友人が冷静さを失っており、取りあえず軽く酔ってからとなった。

正味1時間程で、その妹の方が、


「ねェ、何処のホテルに行くの?私たち夜中とか家に帰れないし、泊まりで良いんでしょう?早く行かないと満室になるんじゃない?」


と、驚き発言!

その発言に我々2人は、思わず顔を見合せたかお

足早にカラオケを出て、天保山のホテルに入った。


館内に入り、部屋を選ぶ場所で女性達に選んで貰い、いざエレベーターに乗り込む。

突然、友人が、エレベーターを出て、


「ちょっと来て」


と、呼んだ。


「お願い!俺、妹に行かして。何か見てたら妹の方が良い」


と、言い出す。

快く承諾するが、突然のパートナー変更に説明のしようが無い。

沈黙のエレベーター内・・・・。

各自それぞれ二手に分かれて入室する。


取りあえず、変更の理由を説明しなきゃ、密室では少々きついガーン

そこで最大限の知恵を絞り、


「向こうの彼が、姉ちゃんの方が良いから俺に譲ってくれたんだよ。俺も実は嬉しかった」


と、話すと喜ぶ。

それから風呂に入ったりしてのんびり過ごす。

時間は深夜1時。

部屋のノックを叩く音がする。

開けると、友人が立ってる。


「チェンジしない?」


エ~ッ!?叫び


まだ、何も・・・・してない・・・。


その事を告げると、諦めて帰っていった。

翌朝、ホテルの駐車場で合流し、車に乗り込む。

ファミレスに行き、時間を潰す。


友人が、


「姉ちゃんはどうやった?俺、姉ちゃんに行きたい!」


「行けば?俺は妹と適当にブラブラして待つよ」


と、なり2人で出て行く。


「あの人と姉ちゃん何処に行ったの?」


と、妹の方から聞かれるが答えようが無い・・あせる


30分ほどして帰ってきた!


「早かったね~。車でしたの?」


「うんにゃ、口説いても駄目だった・・・汗何でかな?とにかくこのままじゃ収まりがつかん。もう1回妹と行って来る!悪いがホテル代貸して!それともう1回姉ちゃんを口説いてみてん。もしお前も断わられたら俺も引っ込みがつくから・・・」


と、言い一万円持って出て行った。


友人の言うとおり口説く。


「夕べのじゃ物足りなかった。今から1時間だけホテルに入らない?」


「別に良いけど、妹達とバラバラになるけど大丈夫?」


「携帯電話で言うよ」


友人に電話する。

友人は、


「マジ?何で?俺、拒否されたんだろう?こうなったらホテル代勿体無いから、野外で妹とする!」


とキレ気味に言い出す。

市民文化センターの裏の駐車スペースに車を発見!

おそらく、この公園内の茂みに居るはず。

我々も車を停めて覗きに行く。


すると、黒いロングコートをなびかせ、裸足で小走りにこちらの方へ向ってくる妹。焦って追いかける友人。

友人が、


「もうこいつらさっさと別れて帰ろう!」


と、ふて腐れ気味!


後で、事情を聞いた。


マニアックなプレイを野外で試みようとしたら、妹が急に拒否したらしい。

それに加え、姉に拒否され少しテンション下がり気味が荒々しい行為になり、妹の方が怖がり始めたとの事。


それじゃあ、恥ずかしくて居られないのも理解する。

私が、2人を港まで送り、その後友人と合流した。


互いに昨夜の報告会の為に。


最後まで、いや、数年経っても


「あの時の姉妹の姉ちゃんの方は良かった~。やりたかったなぁ~」


と、ぼやく友人。


時々、その友人との会話で思い出す。


やっぱり、最初のエレベーターでの交代劇が無かったら、状況は違ったはず・・・。

思春期時代の隠れ家発見!2章

目覚ましを深夜1時にセットする。

しかし、「ひょっとしたら?」と、勝手に妄想してしまい中々眠れない・・かお

正味1時間程寝た後目覚ましが鳴る時計


静かに家を出て、チャリンコに跨り闇へと向う。

無我夢中でペダルを漕ぎ昼間の場所に到着する。

時間は、深夜2時前!


家の前の路上には、駐車中の車が既に来てる。

先客有りと考える。


静かにその家の前をゆっくり通過すると、ピンクのカーテンは閉まり、サッシは開いてる。

家の中には人気もある。

深夜の田舎町、辺りは静かだがその家から洩れる話し声は意外に響く・・・。


数十メートル先にチャリンコを置いて、徒歩で近づく。

噂通りの事があるのかを一応確認したくなる。

話し声は、何か友人との家飲みモードの様子に思える。

時に笑い声も聞こえる。

早く室内の電気が消え、その後の出来事に期待する深夜徘徊の自分・・・ショック!


「早く始めんかぁ~!いつまで待たすんかぁ!」


と、心の叫びを何度も発する!


するとカーテンに人影が写り、動きがあった!

身をすくめ、見入る!

どうやら先客は帰るらしい。


「又、おいでよ。」


と、玄関から先客の男性とその家の女性が玄関から出てきた!

ハッキリ見えないあせる

玄関の街灯が逆光でシルエットしかわからない・・・。


先客は見送られ、路駐してる車に乗って走り去った。

そこの住人は、家に入り、街灯も消えやがて室内灯も消えた。

恐らく寝たんだろう・・・。


結局、期待する事を確認する事は出来ない。

しかし、その女性のシルエットだけは確認できた。

顔はわからないが、想像では良い女に思える・・・ あくまでも想像・・・得意げ


この日は期待してた事は無く、家に向かう。

時計は朝方4時過ぎ・・・あせる


学校で友人に対しての土産話に位はなるだろう。

次回は、もう少し早めに目覚ましをセットする事にして挑む決意!


次の深夜の突撃に、まさか数人に増える事になるのは、その段階で想像できない・・・ 続く