オールウェイズ・朝日町の夕日 -41ページ目

大口のラーメン屋

これも昔のお話・・・


ラーメンと言ったら、私の中では出前が定番だった。

子供の頃にラーメン屋の暖簾を潜った記憶が無い。

毎週土曜は、給食が無く、三時間授業で帰宅は12時半位だった。

その時で出前す頼む店は違ったが、大体両親の一存で決まる。


30分も待てば出前が届く。

最近ではあまり目にする事は無くなったが、昔はほとんどの店が独特の届け方をしていた。


どんぶりに麺や具材は当たり前だが、スープは入ってない。

別に持ってきた保温の容器にスープが入っていた。

どんぶりのラップを取って、各どんぶりに注いでくれる。

そうすれば、伸びた麺を食べなくて済むし、スープも温かい。

最近はそんなサービスは聞かない・・・。


店によっては、子供向けの「チビッコラーメン」と言うメニューもあった。

当時の私と妹には丁度良い量だった。


どこの店が旨いか?


との答えも賛否両論ある。


旧羽月駅前の「駅前食堂」

山野の「いがらし」

等・・・がダントツで出る。


確かに、「駅前食堂」に行けば食堂と名の付く店にも関わらずお客はほとんどラーメンを食べている。

「いがらし」は、店内が狭く、常連の人は先に注文し、店先に路駐した自家用車の車内で食べる人も居た。


私自身も、何処が一番かはわからない・・・

気分でこってりかあっさりかも日によって違う。

更にその日の空腹状態にもよる。


こってりなら、国道268山野の「まりも」の味噌!

あっさりなら、「天女」

ガッツリなら菱刈の「城」のラーメン定食!


アッ!腹減ったあせる

大口の熱血ラグビー馬鹿物語 外伝~大分紀行編~

監督と保護者のサプライズに出発!

宿舎の玄関先から徒歩で一般道に向かう。

宿舎から一般道に向かう道のりは、マスコミなんかでも有名な通称「カメルーン坂」を歩く為だ!

サッカー経験者の子供達は興奮気味で下る。

しかし又その坂は急で、意外に長い・・・。

一般道に出た場所に保護者らの車が待機してあった。

一路、道の駅と隣接する「鯛生金山」に向かう。


到着し、早速金山跡の見学をする。

坑内は、観光用に整備され説明用のプレートに見入る。

とは言っても、中学生。

夏休みの自由課題の題材として熱心にメモを取る者も伺える。

約1時間の坑内探索をし、自由行動。


名物の「わさびソフトクリーム」を買う親子や、家族にお土産を買う親子と様々。

集合がかかり、


「今から砂金採取をしましょう」


と、伝えられた。

場内には、3つの大きく長い水槽がある。

プラスチック製の網目の容器を各自貰って開始!


これには性格が出る。

家族で参加してた親子は、真剣そのもの・・・

無言で貪り、砂をかき分ける。


救えば必ずゲットする者と、中々取れない者とに大きく分かれる。

監督曰く、集中力がある者は見つけ方も上手いと賞賛する。

次期有力選手の観察をしてると思いきや、気が付くと監督家族も目の色を変えて砂金採取に燃えていたあせる


1時間の砂金採取も終わり、ゲットした砂金で思い思いのアクセサリーを作って貰う。

自分用の携帯ストラップや、母親にお土産のペンダント等・・・

ひとつもゲット出来なかった者に、多くゲットした者が分けるといった光景もあった。

自然に助け合う精神が、ラグビー以外でも行われる。

普段厳しい練習に耐え、怒号に耐える子共達には、確実に紳士さと愛情は染み込んでると実感した瞬間だった。

最後に全員で記念撮影。

監督の要望で各家族ごとに一枚記念写真を撮ろうとの事から、順番に撮る。

思春期の子供。照れからか素直に撮りたがらない。

一方母親は、嬉しそう。


「最近は、年頃のせいか中々一緒に撮らしてくれない汗


良い機会だった。



次に保護者の方の御好意で渓流での釣堀をした。

全員竿を持って、思い思いのポイントに立つ。

一人の者が釣り上げると、全員そのポイントに場所変えする現象があった。

と、言えば誰も居なくなったポイントに残り、ゲットを企む者と、性格が出る。

釣った川魚は、受付内の厨房で調理してくれた。

やはりここでも、多めに釣った者が、一匹も釣れなかった者に分け与え精神が出る。

30分後釣った魚を食べ、宿舎に戻る。

大分最後の夜。

夕食のメニューは「カレー」


誰が何杯食えるかチャレンジ!


が始まる。

事前に公言してたムードメーカー EI君が、


「俺なら10杯は行く!」


そんな中スタート!

全員2杯目までのペースはほぼ互角。

3杯目を断念する者続出。

結局、3名が5杯目に挑戦中!

事前に公言してたEI君がため息をつきながら手が止まった状態。

結局ギブアップ。

最高6杯が居た。

ラガーマンにしてはかなりの細身な者が大食いチャンピオンとなる。


部屋に戻り、最後の夜を満喫する子供達。

部屋からは、灯りと話し声が深夜まで洩れていた。


                                    明日に続く・・・


朝日町の某商店のオバちゃん

住まいの近くに2件のお店があった。

1件は今も娘さんが引き継ぎ存在する。


自宅横の商店と真向かいの商店がある。

隣の店は、愛想の悪いオバさんと物静かなオジさん夫婦が営む。

店内には所狭しと、雑貨や日用品、子供のおやつ等が販売してある。

店先には、10円パチンコ等が並び、近所の子共達が多かった。


一方、真向かいの商店は、おばあちゃんが営み、娘さん夫婦も一緒に切り盛りしてた。

品数はそこまで無かったが、親切な家族だった。


子供ながらにそれぞれの店に気を使ってた。

夏場にアイスが食べたくて買いに出る。

食べたいアイスの種類が隣にはあっても、真向かいには無い時が大変。

隣の店に向かう途中、真向かいのおばあちゃんが店先に座りこっちを見てる。

気まずい中、見ない振りして隣に向かう。

購入し、再度目が合わないように帰る。


対照的に、真向かいの店で買い物をし、袋を提げて道路を横断するとき、隣のオバさんが私の方を見てる。

しかも、睨む様に・・・ガーン


何も知らない妹が、隣の店におやつを買いに行った時の事、


「あんたん家のお兄ちゃんはあっちの店で何か買うてたよ!あんたもあっちで買えば良いのに」


と、わずか6歳の子供に本気で嫌味を言ってた。

しかし、その店は売り切れが無いため、やはり行くしかなかった。

後日、隣の店に行った。

根に持つ性格なのか、こんな事もあった。

キングチョコパンかロケットパンのどちらを買うか手に取り悩んでた。

正味1分位の時間だったと思う。

奥の茶の間から真っ赤な顔をしてこちらに来た!


「あんたは、そんなズーッと持ってたら品物が傷む!早く選んでお金を払ってさっさと帰りなさい!」


と、怒られたあせる

結局ロケットパンに決め、支払いをして出た。

それ以外に、ある日、母から調味料が切れたので急いで買ってきて!との事で、向かう。

店の奥から変な音がしてた。


「すいません・・・甘口しょうゆはありますか?」


と言うと、


「アッ?こっちに来て言いなさい。オバちゃんは大正琴の練習中だからそっちに行けないから。ここでお金を貰うね!」


1000円札を預って来てるので当然お釣りが発生する。

オバちゃんは、


「おつりが要らないように持ってきなさいってお母さんにちゃんと言っときなさい!私は、来週発表会があるから間違ったらどうしてくれるのよ!」


と、言われ、思わず、


             ごめんなさい・・・・


と、言うしか思いつかなかった・・・。

今考えると信じられない事柄だった。

昼間とか近所の子共達が数人でジュースやお菓子を買って食べながら店先の10円パチンコで遊んでいた時も、


「シーッ!あんた達が何十分も店の前に居たら他のお客が来なくなる。あっちの店に流れていくからさっさとどけ!」


とも言われた。

聞けば、その夫婦には子供が居ないらしい。性格には子供嫌いとの事。


「オバちゃんこれ幾ら?」


と聞けば、


「80円よ!さっさとお金払って出てけ!」


は、ほとんどの子供が言われた。


反面、真向かいの店の人は違った。

ジュースを買いに行くと、


「今日は特に暑いからノド乾くね~。ここの中で飲んで行きなさい」


とか、両親の帰りが遅いのを見かねて、


「お腹空かない?うちでご飯食べて待ってれば?」「お金が足りない時は後から持ってくれば良いよ」


と、親切だった。


数年ぶりに朝日町を車で通った。

隣の店は既に無くなって居た。

オジさんとうるさかったオバさんの安否はわからない。

しかし、真向かいの店は今もしっかりと商売を続けておられた。

嬉しかった。

店先の椅子には今は、娘さんが座っていた。

30数年前のおばあちゃんが座ってた様に。

何だか安心してしまった。

商売の継承と同時に、スタイルまで継承されてるのにも、驚いた。


朝日町商店街は、すっかり変化した様に見えたが、所々に当時の面影が残ってた。