おのころ心平です。
に続き、
「味覚」と「温度感覚」からのメッセージです。
味覚と温度の関係は、味覚が温度に依存して
変化することに表われています。
たとえば、
塩味は17~40度の間では
温度が高いほど強く感じます。
苦味は37度以上になって急に強く感じられます。
甘味は35度でもっとも鈍感になります。
味覚からのメッセージ
↓
「味わい深い人生」と言いますが、
人生って、どうして「味わう」のでしょう?
味わい深い人生とは、
カラダに入ってきたものを溶かし、
変容させる能力を十分もっている様子を
比喩的にさすものです。
砂やビニールや髪の毛は
口のなかで明らかに違和感を生じますが、
これらは唾液に溶けないものだからです。
味というのは、
これまでどんなブレンドで唾液が出たのか、
過去の体験が反映されるそうです。
これまで人生で味わってきたものこそ、
これから未来のカラダをつくる材料に
味をつけることになっているのです。
なるほど、人生は「味わう」とは、そういうことか。
現代の食生活において、
もちろん食材選びはほんとうに大切だと思います。
いまの世の中で、信頼できる食べ物を探す
アンテナはとても貴重です。
でも、せっかくの食材も、
ちゃんと唾液が出ていない食べ方をしていては
もったいない。
「ああ、おいしいな~、
今日も食事が楽しみだな~」、
そんな気分で、誰かと会話しながら食べる食事こそ、
食材を上回る最高の調味料なのかもしれません。
・歯痛、
・口内炎の痛み、
・胃痛、
・左腹部のガスペイン(お腹がはって痛む)、
・腹部やリンパをマッサージしたときに生じる痛み
などは、
「ゆっくりいまを味わっていますか?」
という味覚からのアラームです。
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温度感覚からのメッセージ
↓
現代は、デジタル化社会で、
コンピュータ言語も0と1で成り立っています。
「0か1」
「オール・オア・ナッシング」
「病気か健康か」、
デジタル社会は二者択一的に
結論を急ぐことになりがちですが、
カラダにとってこれはあまりなじみません。
僕らのカラダは常に変動し、
じわじわとしたグラディエーションのなかで、
0と1の間の小数点を行き来しながら生きています。
温度感覚とは、
この「相対的」な世界を象徴する感覚なのです。
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そして、相対的とは
「他との関係において成り立つさま」と辞書にはあります。
温度は、高いところから低いところに流れますが、
温度感覚とは、この「流れ」を感じる感覚と言えます。
温度は、一人では感じられないもの。
自然との関係、社会との関係、宇宙との関係、
ほんの小さな一輪の花との関係、
もちろん、周囲の人との関係・・・。
そして、そうした関係のなかで、
ちょっとした感動をいつもできることが
とても大事なんだと思いました。
・右腹部の痛み、
・冷えによる急激な腹痛、
・生理痛、
・腰まわりの鈍痛、
・風邪による節々の痛み、
そのような痛みは、
「周囲からの助けを拒絶して
ひとりでがんばりすぎてないか?」
という温度感覚からのアラームと言えます。
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