がんについて考える。(まとめ…きれなかったので続き) | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

がんについて考える。まとめ…の続きです。


がんについて考える。(1)


がんについて考える。(2)


がんについて考える。(3)


がんについて考える。(4)



***


おのころ心平 - ココロとカラダの交差点


もう一度、上の図を、別視点で眺めてみましょう。


左側に点線矢印を書いていますが、これは、
抑圧の方向に、「交感神経のはたらき」を表しています。


交感神経とは、自律神経のひとつで、

カラダの緊張を強化し、エネルギーを集中させ、

下の層へ下の層へと移行させます。


いっぽう右側にある上向きの点線矢印は、
副交感神経のはたらき」を表しています。


副交感神経は、カラダを緩めて開き、解放的に、はたらく神経です。


交感神経は、「今は、出力してはダメだ」

という脳の指令にしたがって、
その伝達情報をカラダに伝えています。


感情表現や生理的欲求は、具体的にはこの交感神経が
ぐぐいっとカラダに押しこめていくのです。


交感神経は脳の指令には従順なので、

カラダを一時的に緊張させます。


しかし、抑圧し、閉じ込めたエネルギーは、

時間差があったとしても、

あとでしっかり解放していかなければなりません。


副交感神経は、

カラダを緩め、休め、回復させることで、

それを担当しています。


交感神経もほんとうは、とても大切な神経なのですが、


ここでは、時間的制約や社会的常識、

他人との関係において自分の欲求を抑えこみ、
カラダを閉じる
方向に、はたらくと考えてみましょう。


一方、副交感神経は、


自分を開放すること、自分を開く方向です。
楽しみながらゆっくりと食事をとっているとき、

ゆったり気分でお風呂に入っているとき、

そして、ぐっすりと眠るときに大いに働いています。


現代生活においては、放っておいても、

閉じる方向の交感神経が優位になります。


ですから、日常生活において、意識的に

副交感神経を開放していくこと、

自分をオープンにしていくことが必要になるのです。


具体的には、


・快便、快尿、吐く方を意識した呼吸、


・よく噛んで、唾液や消化液がちゃんと分泌される食事、


・熟睡。睡眠は、ココロが「顕在意識の領域」から、

潜在意識の政界へとリリースされる行為、


・そして、涙や笑いなどココロをオープンにすること。



***


交感神経(閉じる)、副交感神経(開く)の関係において、

vanillaさん が、非常に鋭いことを考察してました。


「おのころさんの考えで言うなら、カラダが閉じて閉じて、

そして、固まりにまでなってしまった腫瘍を、最終的には、

「手術」という医療の手を借りてまで、人のカラダは外に出したいのね」


なるほど…、さすが。


開腹手術(かいふくしゅじゅつ)というくらいですから、

人は、物理的に「腹を割って」まで、

自分の内側を表現したい生き物なのかもしれません。


カラダの内側に、いろーんなエネルギーを、ためてためて、

とうとう物質化されてしまった腫瘍…、


そこには、一筋縄ではいかない、

それはそれはせつないストーリーが宿っているでしょう…。


***



がんについて、しっかり考えたいと思います。


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