日常の才能化(31)カラダの認識は4つ。その2 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おはようございます。
おのころ心平です。


おのころ心平 - ココロとカラダの交差点


この方、調香師、辻先生。その経歴もすごいのですが、


うーん、はまってしまった香の奥深い世界。

・・・というより、辻ワールドにはまったというべきか。


昨日、淡路島のエクシブにて開催された辻先生の調香会に

参加してまいりました。


「自然の中に、単体で存在するものってありますか?」

「自然の樹木や草花は、それぞれの香を出し合って、瞬間瞬間、自然の香を創造している」


この言葉、真髄です。


個性を出し合って、世界を創造している。

これは僕ら、人間にも当てはまることですね。


2時間の受講でしたが、すごく濃密な時間でした。

シュールで、シニカルな物言い。しかし、その奥に広がる重厚感。


辻先生、やはり、タダ者ではない。

僕はどうやら、すごい人物に出逢ったようです。。。


辻先生のブログ。

どうぞ、一度、調香会に参加してみて下さい!



***


では、昨日の続き。

カラダの認識には、四つある


これは、僕の敬愛する上野圭一 先生から教えてもらいました。


その4つとは、


1.息(呼吸)

2.食(消化力)

3.動(運動)
4.想(瞑想)


今日は、「動」と「想」について僕なりの考察をしてみます。


***


3.動の認識力


「動」の認識力は、ボディワークで鍛えることができます。

アレキサンダーテクニーク、ヘラ―ワーク、フェルデンクライスなど

さまざまなボディワークがありますが、整体、均整法などでも、

まずは、自分のカラダのクセを実感させられます。


私たちは、カラダの動かし方に個人的なクセを持っていますが、
それは、無意識レベルでのココロのクセを反映したもの。


首、肩、肘、手首、腰、股関節、膝、足首など大きな関節には特に、

その人の世界との関わり方(つまり、世界をどう認識しているか?)が

表現されるのです。


(↑これ、11月ココカラ塾のテーマなのです)


***


4.瞑想の本質


「想」とはまさしく、自己認識の時間。


日本には、有名な「内観法」というのがあります。
「してもらったこと、して返したこと、迷惑をかけたこと」
この3つの観点で、自分を見つめていきます。


ほかにも、新渡戸稲造が説いたといわれる「沈思黙考」や
マハリシTM瞑想などは、忙しい現代人にとって、
自分と向き合う時間をとる、そのこと自体が癒やしになるという
「自己認識療法」と言えます。



日常を才能化させちゃうプロジェクト(31)



動、想、これらの認識力を同時に向上させるもののひとつに、

ヨガ」があります。


ヨガに行ってみるとまさしく実感しますが、


ふだんはあり得ないポーズを通して、
ふだんはあり得ない「ココロの状態」に到達するのです。


お世話になっている断捨離のやましたひでこさん も長年、

ヨガに携わってこられました。


めったに使わない筋肉にもココロは宿っています。

めったに使わないからこそ、その筋肉に意識を向けることで、
ココロの認識の仕方に、俯瞰力(ふかんりょく)を与えていくわけですね。


さあ今日は、ちょっとしたカラダの動きに注目してみましょう。


歩くとき、

座るとき、

靴を履くとき、脱ぐとき。


何気ない動作の中に、あなたのココロを見つけてみて下さいね。