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星野リゾート、バリ島に進出 日本流接客のホテル 2014年開業へ
旅館・ホテル運営の星野リゾート（長野県軽井沢町）は2013年6月6日、2014年にインドネシアのバリ島に進出すると発表した。
現地企業が建てるホテルの運営を受託する。
海外で宿泊施設の運営を手掛けるのは初めて。
旅館で培った日本流の運営手法や接客術を生かし、早期に事業を軌道に乗せる考え。
海外での今後のホテルの運営受託につなげる。
運営を受託する「星のやバリ」は現地企業が約15億円を投じ、人気観光地のウブドに建設する。
客室は広さが85～100平方メートルの戸建て風のヴィラタイプとし、30室を用意。
谷がある地形や自然の木々を生かし、それぞれの客室をプールや路地でつなぐ。
レストランや温浴施設のスパなども備え、宿泊単価は日本で運営する「星のや」よりも若干高い1室1泊当たり7万円前後に設定する。
日本から総支配人などを派遣し、1人の従業員が配膳や接客、清掃といった複数の業務を効率的にこなす少人数運営など旅館のノウハウを持ち込む。
初年度の客室稼働率は60％程度を想定し、半分以上が日本人観光客になる見通しだ。
宿泊日の天候、顧客の好みなどを考慮し、食事の内容を変えるといった「日本のおもてなしも追求していく」（星野佳路社長）考えだ。
顧客の要望に先回りする形で満足度を高める日本流の接客術は外国人にも知られるようになりつつある。
星野リゾートでは外国人客が2割を超える施設もあり、バリ島でも一定の外国人客の需要を獲得できると見込んでいる。
バリ島には米マリオット・インターナショナルやカナダのフォーシーズンズ・ホテルズ・アンド・リゾーツなど世界のトップブランドのホテルが集まる。
星野リゾートは2016年にも東京・大手町でも高級旅館の開業を予定しており、激戦地での事業を早期に軌道に乗せることで今後の運営受託に弾みをつける。
星野リゾートは高級旅館「星のや」や温泉旅館「界」など国内で30施設を運営している。
経営が行き詰まった旅館やリゾートホテルの再生に定評があり、2012年11月期の取扱高は前の期比15％増の311億円だった。
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星のやバリ イメージパース (C)星野リゾート
バリ島は、棚田が世界遺産に登録されたように、バリの神々や、自然と人間の調和を大切にしている島です！
星のやバリは、その世界観の中に融和し共鳴するように建築、ランドスケープデザインを展開するそうです！
例えば、聖なる川ペクリサン川が潤す水をイメージするように、客室はプールで繋げ、テラスからプールに降りて行ける造りのヴィラとなる模様です！
空中に浮く鳥籠のようなガゼボでのまどろみ、渓谷へと崖を下る先にあるスパ棟での癒し、など、バリ島の持つ豊かで緩やかながら、生命力溢れるパワーを享受できるリゾートを目指します！
星のやバリ 模型 (C)産経新聞
3ヘクタールの敷地にヴィラタイプの客室、レストラン、スパ、カンファレンスルームが配置される予定です！
富裕層を魅力した高級リゾート「アマンリゾーツ」に続くリゾートチェーンが日本から誕生する礎になることを期待しています！
※2014年7月6日追記
星野リゾート星野社長が、2014年中には星のやバリを開業できないことを明らかにしました！
海外での建設工事延期というのは日常茶飯事ですし、星野社長もそれは十分認識しているようで、「予定通り遅れています」と表現しています！
現時点では、2014年末に完成、2015年春にオープンの見込みです！
【施設概要】
住居表示：BR. Pengembungan, Desa Pejeng Kangin, Tampaksiring, Gianyar, Bali 80552
アクセス：Ngurah Rai International Airport(デンパサール・ングラ・ライ国際空港)から車で70分(48キロ)
総客室数：30室
付帯施設：レストラン、スパ、カンファレンススペース
【星のやに関する記事】
星のや東京 出店発表！
星のや東京 2016年3月竣工
星野リゾート バリ島進出
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