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星野リゾート、大手町で“一棟丸ごと温泉”運営 国内観光業初の「REIT」参入も
2016年にも、金融ビルが立ち並ぶ東京・大手町の一等地に、星野リゾートが運営する高級温泉旅館が誕生する。
2013年3月13日、大手町で「連鎖型開発」を手がける三菱地所らと正式調印した。
誕生するのは、星野リゾートが展開するラグジュアリー旅館「星のや(正式名称は、『星のや 東京』)」。
18階建てビルの最上階に、“目玉”となる天然温泉浴場を設置し、84室の和風客室、日本料理レストランを設える。
東京都心のど真ん中に、“ビル1棟丸ごと”温泉旅館が出没することになる。
客室料金は1泊5万円前後となる予定で、海外からの外国人出張者・観光客などの富裕層を取り込みたい構えだ。
同じ大手町では、2014年稼働を目指して建設中の高層ビル上層部に、「アマンリゾーツ(シンガポール)」のホテルが入居する予定になっている。
すでに近郊には、「フォーシーズンズホテル丸の内 東京」、「シャングリ・ラ ホテル 東京」が控えている。
大手町を含む東京駅周辺地域は、世界屈指の外資ホテルがひしめく激戦区になることは間違いない。
星野リゾートは、天然温泉を集客の武器にしつつ、“日本のホスピタリティ”を前面に押し出すことで、激しい外資ホテルとの顧客獲得競争で勝負をかける。
その勝負の一助となるのかどうか。
星野リゾートが、不動産投資信託(REIT)市場へ参入する。
早ければ2013年6月末にも、保有・運営する宿泊施設を組み入れたREITを東京証券取引所に上場させる方針だ。
上場時の資産規模は200~300億円となる見込み。
REITに組み入れられるのは、ラグジュアリー旅館「星のや」、温泉旅館「界」などの8施設となる予定で、国内初の“旅館REIT”が誕生する。
星野リゾートは、上場後も売却施設をREITから賃借し、従来通り宿泊施設の運営を行なう。
星野リゾートは、保有資産を増やすことなく将来の成長資金を調達できるようになる。
経営効率を高めることで、グローバル競争での生き残りを賭ける。
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![$まったりトラベラーのまったりブログ-星のや東京](https://stat.ameba.jp/user_images/20130318/23/ono0731/00/70/j/t02200220_0681068112463376747.jpg?caw=800)
星のや東京イメージパース (C)星野リゾート
2012年7月の時点で三菱地所が天然温泉を利用したホテルを建設すると報道されていましたが、それが「星のや東京」であることが発表されました!
まさか星のやとは・・・
星のやブランドとしての展開は、星のや軽井沢、星のや京都、星のや竹富島に続く4施設目となります!
高級旅館と言えば低層建築が魅力ですが、今回出店するのは18階建ての高層建築物ということで「塔状の旅館」という概念を設定したそうです!
この「塔状の旅館」という概念がどのように具現化していくか楽しみですね!
外壁には江戸小紋の考え方を導入するそうです!
パースでは分かりづらいですが、遠くから見ると大手町の街並に溶け込みながら、近づいて行くと「麻の葉模様」の外壁が見えてきて、その奥にガラス、そして障子が見えてくるという造りをするとのこと!
階ごとのラインを強調し、建物の角は丸く設計することで、建物全体のデザインを「重箱」に見立てて和を表現しています!
玄関を入ったあとは日本旅館のモダンなデザインが展開するそうです!
いやー楽しみですね♪
場所は、日本政策金融公庫が入居していた新公庫ビルあたり!
大手町にはアマンリゾーツも出店する計画ですし、ビジネス街に色が付き、華やかさが増しそうですね!
ちなみに記事後半のREITの話は、星野リゾートは公表もしていないし決定もしていないと否定しています!
【星のやに関する記事】
星のや東京 出店発表!
星のや東京 2016年3月竣工
星野リゾート バリ島進出
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