小野建築設計のブログ
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メンテナンスについて

皆様こんにちは、工務の山口です。




造作カウンターにシミみたいなものが付着してしまっております。

塗装をした上に付着しておりましたので、ペーパーを当てましたら綺麗に落ちました。


ペーパーを当てる順番としましては、

まず、目の粗いペーパー(100番以下)を使用して、塗装とシミを落とします。

次に、目の細かいペーパー(180〜240番)を使用して仕上げます。

最後に塗装して完了になります。



塗料は自然クリヤーを使用しておりましたので、同じ塗料を塗り、ウエス等で拭き上げ色を馴染ませれば完了になります。


ペーパーを当てる際や塗装をする際は、埃の飛散や塗料が落ちる事も考慮して作業する箇所一帯を養生すれば後片付けも楽になります。


また、無垢材の床の凹みに関しましては、雑巾を濡らして凹んでいる箇所の上に置き、その上からアイロンでおさえれば凹みが治る可能性もありますので、ぜひ1度お試し下さい。


家が建つ前の大切な工程

皆様こんにちは、社員大工の山下です。

現在、桂の新築工事に携わっています。梅雨の時期で天候で仕事が左右されるなか、段取り良く現場での作業を進めております。

昨日、3つの現場の遣り方を親方と作業しました。

「遣り方(やりかた)」とは、敷地に対する建設物の位置や柱・壁の中心線および水平、高さなどといった「基準」を表すための、杭を用いた仮設工作物のことです。
 
図面上の「通り芯(柱・壁の中心を通る線、建物の縦軸と横軸の基準となる)」を、実際の敷地に移す作業ともいえます。



遣り方は、正確に建設物を建てるために非常に重要な作業で、必ず基礎工事の前に半日程度かけて行います。
 
また、遣り方は「水盛り(みずもり)」「丁張り(ちょうはり)」と呼ばれることもありますが、一般的な建設現場では「遣り方」または「水盛り」、土木工事現場では「丁張り」と呼ぶことが多いです。

今回の遣り方は、大工だけでの作業でしたが、こういった数少ない経験を大切にしたいです。
家が建ってからの現場仕事だけでなく建つ前の工程についてもしっかり身につけていきたいと思います。

より長期に渡ってお住まい頂くために

皆様こんにちは、工務の河邊です。

先日お伺いさせていただいたお客様のお家にて、木が腐っているので見てほしいとの事で確認をさせていただいた所、屋根周りの木部に腐食が見付かりました。

 

登って見てみると、水跳ね対策に板金が張ってあり、きちんと長持ちさせようと考えて

施工がされておりました。

ただ、惜しいことなのですが全面を囲えていない為、本来であれば伝って流れ落ちる水が板金と材木の間に残り、蒸れてしまったために腐りが発生している様子でした。

これを見て感じたことですが、初回の御提案の段階で先の先まで見通して、工事を安く納める事ばかりでなく、少々高額になってしまってでもより長持ちする方法を御提案させていただくのが、工務店として必要な対応なのだと感じました。

 

今回の処置については、出来れば腐食部を撤去して大規模にやり替えたい所ですが、幸い構造体として重要な場所ではありませんでしたので、乾かし、防蟻処理を施してから新たに全面化粧板金巻きを施させていただく事となりました。

 

これからの時期、梅雨にゲリラ豪雨に台風といってお家に厳しい時期が続きますが、雨漏りや腐食が起こる前に気付いて直せるように、早めの点検をお勧め致します。

私共で点検もさせていただくことが可能です。

気兼ねなく御連絡下さい。

 

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