こんにちは。
GOLDEN KIDです。
今日は、前回の記事の続きとして
現実を願う通りに動かす神の力『後ろの心』
をテーマにお届けします。
前回の記事では、
『前の心』について取り上げました。
『前の心』とは、
私たちの前面に存在する心で、たとえば
人と人が出会えば、まず前の心を通じて
相対します。
つまり、別の言い方をしますと、
「私」と「相手」の間に存在する心
と言え、この空間には様々な過去の記憶が
蓄えられています。
そのため私たちはどうしても、
この過去の記憶を通じてしか相手を
見ることができません。
過去の記憶が邪魔をして、
真実の相手の姿を見ることが
できないのですね。
逆に過去の記憶にないものを見ると、
私たちは混乱します。
たとえば今は誰しも飛行機の存在を
知っているでしょうが、もし飛行機の
存在を知らない人が空飛ぶ飛行機を
見れば困惑することでしょう。
そして自分の過去の記憶を通じて
何とかして理解しようとします。
人によってはあれは大きな鳥だと
自らを納得させることでしょうし、
あるいは不吉な兆しと言って恐れる
かも知れません。
このように私たちは、世の中の真実を
直接見るのではなく、過去に蓄えた
情報を通じてしか世の中を見ることは
できないのです。
なぜなら、繰り返しになりますが、
私たちの前面に存在する『前の心』が
あなたの目を曇らせているからですね。
そこで大事になってくることが、
この『前の心』の存在を自覚しその
影響から離れることです。
そうして『前の心』の影響から離れ、
【魂の目】が育ってくると、これまで
対象との間にあった壁のようなものが
なくなって、現実を正しく見ることが
できるようになってきます。
いわゆる『前の心』に対する囚われが
なくなり空っぽな空間が出現するので、
対象を直接見て、感じることができる
ようになるのです。
なお、対象との壁がなくなって一つになった
状態を「感謝状態」と言います。
そして、ここからがさらに大事になって
くるのですが、もしこの空っぽな空間に
囚われてしまったら成長もストップして
しまいますが、
より大きな視野に立つと、また別の
心の空間が見え始めてきます。
これは心の場とも言ってもよいでしょうが、
それがまさに『後ろの心』です。
『後ろの心』は今まで後ろに隠れて
見えなかったのですが、『前の心』の
囚われから離れ、現実を正しく見る
ようになってはじめて顕現する、
無意識の世界とも言えるかも知れません。
そしてこの『後ろの心』の核心を【魂】
と言います。
サイパワーのメインテーマは、
自意識の影響から離れて
魂を主として生きる
なのですが、
まさに『前の心』である自意識の
影響から離れて『後ろの心』である
魂を主として生きることが
サイパワーの道と言うことですね。
そして、このように魂を主として
生きる人を『サイワン Psy-One』
と言います。
さらに、この『後ろの心』は、
現実を願う通りに動かす力でもあります。
つまり、
■現実を正しく見るのが『前の心』
だとすれば、
■現実を願う通りに動かすのが『後ろの心』
の働きであり力なのです。
そしてこれは私たちが今まで見ることも
知ることもできなかったという意味で、
『後ろの心＝神の力』と言っても過言では
ないでしょう。
ところで、このブログでも何度か
紹介していますが、仏教の金剛経
には次のような言葉があります。
-----------------------------------------
応生無所住心
まさに住する所無くして心を生ずべし
-----------------------------------------
これを意訳しますと、
心無しに心を出して使え
となるのですが、
さらに意訳すると、
『前の心』を空にして現実を正しく見、
かつ『後ろの心』を出して現実を動かせ
となるかと思います。
そして、これがまさにサイパワーの極意
とも言えますね！
次回は実際に『後ろの心』を使って現実を
動かす術について見ていきたいと思います♪
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サイパワートレーナー
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