ようこそ猫町文庫へいらっしゃいました。
8月3日(土)愛知県名古屋市吹上ホールにて開催されました、絵本フェスに出かけました。
絵本フェスでは、絵本作家さんとお話しを楽しみながらお気に入りの絵本を見つけることができると聞き、新しいねこ絵本を求めてはりきっておでかけしました。
入場は無料。
絵本作家さんによる絵本の読み聞かせ。
工作、ゲーム、グッズ販売と小さなお友だちも楽しめるイベントブースもあり大賑わいです。
会場に入ると、ねこ、ねこ、ねこグッズがいっぱい!
はやる気持ちを抑えつつ、愛知県常滑市で活動してみえる陶芸作家さんのブース「ハルトケ」さんに引き寄せられて、常滑焼の猫ちゃんをゲットしました。 (絵本じゃないし〜
)
ふと、隣をみると、馴染みのある絵本が並んでいます。
でも、タイトル文字が・・・。
スージー・リーの「なみ」ですが、タイトル文字はハングル文字です。原書とのこと!!
韓国語の絵本が並んでいる至学館大学のブースでした。
学生たちによる人形劇が楽しめるようでした。(午後からのため観ることは叶いませんでした)
至学館の先生に紹介されたのが、スージー・リーの『どうぶつえん』を訳された松岡礼子さんのブースです。
『どうぶつえん』は2024年3月にサウザンブックス社さんから出版されましたが、韓国では、2004年に出版されているて、スージー・リーさんのデビュー作品だそうです。韓国で出会って、「ずっと翻訳したい!と思っていた絵本なんですよー」と嬉しそうに紹介してくれました。
親子で動物園に出かけた様子を描いている絵本ですが、文(テキスト)と絵が微妙に違う、絵を読むと動物園を楽しむ子どもとお父さんお母さんのふたつのお話が同時に進んでいく・・・。 これぞ、絵本ゼミで学んだ対立する絵本!! お父さんお母さんの不安で必死な様子と子どもの動物園を楽しむ姿との対比が愉快です。
絵本を読んでいる私たちをニコニコと眺めていた松岡さん、「裏表紙もみてくださいね」と・・・。
かかっている帯をそっと外してくださいました。
すると、おっおー!!!
ゴリラの手に長靴が!!
「どこで落としたかわかりましたか?」
ページを戻って確認です!!
じっくりゆっくり、ページをめくりながら、一人一人がそれぞれのお話を楽しむお話でした。
子どもたちがどんな反応をみせてくれるのか、楽しみな1冊です。
絵本フェス!出版社さんもブースを出して見えました。
小さな小さな出版社、マメカバ本舗さんは「豆えほん」の出版社さんでした。
読み聞かせには活躍できそうにないけれど、並べておくだけで可愛い~と、『ネコディオン』の英語版の絵本を連れて帰ってきました。
手のひらにちょこんとおさまる可愛い絵本です。
ねこ絵本・ねこ絵本・・と回りまして、可愛い絵本に出会いました。
『3びきの どらやきねこ』 さく・え さえぐちさよ
どらやきがだいすきな3びきのねこ
今日もお気にいりの和菓子やさんにどらやきをいただきにでかけます。
ところが、お店が次々閉店に!!
困った!どらやきが食べられない。
こっそり忍び込んだお店でどらやきを作って食べようとしているとお客さんがやってきて・・・。
サイズは15㎝×15㎝(自費出版)と小さいので、お膝の上で楽しみたいなぁと思う絵本でした。
39人の絵本作家さんが出展されていて、障害福祉、自然環境問題、幼年童話、詩、とテーマやジャンルも様々でした。
世界の絵本を展示しているコーナーでは親子で楽しんでいる姿も見られましたよ。
第5回も夏休みに開催されるのかな?
絵本に触れる楽しい時間、SNSチェックしようと思います。
では、またね〜
by としさん@三重
猫町文庫に仲間入りした絵本たち。