ブログで、手の込んだ、キャラ弁の写真とか見ると、
思い出すことが、あるんです。
幼稚園のとき、
母が、僕に作ってくれたお弁当というのが、
お弁当の中段までご飯を入れて、それに海苔を敷き、
それにまた、ご飯を入れて、上段にも海苔を敷く。
それに、醤油をお弁当全体にかけた、だけ。
でも、それを毎日、食べたのですが、
子供心には、美味しい、と食べて居ました。
けれど、母の名誉のために言うなら、
母は、とても料理の上手な人でした。
だから、中学のお弁当では、
鳥の唐揚げとか、手の込んだお弁当を作ってくれました。
鳥の唐揚げは、鶏肉を一晩、たれに浸して寝かして、
朝、唐揚げにしてくれたのですが、
味も染みて、お肉も漬けたせいか、柔らかく、
美味しかったです。
自分で、パンを生地からこねて作ったり、
料理の才能があったと、思います。
うちらの子育てだけで、
人生が終わったのは、もったいなかったな、
と思います。
時代が、時代なら、
キャリアウーマンとして、
活躍できたのでは、ないか。
惜しい、母の人生だったと、思います、、、
鬼武彦 拝
ご飯を炊いた後の、鍋の底のご飯をさらって食べるのが、好きでした。
男の子が、そう言うことすると出世できない、と母に、からかわれたのですが、
出世してなくても、いまで充分、幸せです、、、