4月中旬に参加したカレーEXPO。
そこで入手したカレーたち。
残り3つはシリーズ物。
地球の歩き方CURRYシリーズ。
旅行用ガイドブックである。
昭和の頃、
まだまだインターネットが
普及していなかった頃は
この本を購入して
旅行に行く人が多かった。
そんな地球の歩き方から、
旅の図鑑シリーズとして、
世界のカレー図鑑という本が
出版されている。
101カ国の地域の
カレーやスパイス料理が
収録されているので、
カレー好きには必携の書である。
残念ながら私は持っていない、、、、。
ゲーン・ハンレーから
いただくとする。
ネットで¥756(税込)/箱。
ゲーン・ハンレーは
タイ北部の郷土料理のようだ。
「ゲーン」は
汁気の多い煮込み料理を指し、
「ハンレー」は
ミャンマー語で豚肉のカレー
という意味だそう。
ココナッツを使用せず、
生姜やマタリンドを使用し
酸味が効いているのが
特徴のカレーらしい。
開封と同時に、
マタリンドからくる
強い酸味が香る。
生姜の香りも
ちらほら感じる。
ココナッツは未使用であるため、
酸味が全面に出てくる。
スプーンを近づけるだけで、
強い酸味を感じる。
ひと口入れると、
酸味≫≫旨味。
しかし、酢酸のような
気道に刺激を与えるような
酸味ではなく、
旨酸味って感じである。
中華系の五香粉の様な香りも感じる。
比較的フロー良さげなカレーの中には、
おろした生姜のような線維感を
歯根膜が捉える。
大きめの豚バラ肉塊は
ハーブと香辛料でマリネしてから
煮込まれているため、
柔らかいだけでなく、
酸味を中心とした
いろんな味を吸い込んでいる。
スティック状の生姜っぽい植物や、
大豆系の豆が入っていて、
食感のバリエーションは豊かである。
ガンガラという食材も入っていると
記載されているものの、
調べてみても
貝の仲間のコシダカガンガラしか
ヒットしてこない。
しかし、
カレー内には貝様の食感を
捉えることはできない。
強めの酸味のカレーであるが、
全体の味バランスが素晴らしく、
とてもおいしかった。