4月中旬に参加したカレーEXPO。
そこで入手したカレーたち。
ネットで¥972(税込)/箱。
黒白カレーってことか?
箱の中には2つのレトルト。
一つは黒のカレーソース。
もう一つは白のポルチーニソース。
公式HPの製品紹介では、
熟練のシェフが追求した
究極の美味しさと
書いてあるものの、
名も無きシェフのようで
熟練シェフ名の記載がない。
それに対して、
箱の写真とデザインだけは、
写真森山大道、
デザイン町口覚の
両名が手がけたとアピっている。
パッケージ写真違いだけで
このカレーは18種類あるようだが、
私は箱コレクターでもないので
興味もないし必要もない。
むしろ真っ白けの
文字だけのパッケージでいい。
芸術の分野は疎い私なので、
有名な二人のネーム料金を
本体価格から
下げてもらえる方がありがたい。
お皿に白黒を入れている間も、
両方とも素晴らしい香りを広げている。
黒は、
しっかりとしたビーフエキスの旨味に
フルーツや野菜の
高級感あふれる甘味が居座って、
素敵なビーフカレー臭となっている。
白もしっかりとポルチーニ香が広がり、
皿の上で白と黒の香りが折り重なり、
このカレーの最終形態を彷彿させ、
期待度をアップさせる。
黒い方が香りがシックなので、
味見は白から始める。
クリーミーなポルチーニ香が
口の中いっぱいに広がる。
粒々は刻んだポルチーニ。
ポルチーニの食感がいい感じ。
これ単体をパスタに絡めると、
絶品ポルチーニパスタに
変身してくれるソースである。
一方、漆黒のカレーは、
ビーフエキスがたっぷり抽出されて、
美味しいだけでなく、
フレンチのテクニックからくる
深いコクと旨味は、
欧風ビーフカレーのお手本のような
仕上がりになっている。
これも白同様、
単体でも十分売れるレベルである。
混ぜてみた。
かなりポルチーニソースが
ビーフカレーに押されると思っていたが
しっかりとしたポルチーニの存在感が、
最後の最後まで楽しませてくれた。
ほんと、美味しかった。