地カレー家北陸シリーズから、
今回は変わり種。
カレーおでん。
ネットで¥918/箱。
金沢おでんという
ご当地グルメがある。
その金沢に
1936年創業のおでん屋、
おでん高砂がある。
そこのカレーのようである。
石川県は、
全国でおでんの消費量が
日本一らしいので、
乗っかったようだ。
ともあれ、
開封前に疑問がある。
この商品は、
カレーおでんである。
おでんカレーではない。
つまりこれは
カレーではなく、
おでんなのか?
ちょっとドキドキしながら
湯煎してみた。
おおぉぉぉ、、、。
ルックスは
ごろっと具材のカレーやんけ。
香りもカレー臭するやん。
ただ、、、
見慣れない具材がおる。
ひと口啜ると、
カレー≫おでんではあるものの、
甘いやん。
そもそも
関西おでんの薄口醤油に
慣れている者にとっては、
うまくち醤油は
ちょっとしんどいか?
”所変われば具材変わる”ので、
結構驚きが入っている。
自身の少ないカレー経験では、
ちくわ具材はお初であろう。
しっかりと煮込んであるようだが、
食感はちくわそのもの。
糸蒟蒻やん。
約10年前に
肉じゃがのアレンジカレーとして、
糸蒟蒻入りカレーはいただいている。
焼き豆腐らしい。
大豆系の美味しい味は
カレーに掻き消され、
食感のみが豆腐を感じ取れる。
豆腐は大好きな食材なので、
まだ、ギリ許せるかな?
大根やん。
しかも、ずず黒い。
つまり、
金沢のうまくち醤油を
たっぷり吸収しているヤツやん。
火はしっかり通っているものの、
臼歯咬合面で咀嚼すると、
ジュワッと甘い汁が
舌縁より広がってくる。
これが一番カレーの香りを
邪魔してくるわぁ。
車麩のようだ。
味は邪魔しないし、
歯根膜の感覚だけなので、
この具材はあまり気にならない。
具材を全部イワシたら、
ふつーのお出汁の効いた
甘めのカレーとなった。
金沢おでんの1番の華の
カニ面(香箱ガニ)も
入れておいてほしかった。