土曜日、
初めて「きみや」へ行った。
今年1月に
南区のクライアントの先生に
誘われた。
空きが1人出たらしい。
千載一遇のチャンス。
「きみや」のカレーは、
私のレトルトカレー史上、
最も高額なレトルトカレーとして
去年暮れにいただいている。
「ヘレ専門店」きみや。
かなりの有名店で
予約待ちは半年以上。
今回一緒する他のメンバーと違い、
私だけは家から近いので
独りだけ現地集合とした。
早く着いたので、
先に入店して店内チェック。
シンプルなセッティング。
キムチ、キャベツ、タレ。
客席はテーブル2つと座敷2つ。
メニューは
最近の物価高騰で
値上げした模様。
コースは3種類のみで、
Aコースが2万円、
B,Cと値段が下がっていく。
お酒は飲み放題であるが、
持ち込み料はかからないそうなので、
お気に入りのワインを持参した。
アルマヴィーヴァのセカンド、
エプ2016。
そして、
みんなが集まりスタート。
タンステーキ。
これは裏メニューのようで、
普段は提供していないらしい。
5人分で厚切りが5枚。
これだけでも結構な量である。
ハサミで細長くカット。
厚切りのタンではあるが、
カットし食べやすくしてある。
タン特有の
締まった骨格横紋筋の食感が
とてもいい。
さすがヘレ肉専門店。
5人分であるが、量もすごい。
食べられるのか?
表面に軽く焼き入れ。
裏面も焼き目を入れ、
フォークでさばき、提供される。
もちろん柔らかい。
サシが多い部分で
溶けていくという感じではなく、
脂身が少ない赤身であるものの、
筋線維たちの結合が緩く、
咀嚼すると
上下咬合面の上で
バラけていく感じ。
ほとんど飲み物。
食べながら、
次回の予約を取ることが、
スムースに再来店する方法のようだ。
私も次回8月に予約した。
今回のデザートはスイカ。
熊本県では、
4月に最盛期を迎える
スイカがあるそうだ。
久しぶりのスイカに
普段あまり食べないため、
子供の頃が思い出された。
現在、
国道163号線を挟んだ
店舗向かいに、
新しい「きみや」を
建築中だそう。
新店舗では、この店舗同様
4席のみとして提供するそう。
これ以上のテーブルでは
大将のサービスが
行き届かないためらしい。
儲け主義でなく、
こだわりの詰まった大将である。
向かって右が
大将である。
左は
私の南区のクライアントの歯科医師。
彼は初来店から
大将に気に入られて、
きみやのユニフォームを
もらったそう。
もちろん、
今回来店時、彼は、
このユニフォームを着て、
「いらっしゃいませ」と
言いながら入ってきた。
二人には血縁関係はないらしい、、、。