初めてお越しくださった方へ
まずはご挨拶⇒[はじめまして♪]
こんにちは。
滋賀県守山市・草津市の
ピアノ教室
『音の広場 Felice 』です。
(おとのひろばフェリーチェ)
数あるブログの中
ご訪問くださり
どうもありがとうございます。
ご縁に感謝致します♪
前回に引き続き
昔のコンサートの音源を
YouTubeへアップしたので
お知らせします。
2003年開催の
第6回やよいの会分室
ピアノコンサートから
ブラームス作曲の変奏曲です。
このコンサートについての
いきさつは
前回のブログに記しています。
まずはこちらをお読みの上で
↓↓↓
指もつれ・音抜け・ミスタッチ・音外し
多々やらかしてございますが
「悪戦苦闘しとるなぁ」と
どうか広いお心で(笑)
お聴きください。
ブラームス作曲
シューマンの主題による変奏曲
↓↓↓
曲目解説は
当時のプログラムからどうぞ。
↓↓↓
前々回のブログを読むのは
面倒くさいという方も
おられるかと思うので
少しお話しさせていただくと
このコンサートの時は
ベルリンの大学の卒業試験の
約2か月前で
試験のリハーサルとして
ちょうど冬学期が始まる前の
休暇中に帰国し
コンサートの後半に
2回ある卒業試験のうちの
1回目のプログラムを全て
演奏させてもらいました。
バッハ・ベートーヴェン・ブラームス
3B(3人とも名前の頭文字がB)の
ザ!ドイツもの
というプログラムでした。
その年の春~夏にかけて
十二指腸潰瘍と膵炎を患い
このコンサートの時は
まだ病み上がりで練習不足。
1曲目のバッハ後半からよろけて
2曲目ベートーヴェンでフラフラ
3曲目のブラームスは
大事なところの
決め音がすべて外れる始末。
コンサート後
ベルリンに戻って
録音した音源を
聴いてくださった
プロフェッサーBに
「練習!練習!」と
喝を入れられたのでした。
しかし
冬学期が始まって
ちょうど1か月後に
突然プロフェッサーが
「僕、これから1か月
休暇とるから
ヒトミ自分で仕上げるんだよ」
と旅行に出かけてしまったのです。
プロフェッサーが
旅行から戻って来たのは
なんと試験の3日前!
プロフェッサー!
ホント!!ヒドすぎ!!!
試験前3日間は
詰込みレッスンでした。
先輩方にお聞きしたら
そういうことは
多々あったそうで…
まぁ
大学を卒業したら
先生方におんぶにだっこ
ではいられませんから
自分で仕上げる
いい経験だったとは思います。
プロフェッサーが休暇中は
友達に演奏を聴いてもらって
リハーサルしていたことを
思い出します。
Uちゃん・Mちゃん
その節はありがとう!
ブラームス好きなUちゃんに
「ヒトミさんのは
ブラームスというより
シューマン味が強いかな」
とか言われたことや
ブラームス作曲の
シューマンの主題による変奏曲
というこの曲について
UちゃんとOちゃんが
ブラームスっぽいか
シューマンっぽいかを
議論していたり…
懐かしいです。
もともとは
1回目のソロ試験の
プログラムの
ロマン派の作品としては
プロフェッサーBは
シューベルトのソナタを
弾くようおっしゃったのですが
プロフェッサーから
シューベルトのソナタより
ブラームスの作品を
学びたくて
「留学するにあたって
日本を発つ前に
プロフェッサーから
ブラームスを学ぶよう
山根弥生子先生に
言われてるんですよ。
プロフェッサーが
学生時代
特にブラームスで
優れた演奏していたから
ぜひ!プロフェッサーBから
ブラームスを学んでらっしゃい
とFrau山根が
おっしゃってました。
(山根弥生子先生も
プロフェッサーBも
ロロフ先生門下)
何か私がこなせる
ブラームスの作品は
ありませんか?」
とお願いしたところ
「frau山根がおっしゃってるなら
仕方ないなぁ…」と
ススメてくださったのが
このシューマン変奏曲
だったというわけです。
山根先生とプロフェッサーBが
ロロフ先生のもとで
学んでおられた時
山根先生は
マリア・カナルス国際コンクールで
優勝され
すでにピアニストとして
活躍されていたので
プロフェッサーBは
山根先生にはものすごく
気を遣っておられました。
山根先生の鶴の一声
この手は
プロフェッサーとの
曲選びにおいて
何回か使わせてもらいました(笑)
実は私自身は
ブラームスの作品は
断然!
オーケストラ作品の方が
優れていると
思っていて
当時
ブラームスのピアノ曲の
評価は私の中では
いまひとつでした。
しかし
山根先生の
「プロフェッサーBが
演奏するブラームスは
素晴らしかったから
ぜひ彼から
ブラームス作品を
学んでおきなさい」
というお言葉は
本当に確かでした!
このコンサートでは
プログラム最後の
ブラームスは
バテバテでしたが
試験卒業では
もう少しミス少なく
演奏することができてます(笑)
トランペットのT君が
(現在私の母校で
教授をされてる凄い人!)
「ブラームスの作品は
断然オケの曲だよなと
思っていたけど
ピアノ曲でも
こんないい曲があったんだな
ということを発見できて
いいコンサートだったよ」
(1回目のソロ試験は
公開の演奏会形式でした)
と言ってくれたことが
一番うれしかったですね。
いつか
まだマシ(笑)な
卒業試験の演奏を
YouTubeに
アップロードできたら
いいなぁ~なんて
思っています。
まず
MDに録音した音源を
アップロードする方法を
調べないと…です。
アナログ人間なので
いつになるやら…ですが
少しずつ
学んでいきたいと
思っています。
CreoのYouTubeチャンネルや
ホームページには
私だけでなく、
Creoメンバーの演奏動画も
アップロードしています。
お立ち寄りいただけたら
とてもうれしいです!
↓↓↓
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最後までお読みくださり
ありがとうございました♪