緊急事態宣言も延長され、音楽業界も昨年と同じ気持ちを感じている状況ですが、自分自身は宣言下以外の地域での公演だった事もありこの1週間は活動出来ていました。


久方ぶりに別のオーケストラに客演して地方に滞在し、懐かしい人達とまるで学生時代に音楽祭に参加したようなひと時を過ごさせてもらえたり、富山時代の共同キッチングループで活躍中の友人に10年かそこら振りにばったり会えたりしました。


その後奈良に帰って来てからちょっとしたソロ活動もしました。

このコンサートも、思い立って自分から少しづつ動いて行くうちに、周りの人の協力がたまたま重なって実現したコンサートなので、無事開催出来た事に感謝していました。


そこでも久しぶりの出会いがありました。


自分の地元の学校は幼稚園からエスカレータ式だったので、普通に学年を上がっていけば高校くらいまでは同級生がずっと一緒です。


ただ地元も離れてしまって、同窓会とかにも殆ど参加したことが無いので繋がりが無くなっていました。


昨日のコンサートにその小さい頃からの同級生が来てくださって、何年振りか分からないくらいですが再会しました。


僕自身にとってはそうやって来てもらえた事はけっこう大きな出来事だったので、何か思いを綴れたらと思ってまたブログに書いています。


何か記憶が呼び覚まされる様な懐かしい感覚で、帰ってから卒業アルバムを開けて眺めました。


ちなみに余談ではありますが、高校の卒アルは約20年前にとある友人に貸したっきり未だに返って来ていません(¯―¯٥)



自分の演奏の方は、ピアニストにも色々と助けてもらったので一先ずは何とか形になりました。


準備も大変でしたが、終わるとまたコンサートしたいと思えるのは不思議な感覚です。



このブログを更新するのは久々ですが、活動はしています😌


世界的にもそうですが、自分自身の周りでも色々な事が起こり過ぎて自分を見失いそうになる時もありました。


こういう時はソロを弾いて音楽と向き合いたい、奈良で(-ω-)


自粛期間中は県を跨がず奈良巡りをしていたので、いいトコ沢山あるな、という気持ちになりました。


動き始めたらたまたま話を進めてくださる所がありましたので、GW明けの5月9日㈰にコンサートをさせて頂きます。


奈良の学園前にあるムジカセゾンという場所のカフェスペースでケーキセットが付いて約40分のプログラムです。

気軽にお越し頂けたらと思い、プログラムも聴きやすい選曲にしています。


メインはベートーヴェンのヴァイオリンソナタ第6番。

10曲あるソナタの中で決して演奏頻度は高くありませんが、ピアノとのアンサンブルや、落ち着いた曲調が素敵な曲です。


その他は今年メモリアルのサン・サーンス作曲の序奏とロンド・カプリチオーソ。

有名な曲ですが、練習してると序奏の部分って演歌っぽいというか日本人好きそうだなって納得してきます。


共演のピアニストは大学の後輩でもある大西真衣さんとご一緒します。

とても素敵な方なので、きっと良いコンサートになると思います。


こんな感じで2ステージ演奏しますので、お時間合いましたらお越し頂けたらと思います。


5月9日㈰

1st.14時

2st.15時30分


チケット:2,000円ケーキ、飲み物付

カフェムジカセゾン別館ギャラリー2F

奈良市登美ヶ丘5-5-25 

駐車スペース有り

奈良交通バス「東登美ヶ丘一丁目西口」下車徒歩4分





遅くなりましたが、令和も二年になり久しぶりにブログを書いてみようと思いました。

昨年は下半期にもいくつか印象に残る演奏会がありました。
一つはバルトークのカルテットを演奏できた事。
第3番に取り組んだのですが、15分程度ながらとても難解で4人でしこたま合わせしました。
止まらずに通せたのは本番数日前でしたが、何とか弾き終えることが出来て、終わったあとはこの曲の大変さと挑戦できた事に充実感がありました。

年末にはバンドネオンの三浦一馬さんとの演奏会がありました。
これはメンバー全員男性で揃えた室内オケで楽しかったです。
ピアソラだけのプログラムでここまで楽しくなるんだと思うと、東京から来た元々のメンバーの方達の凄さに感激してしまいました。

年は明けて、今は東京に来ていますが久しぶりにこちらの楽器の職人さんの所に行きました。
最近楽器の話から遠ざかっていたので、色々刺激もなり良い時間を過ごせました。
相変わらずずっと立ち話で、切り上げなかったら朝から晩までの勢いだったので夕方くらいにはおいとましました^^;

今回出たばっかりのミュートを手に入れたので、写真だけ載せてみます。
新しい物好きなので、まだ持ってる人少ない小物に惹かれてしまいました(^_^.)
色の組み合わせが個体によって違うそうです。

あと松脂もまた変わっていきそうです。
松脂は音にとても影響するので、拘り出すと奥が深いです(--)


今週の定期は、ハンガリーの指揮者ヤーノシュ・コヴァーチュさんとハンガリーのプログラムを演奏しました。

とても紳士的でいて音楽的なその姿を見る事ができて、幸せを感じながら過ごす事ができました。
ただリハーサルは本当にみっちりでついていくだけでやっとではありましたが^^;
見た目はおじいちゃんなんですが、リハ中も遠くの奏者の所まで何度も行かれたり休憩中もパートの一人ひとりの楽譜に書き込みをしていったりと。動きは若者ですね、完全に。

バルトークの弦チェレ=弦楽器、打楽器、チェレスタのための音楽は初めて演奏しましたが、ここまで全員が大変と感じる曲もなかなか無いだろうと感じながら弾いていました。
常にカウントしていないといけないので、ボーッできない為気力が必要な曲でした。

コバーチュさんはドイツ語で話されるので、今回通訳として何人かの方がいらして下さいましたが、僕が一番お会いしたかったボッセ先生の奥さまである菅野美智子が来られたのも楽しみの一つでした。

数年前のブログにも書いたのですが、ゲルハルト・ボッセ先生の亡くなる少し前の第九に運良く乗せてもらったのですが、その思い出もあって奥さまの書かれた本を丁度読んでいたところでした。

内容も素敵ですが、とてもきれいな文章で読みやすく一人の巨匠だったボッセ先生の生き様を歴史的背景と共に伝えてくれています。

奥さまと少しだけお話する事ができたので、チャンスと思いサインをお願いしました( ・ิω・ิ)

久しぶりにオケの事を書きましたが、こういう公演の時は役得だなと思えます。
マエストロに音楽をする気力を貰いました◎
最近たくさん断捨離して自分自身の風通しが良くなったせいか、外部の仕事が色々入ってきたり相変わらずバタバタ続きです。

自分の部屋を練習しやすい環境にしようと思って始めた訳ですが、まだまだ終わりそうにありません。。

やり出すとあちこち気になり始めてできる事も増えていくので何となく夏までは掛かりそうな気が(・ัω・ั)

知り合いに模様替えしている話をしたら、絨毯剥がしたら?という風に言われたので、今日はそこまではなんとかできました。

あと大きな鏡は届いたのでまた雰囲気変わりそうです*



断捨離は続く…
今月に入り、10連休とはいかないまでも少し余裕が出来たので、自分の部屋と家全体の大断捨離を姉と共に行動に移しました。

おそらくこの家に引っ越してきてからここまでキレイにしていく事は初めてかもしれません。
それだけ積もり積もってどうにならなくなったものが増えていたという事です。

ヴァイオリンの技術もここ最近アドヴァイスを受ける機会もあって、普段仕事で楽器を弾いている時の弾き方を見直しています。

掃除と似ていて、積もりに積もってどうにもならないけども使い続けなければいけない部屋と同じ様に、ヴァイオリンも仕事で演奏し続けなくてはいけないのでどうしても現在の弾き方を分かっていても簡単に変えられない状況にあります。

よく留学して高名な先生に師事したら半年間ボーイングだけやらされるみたいな話を聞きますが、そのくらいかそれ以上で取り組まないと変わらないです。

家の断捨離をしながら、きっと今は色々そういうタイミングなんだろうと反芻しています。


そして、かねてより模様替えして音楽部屋らしくしたいと思っていたのでそこも思い切って変えていきます。

具体的には大きな全身鏡と電子ピアノを入れる事。
家にあるピアノはグランドなので、現段階では移動させる事は難しいのですが、電子ピアノなら入るはずなので何とか今月中には…
久々に三宮にあるクラシックバーピアジュリアンにてランチタイムコンサートを開催しました。

そもそもは夏頃に、僕自身がソロ本番作ってソナタ弾きたいと思って仲間に打診して実現しました。
今回前半に演奏したグリーグのソナタ第2番は本当に素敵な曲で前々から機会があればと思っていたので、実現できて幸せでした。

グリーグは第3番のソナタが有名なのですが、僕が今回弾くことをうちの会社のコンマスの方にも話したら、自分も2番の方が好きで名曲だよねと仰ってたのでもっと演奏機会増えたらいいなと思っています◎

後半はお姉さまたちの普段営業で培われたパフォーマンスもあって、堅苦しくないバランスの良いコンサートになったかなと思います。

12月に入り相変わらずタイトスケジュールで動いていますが、そんな中でカルテットのコンサートがありました。
ドビュッシーはフランスの今年没後100年の作曲家、同じくフランスのラヴェル、この二人の弦楽四重奏曲を演奏してきました。
ドビュッシーはいつかやってみたいと思いつつ今まで来てしまいましたが、今回やっとタイミングが来て取り組む事ができました。

聴いていると本当に素敵な曲なのですが、弾くとなると若いドビュッシーの溢れ出るアイデアが詰め込まれ過ぎてとても難しかった。。

しかし、メンバーにも恵まれて両作品とも何とか形には持っていけたので、忙しい割には頑張れたほうかなと思う本番でした。

今回演奏させて頂いた所は西福寺というお寺で、重要文化財に指定されている伊藤若冲の襖絵が保管されている由緒あるお寺です。


年に一日だけしか公開しないらしいのですが、いつか実際に拝んでみたいものです(゜゜)

今年の一月に毛替えをして以来出来ていなかったので、やっと職人さんの所に行ってきました。
その方は一度預けないといけないので、なかなか行けず先延ばしにしていました。

弓の毛替えは乾燥の時期とかによって長さを変えたりするらしいのですが、今回は梅雨を越してはいましたが見た目に毛が伸びた感じもしないしそんなに変わらないだろうと思っていました。
それが毛替えしてもらって家で弾いていたらストレスがなく弾ける。
バランスが良くないのか弾きにくかった弓が、今回の毛替えでは見事に解消されていてびっくりしました。

弾きにくいのは弓の性格かと思っていただけに、改めて毛替えでもこんなに変わるんだと実感しました。

久しぶりにホームページの楽器のページを更新しましたが、楽器もそうですが調整具合などちょっとした事で良くも悪くも変わってしまうので、楽器は難しいです。
楽器の話→リンク
在籍のオケの特別演奏会が終演して、余韻のある内に書こうかと思います。

以前に、オケの演奏会はよっぽどいい時じゃないと書かないとか言ったかもですが、今日は本当に素晴らしくてお客様もステージも一体感が感じられた本番でした。

ソリストの方はもちろん素晴らしくて、一緒にステージにいれた事が幸せでした。

後半も、ああこのオケこういう音出せるんだなっと思いながら演奏していました。
たぶんしばらくはこのマエストロとの共演の予定がなく一度きりの本番だったからここまでの空間になったのかもしれません。
個人的には、札幌の音楽祭のファビオ・ルイージの時くらい感動しました。

最近もやもやしていたしまたすぐ現実に戻るのですけど、今回のこの演奏会は本当に幸せなひと時でした。