毎年6月の最終日が近づくと
特別な思いにかられます。
私の退院記念日
25年前、乳がん入院生活に
ピリオドを打った日、それが6/30。
2000年の6/30も梅雨なのに、
太陽光線で焼けこげそうな暑さでした。
半年の入院生活中は
よく空を見上げてました。
(25年前の帝京大学病院↓)
それはまさに
↓
「青空は牢屋の窓から見た時に最も美しい」
という日々でした。
この出展は太宰治の短編『善蔵を思う』。
とにもかくにも
もうすぐ今年の折り返し地点。
びっくりですね。
~~~~~★~~~~~
認定講座の終了間際のシェアで
「認定講座を受けて大分月日が経ちますが
じわじわと実感できることがあって
メールしています。
一年前にもなる認定講座ですが
よく覚えているのは
終りに感想を言う流れになり、
自分でもびっくりなのですが、
『私はこれから
幸せになろうと思いました』
と言いながらなんだか涙がこぼれたことです。
その後は無料でですが
周りの人にカードセラピーをやる中で
テキストを読み返したり、
カードをじっくり見たりして、
認定講座の終わり間際に言った、
自分の言葉が少しずつですが
定着してきていると思ってます」
これはトレーナーのところで
認定講座に参加した方からの感想メール。
(厳密に申し上げると
ワンセルフでは講座や勉強会は
「受ける」でなく
「参加」という言葉を推奨してます→ こちら )
<30の言葉で読み解く心のレッスン>
概要→ こちら
開発者として
身に余るほど光栄なメール、
ありがとうございました。
誰も幸せをあなたに持ってきてはくれない
エンターテインメントのプロのメッセージで
こんなのがあります。
↓
「人を幸せにする」のではなく、
「幸せになろうとする人の手助けをする」
ということだと僕は考えています。”
小林賢太郎(2024)
「表現を仕事にするということ」幻冬舎
これは私の仕事にも通じる部分だと思います。
そしてワンセルフカードだけでなく、
教育や社会福祉の現場でも
通用する言葉だとも思います。
特にサービス業化する学校や
介護現場において直視すべき課題では?
きっと誰かが、あるいは何かが、
自分を幸せにしてくれる、
なんてことはありません。
でも幸せになる手助けをしてくれる、
人やモノは想像以上に
沢山存在している、とも思います。
幸せの基準を考慮しつつ
でもそれぞれの基準が違うから
幸せも違うはず。
その基準が知らぬ間に
定められていることもよくある昨今でして・・・。
私なんて「幸せな熟年結婚」とか
「中高年になってパートナーが見つかる方法」
というような本を何度頂いたことか。。。。
(苦笑)
いやはや、
妙な基準を取っ払った上で、
「幸せを探究したい」と思うばかり。
そしてそういう意味で、
私は今後も適切なサポートしていく所存です。
ワンセルフカードを扱う認定セラピストや
トレーナーもそうでありますように。
~~~~~★~~~~~
それぞれの心の王国を豊かに
冒頭に紹介した太宰治の短編
「善蔵を思う」は青空文庫で読めます。
→ こちら
紹介した文章の後にはこんな言葉が続いて
物語が終わります。
↓
感謝である。
この薔薇の生きて在る限り、
私は心の王者だと、一瞬思った。
「心の王者」。
なんかワクワクする言葉と
25年前の私は思って、
罫線を引いてました。
そして月日が経ってみると、
私にとっての薔薇はワンセルフカードと
それにまつわる人間関係や
ムーブメントです。
まだ6月だと言うのに
衝撃の暑さの日々ですが
みんな「心の王者」ですから
自分の心の王国をこれからも
豊かにして今年の後半を~。
昨日、個人ブログに書いた
「ほっこり、ほっこり」
→ こちら は
そのための呪文になるかも?
今日も最後まで読んで下さり、
ありがとうございました。
