マサコ(中本雅子)です。
今朝は秋の気配が
ぐっと増していて、
朝のゴミ出しで
外に出たらワクワクしました。
酷暑が続いたからもありますが、
私は秋生まれなのも大いにあると思います。
(「人は生まれた季節が好き」
とよく耳にするので)
頭も秋になるとよく動くようで、
ここ数日で仕事のアイデア
(カードセラピー)がいくつか浮かびました。
(没になるのも多いのですが:苦笑)
さて今日のブログは
ワンセルフカードとは
直接は関係ない内容。
YouTubeで見れるある短編映画を
最近ラジオで知ってご紹介したくて。
この映画のテーマは
「写真も、動画も、文章も、
『残す』ことの意味は?」。
ショートフィルム(動画)は
記事の中に貼りましたので
よかったらお付き合い下さい。
↓
~~~~~~★~~~~~~
老眼で大雑把な私には綺麗に見えますが、、、
facebookやブログの画像を
付けた投稿に
「ピンボケ画像ですが、、、」
という但し書きを書いたこと、
ありますか?
あるいは
その表現を目にして気になったこと、
ありますか?
私は後者でして、
その人がピンボケという画像を見て
「どこが~っ!?」
と心の中でよく呟いています。
こんな綺麗な写真が落第点なら
私がこのアメブロや個人ブログに
載せているのは全部バツですわ。
でもだからといって
綺麗に撮るために何かを学んだり、
本格的なカメラを買おうとも思わず、
今日もここに
ピンボケ写真を沢山載せてます。
写真家は必見、でもそれ以外の人も
『blur』という映画を今回観て、
「ピンボケで、いいんだ」
と改めて思いました。
これは15分で見ることのできる
字幕付きの短編動画。
ですから
15分の時間が取れる時にぜひ・・・。
↓
「blur」は大切なことが詰まった映画
主人公の(って、主にこの人しか
出てこないのですが)
父親であるアンドリューさんは
日常の写真を撮りまくってます。
しかも目があまり良くないためか
ピンボケ写真ばかり。
ですので写真のピントが気になる方は
「こんな写真ばっか、撮って。。。」
と思うかもしれません。
焦点がぼやけた写真なんて
一般的には
「いい写真」ではないですものね。
でもこの父親はその生涯の中で
そうした写真を撮り続けたのです。
それはなぜでしょう?
亡き妻や子供の普通の一コマを
彼なりに伝えよう、残そう、
としていたのでは?
あるいは彼が撮っていた写真は
彼より一足早くお空に旅立った奥様に
「今日は、こんな日だったよ」
というプレゼント(手紙)だったのでは?
私はこのフィルムを見て、
「綺麗な写真=いい写真ではない」
ことを痛感しました。
そしてそれを拡大解釈すると
テクニックや知識を駆使したセラピー
=よいセラピーではない、
ということに繋がるとも思いました。
今日、これを書いている私に
ぴんとくる
ワンセルフカードは下記。
↓
あるいは下記もかな?
↓
この映画はカメラマンはもとより、
人の心に寄り添うお仕事の方には
大切さなことを教えてくれている、
と思います。
普通のことが数年後は光になっている
「普通」の今日を生きてられるって、
本当はすごいことですよね。
私は23年前の進行性乳がんの
宣告時にこれを実感し、
アンドリュー父さんが
撮りまくった写真のように
入院中に書きまくった文章(日記)が
ワンセルフカードになりました。
→ こちら
おわりに
ところで今日は父の命日でしたので
午前は墓参りに行きました。
寺の中は夏の花がまだ満開でした。
今はお盆とお彼岸の狭間なので
誰もいない墓地でした。
その静かな中で
一人墓掃除をしていたら、
父が亡くなった年も9/7は木曜日で、
→ こちら
曜日が同じなことに気づきました。
父とは若い時は口喧嘩したり、
晩年の自宅介護中は頭にきたり、
お世話に「疲れたー」
ってため息ついたり・・・。
でもちょっとしたことで
笑えたりも・・・。
そんな日の写真、
撮っとけばよかったなぁ。
今日も最後まで読んで下さり
ありがとうございました。