NY仕込みのフォーチュンクッキーにまつわる哲学(カードの原型はこれかも?) | ワンセルフカードの広場

ワンセルフカードの広場

ワンセルフカード認定トレーナーによるワンセルフカードを使ったセミナーや講座の情報広場です。

ワンセルフカード、メイントレーナーのマサコ(中本雅子)です。

 

今年最初で、

そしてもしかしたら

最後になるかもしれない

(;'∀')

東京での外食ランチを一昨日しました。

(↑フェイスブックには既に書きましたが)

 


 

ご一緒したのは

エリアマネージャーの

石井由美さん→ こちら(↓右)。

 

 

先週の認定講座9周年の集い

こちら の後祝い

由美さんの開講百名突破記念

ということで東京駅が見える

レストランで中華のコースを頂きました。

 

 

私は普段は孤食の鎖国生活なので

4か月ぶりの会食で

だいぶリフレッシュできました。

(ランチ時ですがガラガラの駅前↓)

 

 

天気も良く

眺めもよい席での好きな中華は

心と胃袋に沁みました。

 

 

 

 

コースの最後には杏仁豆腐と共に

フォーチュンクッキーも出てきました。

 

そこで思い出したのは

30数年前に初めてこれに

NYでお目にかかったときのこと。

 

 

なんでNYかというと

当時遠縁のおばさんが住んでいたから。

そこで「一度訪ねてみたい」という、

まぁ、若さゆえの図々しい旅行でした。

(苦笑)

 

でもこのおばさんの言動や生き様

文通を通してその後、

随分と刺激を受け、

振り返ればそれは私の仕事の

隠れた屋台骨になっています。

 

ワンセルフカードを作ったのも

ある意味ではこの32年前の

フォーチュンクッキーとの出会いが

一つの要因になっているかも?、

とさえ一昨日の帰り道に思えてきました。

 

 

ちなみに私が月曜に引いた

お菓子の中の言葉は

なかなか大きなメッセージで

ちょっと恥ずかしいですが

嬉しかったので公開すると

 

”あなたの偉大な知性が

 成功を導くでしょう”

 

 

言葉って、やっぱり偉大ですね。

 

 

腑に落ちる言葉で励まされるって

「こんな感じに嬉しいんだ」

と新鮮な気持ちになりました。

 

ちなみに由美さんのクッキーの

中の言葉はフェイスブックに

UPなさってますが

 

”あなたは仕事のキャリアにおいて

 常に成功をおさめる人です”

 

クラフト分野でも活躍なさり

ワンセルフカードでも全国一の開講数で

多くの生徒さんに慕われている由美さんに

ぴったりな言葉と思いました。

 

 

さて上述のフォーチュンクッキー

初体験の時のことを書いた

11年前のメルマガを下記に紹介します。

 

このメルマガはもう出してないのと

バックナンバーサイトは

閉鎖されたので私の保存原稿。

 

ちょっと長いですが

ご興味ある方は読み進めて下さいませ。

 

~~~~~★~~~~~~

 

第429号
がんから教わるワンショットセラピー

 (2010/06/21/mon)

 

【フォーチュンクッキーにまつわる哲学】
 
 先日ある中華飯店で食事をしたら、
 最後にフォーチュンクッキーが出てきました。



 

 これにお目にかかるのは二度目です。
 私の記憶の倉庫に畳み込まれていた、
 このお菓子との最初の出会いが

 立ち上がってきました。
 それは1989年の8月の

 NYにある小さな中華料理店での光景です。



 

 遠縁のおばさんで

 NYで一人暮らしをしている人がいるのです。

 血は繋がっていませんが、

 彼女は昔から

 親戚筋ではちょっとした有名人でした。


 

 

 30歳で離婚をし、

 34歳で米国の大学に入り、

 40歳で卒業。
 その後マンハッタンで就職をし、
 ワンルームマンションに

 白いスピッツと暮らしているという、
 伝説のような人生。

 ですので自分が創業した年の記念に、
 彼女に会いに行くことを考えついたのです。
 今から思えば

 私は英語が全然わかりませんし、
 1989年当時は最悪の治安だった

 真夏のNYに個人で行くというのは、

 なかなかの冒険でした。



 

 色々なことが滞在した

 1週間にはありましたが、
 最後の夜は

 華僑が営む中華料理店に

 連れて行ってもらいました。


 

 

 裏通りにある間口が狭い薄暗い店でした。
 店内は白人達で混んでいましたが

 落ち着いた感じでした。


 おばさんお勧めの

 冷たくジューシーな蒸し鶏や、
 黄金色の揚げ餃子が

 美味しかったと記憶しています。
 

 最後は真っ赤でプルプルと

 揺れる大きなゼリーと共に
 ウェイトレスが恭しく

 銀色のボールに積み上げた
 変わった形の甘口煎餅の

 ようなものを持ってきました。

 


 

 おどおどしている私におばさんは、
 「フォーチュンクッキー」

 というそのお菓子の名前と、
 中に占いのような紙片が

 入っていることを教えてくれました。

 そして彼女曰く、
 「変なことが書いてあるのもあるから、
 そうしたらもう一度引かせてもらえばいいのよ」。

 

「へっ?」と驚く私。

 


 

おみくじとか占いとかに

 私はあんまり影響されたくないの。
 マンハッタンでは占星術者に

 仕事を相談したりする人もいるけど、
 私は自分の心が共鳴しなければ、
 それは自分にとっては

 必要ないものと思うことにしているの
 と燐として語ってくれました。



 

 姿勢のよいおばさんでしたが、
 その時の彼女の背筋は

 更に伸びていたように思います。
 ジパンシーのスカートを自分で改造し、
 そこに小さなコルト銃を突き刺して暮らす

 日本女性の圧倒的な勇ましさに

 30歳の私は完全に打ちのめされました。

 “受け取るメッセージは自分で選んでよいのだ”

 これは当時、世界一の情報とスピードを誇る街で
 女性がたった一人で

 気丈に生きていくための哲学だったのだと
 今になって思います。



 

 病院での検査の結果や、医師の見立て。
 世の中の動きを報じる新聞記事や、

 評論家のコメント。
 雑誌の占い情報や、霊能者の言葉。
 そのどれも自分次第で受け取ったり、

 編集し直したり、
 ときには聞き流したりしていく必要があるのです。



 

 約20年の時空を経て遭遇したお菓子が
 貴重な人生の哲学を改めて思い出させてくれました。
 



 

 ★今回号のワンポイント★
 遠縁のNYに住むおばさんに言わせれば
 「フォーチュンクッキーは

 気に入らなければもう一度引いてよい」

 それは結局、私たちの人生は自分次第であり、、
 “受け取るメッセージは自分で選んでよいのだ”
 という究極の人生哲学。

 

(11年前のメルマガの引用はここまで)

 

もうおばさんは天国に引っ越しました。

 

もし生きていたら

おばさんにワンセルフカードを

選ぶか引いてもらいたいです。

 

 

それが実現していたら

彼女はなんと言うのでしょうね。

 

お世辞を言わない人でしたから

ちょっと怖いですが

あの時のおばさんと

ほぼ同じ年になってきた私ですので

堂々とセッションしてみたい気もします。

 

 

最後まで読んでくださり

ありがとうございます

 

【補記】メモ 

(1)4/1付でHP を更新

   

(2)認定トレーナーの開講日程 を3/27付で更新

  

(3)このブログとは別の内容で書いている

  個人ブログ → こちら