6月の愛知講座は延期(恐い時、恐いものにはちゃんと恐がろう) | ワンセルフカードの広場

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ワンセルフカード認定トレーナーによるワンセルフカードを使ったセミナーや講座の情報広場です。

ワンセルフカード、メイントレーナーのマサコ(中本雅子)です。

 

「ブレーキとアクセルを踏みながら進む」

という状態が当分続きそうになりましたね。

 

 

5/14に緊急事態措置は39県は解除になり、

残る8都道府県への措置も

今月末に解除になる可能性もあります。

 

ですから6月の第一週末に

長久手市で予定されていた

私の出張講座も無理をすれば

出来ないこともないかもしれません。

 

 

しかし「もしも」の様々なことを考え

大事をとって今秋に延期することにしました。


すでに申し込みだけでなく

入金まで済ませて待っている方々も

いらっしゃることを企画の

エリアマネージャーの山田康予さんから

聞いていていましたので

残念無念の延期決断です。

m(__)m

 

具体的な日程が決まりましたら

告知させていただきます。

 

※今回の愛知講座の企画の

 山田さんからのお知らせ→ こちら

 

~~~~~★~~~~~~

 

緊急会見のあった5/14の夜は

zoomでやっちゃんこと、

山田康予さん→ こちら と

6月開催か延期かを話しあい、

上述の結論になりました。

 

今回の決定に関して

私の心の指針にしたことは

二つありました

 

一つはリモートで卒業生と話す際に

時々目を閉じて引くワンセルフカードですが

このところ連続して出るのが「今」のカード

 

 

このカードの青い色のような

冷静な気持ちと「今」に集中して

今回の6月の愛知講座は延期としました。

 

 

30枚のカードの中に

3枚だけ3人の天使が登場します。

それぞれに開発者として込めた意味と

使い方がいくつかあります。

詳しくは認定講座にて→ こちら

 

 

そしてもう一つは迷った時に読み返す

世界各国の民話やおとぎ話の知恵

を紹介している下記の本。

 

※『おはなしの知恵』

  故・河合隼雄:著(朝日文庫)

 

 

今回も再読して私の心に留まったのは

グリム童話の中にある(らしい)

『トゥルーデおばさん』

 (「完訳グリム童話」岩波文庫)。

 

ざっとあらすじを書きますが

「これ、童話!?」という展開です。

 

主人公はわがままで小生意気な女の子。

両親が何を言っても

「はい」と言ったためしがありません

 

ある日この子は

「家の中に奇妙なものがあると

 噂のトゥルーデおばさんの

 ところに行ってみる」と言いだします。

 

勿論両親は大反対しますが

平気で出かけてしまいます。

 

しかしおばさんの家に着いた時、

女の子は青い顔をしていて

「さっき見たものが恐くて恐くて」と言うのです。

 

 

そこでおばさんがそのわけを聞くと

たとえばそれは「真っ黒な男を見た」と言い、

おばさんは「それは炭焼きさ」、

赤い顔の男は

「獣をつぶす仕事の人だね」等と一蹴します。

 

 

でもまだ不安が収まらない女の子は

最後におばさんの家の窓に

見えたものを話します。

そこにはおばさんの姿はなく

「頭が燃えている鬼がいた」と言うのです。

しかしおばさんは

「それは魔女が

本気でお化粧をしているところ」。

そして言った途端おばさんは

女の子を丸太に変え、

暖炉に投げ込んでしまいます。

 

 

その丸太ん棒が燃え上がるさまを見て

おばさんはこう言うのです。

「どうだい、おっそろしく明るいじゃないか」。

 

この話はこれでおしまい。

ええ~!(@_@)。

なんというダイナミックな結論・・・

 

心理療法の大家である

著者の河合先生は

(上述の本から抜粋してみると)

 

●「魔女が出て来たりしてこんなのお話」

  と思うのは自由だけどそうではない

 

 

●安易な好奇心や世間体で行動して

 本当に命を失いかけたり、

 落とす人は現実にも沢山いる

 

●後になって恐がる前に

 恐いものを見極めて恐がることが必要

 

●心に生じてくる恐怖はその人を

 良い方向に実はコントロールしてくれる

 

●「危ない」と思ったら動かず対応するか、

 一目散に逃げるか、

 この判断は難しいけれど決めないとならない

 

●いけないのは中途半端な決断

 

恐ろしいのにそれを隠して強がりを言ったり

  逃げるのにものほしくなって

  途中で引き返したりするのが一番駄目

 


 

今回の新型コロナに関して

「コロナに負けるな!」
「コロナと戦え!」みたいな論調が

マスコミやSNSで飛び交ってますが

上述したように「今」のカードにある

青い冷静な気持ちで

今を過ごしていきたいと思います。

 


 

そもそもコロナウイルスというのは
今までも世の中に存在しているものであって、
勝つとか負けない、

とかいう類のものではないですしね。

 

でも新型になり進化(?)している

「SARS-CoV-2」という新しいコロナの一種による、
「COVID-19」と呼ばれる感染症を

適度に恐がっていこうと思っています。

 

 

「適度に恐がる人が勇気ある人では?」

というのが今の私の心の落ち着きどころです。

 

 

愛知エリアの皆様、秋にお会いしましょう!

 

7月に予定されている静岡講座の開催の有無は

6月上旬に決めます。

 

※静岡講座主催は→ こちら

 

最後まで読んでくださりありがとうございます。

 

【補記】メモ 

(1)5/1付でHP を更新


(2)認定トレーナーの開講日程 を4/27付で更新

 

(3)このブログとは別の内容で書いている

  個人ブログ → こちら