ワンセルフカード、メイントレーナーのマサコ(中本雅子)です。
あけましておめでとうございます。
どんなお正月をお過ごしですか?
私は昨日はテレビで初日の出中継を見て(↑)、
その後は墓参りとダラダラ、
今日はカードのセット作業で過ぎています。
(↑↓元旦のお寺は人も少なく
新鮮な空気が満ちていました)
さて新年はワンセルフカードを引いて
(目を閉じて引くもよし、
30枚を眺めて選んでもよし)
この2020年はどんなことがテーマかと
向き合ってみませんか?
今年もワンセルフカードが皆さんにとって
よきサポートツールになると嬉しいです。
~~~~~★~~~~~
私は毎年ワンセルフカードを
元旦に目を閉じて一枚引いています。
今年は「神」でした。
引く前からそんな予感がしていました。
(#^.^#)
って思わせぶりですが
毎月1日の朝に配信のメルマガ→ こちら
は予約記事にしていまして、
大晦日に書いたことの一つが黒い色。
もう一つはその道のプロとなればなるほど
陥りやすい罠について。
未読の方は今月末まで本部HPのトップで→ こちら
今日はこのことをもう少し書きたいと思います。
長いですが新しいことを計画している方に
下記の文章がお役に立つと幸いです。
と、その前に私は無類のアルコール好き、
(;'∀')
中でも焼酎好きなので
書き出しは「黒霧」からですが
どうぞ読み進めてくださいませ。
m(__)m
↓
~~~~~★~~~~~
1996年に国内の焼酎業界で第8位だった霧島酒造。
しかし二代目の父の病死をきっかけに
九州全域でそれまでメインだった「白麹」から
「黒麹」にシフトチェンジを決意します。
味については芋臭さの緩和を研究し
その完成品を「黒霧島」と命名しました。
ラベルデザインも芋焼酎の定番ラベルだった
白地に黒文字から
黒を背景に金色ラベルに一新。
しかしそれを見た当時の古参の役員達は
「葬式みたいじゃないか。売れるわけない」
と強い抵抗を示しましたが
プロジェクトリーダーであった
社長を継いだ長男の弟である専務だけが
「やってみないとわからない。
いくら兄貴が社長だからって正しいとは限らない!」
という熱意を持ち続け4回もの役員会で議論を経て
「黒霧島」発売にこぎつけたそうです。
こうして世に出た「黒霧」を中心に霧島酒造は
シェアを着実に伸ばしていき
2012年になると焼酎メーカーの中で
全国トップの売り上げ高を獲得し
今では同酒造の商品は私が住む都内の
居酒屋でもよく目にするようになりました。
参考:『すごか! 九州』 産経新聞九州総局:著
~~~~~★~~~~~
さてこのストーリーから私が学んだことは
「その道に通じている人ほど、
その道の常識を疑えなくなってしまう」ということ。
つい見慣れたものだけを真実だと信じ込んで、
見慣れないものを拒絶する傾向に陥ります。
だから元々の色を変えるだけで抵抗し、
ましてや色を反転となると嫌悪感を示し
懐疑的になります。
思えばワンセルフカードも
12年前に発売した時(2008年12月発売)、
ある色の(自称?)専門家の方から
「ワンセルフカードの神のカードの色、
変えてくれない?」と言われました。
その先生はワンセルフカード自体は
気に入ってくれていて
ご自身の講演会でも配って下さるので
ありがたいお客様でしたが
この言葉には内心ビックリしました。
その理由を聞くと上記の酒造メーカーの
古参の役員達と同じような見解。。。
確かに一昔前の白黒テレビの時代に
児童教育に携わる人が学ぶ色彩心理では
「黒や紫を好んで使う子は心に闇を抱えている」
というようなことが常識だったようですが
今はもっと多様な解釈と問いかけが主流です。
それに元々ワンセルフカードは
カラーセラピーを主眼に置いたものではなく
私自身の仕事でのカウンセリングや
セミナーの促進ツールとして作ったもの。
ですので目を閉じて引くだけでなく
目をあけて気になるものを
選んでもらってもよいというもの。
その際、好きなカード(色や言葉)を選ぶ人もいれば
嫌いなカードを選ぶ人もいます。
実はこれがよいのです。
というのは「好き」は案外理由がなく
「とにかく好きなんです!」で話が終ります。
しかし「嫌い」はその人なりの理由があり
それはその人の大事な部分に
大抵繋がっていくのです。
ですのでその先生のアドバイスは
あえて受け入れずそっとスルーし、
初版のままの「神」のカードです。
普通「神様なら白でしょ」を
あえて反転させて作っているのですから。
(#^.^#)
↑
でも単なるブラックでなく温かみのある黒に
工夫してあるのですよ~。
(*^^)v
とにもかくにも新しいものを生み出す際、
常識を振りかざす人や意見とは
ちょっと決別することが必要ですね。
あるいはその結果予想を
それを見慣れた自称プロばかりの場で
いくら議論をしたところで意味がないとも思います。
新しい流れを作りたい時は
ちょっとこのことを思い出してみてくださいね。
※神のカードについては過去にも
いろいろな観点で書いています。
ご興味ある方は例えば下記です。
→ こちら
→ こちら
今日も最後まで読んでくださり
ありがとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
【補記】
(1)年始も変わりなくメール対応等を行っています
(2)1/1付でHP を更新
(3)認定トレーナーの開講日程 を12/27付で更新
(4)このブログとは別の内容で書いている
個人ブログ → こちら

















