ワンセルフカード、メイントレーナーのマサコ(中本雅子)です。
1月17日は阪神大震災の日であり、
わたしにとっては抗がん剤スタート日。
忘れもしない2000年1月17日は連休明けの月曜日で、
雪でした。
退院日がわからないという入院生活、
「脱毛は必ずする」ということだけが確かな医者の言葉でした。
正直、それまでは自分が自分の人生の舵を握って
自分次第と思ってやってきたように思います。
ある意味で初めて思い通りにならないものと出会ったとも言えます。
多くの人はこれを子育てで経験するのですが
恥ずかしながら独身で生きてきた私には
別の意味で修業が来たようです。
「神」のカードはそんな経験から生まれました。
漆黒の闇とイエロー、ブルー、ピンクの星の色が
一人一人の人生の厳しさと優しさを表していて私は気に入っています。
河合隼雄氏(臨床心理学者)が生前にある講演会で
「今の時代に子供に大人がたった一つ見せなくてはならないものは?」
という質問に「初詣に行って神仏に手を合わせる姿を見せること」と
答えていたのは象徴的なことです。
下記の本にも似たようなことが書かれています。
↓
“神様にお参りするということは、
「何もかも『私』がやって
何もかも『私』が上手にできます、
なんてことはあり得ません」ということの表明なんです。
(中略)
つまり、「私は人生を100%把握している存在ではありません」
と認めているんです。”
~河合隼雄:著『Q&Aこころの子育て』(朝日文庫)~
色んな方に助けてもらって今があると痛感します。
トレーナー制度もおよそ一年半が経ち、
更新する方や開講の回数を重ねて下さる方等、
多くの方が関心を寄せて共に歩んでくださっています。
まさに「神」のカードのメッセージや絵の中の星が絶妙に心に響く夜です。
ありがとうございます。
※神のカードは下記の記事でも詳しく解説しています。
→ こちら
【補記】
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(5)この内容とは別の視点で綴るカードの作者、中本雅子のブログ