先日、京都で開催中の
ルーブル美術館展へ行って来ました。
テーマは『愛』。
時に深く、時には官能的に。
究極の美は人間の体に
集約されていると思っているので
ただのむっつりスケベとも言うw
たくさんの絵画を目にすることで
豊かな氣持ちをもらって来たのですが…。
その後、ジムで汗を流して
ご機嫌さんで帰宅すると、
またしても父が母に手を上げていました。
それは自分にとって
地獄の底へ突き落とされるような
耐え難い介護の一現実であり、
また母も精神的ショックから
神経性の痛みを訴えて
歩行困難な状態に陥っていました。
翌日、一日様子を見ましたが、
暴力を振るわれてもなお
父に介助を求めなければならない
母の心情を思うと
どうしようもなくやり切れなくて、
ケアマネさんに無理を言って
しばらく入院させることにしたのですが、
自分のキャリアを捨ててまでも
家族との時間を優先した自分の選択に
何の意味があったのだろう….。
父に対する怒りよりも
寧ろ自分に対する無力感の方が大きくて
途方に暮れながらも、
この現実をどうやってポジティブに
変えてやろうかと想い巡らせていました。
そんなタイミングで
まいさんがリーディングの
モニター募集をされていることを知って、
8月15日、
台風7号が近畿を縦断して
外では暴風雨が吹き荒れる中、
リーティングをしていただくことになりました。
まいさんのブログはこちらです。
最初にメッセージをくださったのは
山伏の守護霊さまでした。
山で修行をする傍ら
病人のお世話をされていた方だそうです。
これまでたくさんの
霊山登山をしてきた中で、
きっと前世において修験の道については
一定修めているように感じているため、
今生においても精神修行として
ガムシャラに登山する時期は終わって、
あくまで登山は“楽しむ”ことにフォーカスした
趣味(自然との触れ合い)だと思っています。
チームことのは(守護霊団)の中に
山伏の方がおられることは
とても自然なことに感じられました。
ストイックになり過ぎないように。
そう念を押した上で
具体的なアドバイスをくださった後、
山伏の守護霊さまは
僕に両親を導く役割があることを
まいさんを通して伝えてくださいました。
(子ども帰りしていく両親の)
お父さんになるような気持ちで
精神的な安らぎを
お二人に与え続けてあげてください。
両親にはいつまでも
元氣でいて欲しいと願う心。
自分もまた少年のような氣持ちで
いつまでも健やかでありたいと願う心。
それらの心とは
裏腹に流れてゆく時の河に
焦燥のようなものがないと言えば
嘘になるのではないかと思います。
両親の老い、自分自身の老い。
少しずつ受け入れていけるように
強くならなきゃなって
近頃とみに思っているのですが、
時の河って自分が思うよりも
少しだけ早く流れていくものですね…。
一方でそこにある儚さという名の美に
僕は魅了されて止まないのだけれど。
そうして最後にまいさんが
「あっ。」
と、伝えてくださったのは、
チームことのはの後ろの方から
語り掛けてくれる祖母の声でした。
ひでちゃん、
(一人で背負わせて)ごめんね。
「ひでゆき」は 私、ことのはの本名で
僕は確かに祖母からひでちゃんと呼ばれていました。
“ごめんね”という言葉には
心の中で首を横に振りながらも、
“ひでちゃん”という呼びかけには
僕を奮い立たせてくれるだけの愛があって
その瞬間、ブヮっと涙が溢れてきました。
祖母が僕の名を呼んでくれたことに
心底、癒され、励まされたことを
まいさんにお伝えすると、
それまで後ろの方で
控え目にしていた祖母が、
ひでちゃーん、ひでちゃーん!!
って、何度も呼んでおられますよって。
それが僕にはとても嬉しくて。(๑˃▽˂๑)
今の自分にとって
最大のエールをいただくことができました。
まいさん、本当にありがとうございます。
こうしてリーディングが終わって
ZOOMを終了したところで、
僕の頭の中に
不意にこの曲が降りてきました。
ZARD / hero
外では吹き荒れる暴風雨を他所に
僕の内側はとても穏やかで。
丁寧に歌詞を追ってみると、
そこには母が自分をこの世に
産み出してくれた時の氣持ちがあって、
これから一緒に
魂の学びをしていこうね。
いつか魂の領域で
母と交わした約束がありました。
レスパイト(介護のひと休み)の必要性を
未だ父に理解してもらえていない中で
自分自身もレスパイトの機会を
出来るだけ減らすように
(これでも)努力しているのですが、
自分にとっては母の介護というよりは
寧ろ短氣な父と割り切って
折り合いを付け続けていくことに
日々、エネルギーをすり減らしていて、
定期的に距離を取ることは
生理現象に等しく不可欠なことで。
父がどこかへ気晴らしにでも行ってくれたら
万々歳なのですが、団塊の世代あるあるで
生憎、父には友達が一人もおらず。
母と自分はわりと誰とでも仲良くなれる性格で
楽しそうにしていると
それがまた氣に食わないという…。(^~^;)
やっぱり距離を取ることで
感じられることもあるものですよね。
「(父と)少し距離を取って
病院でゆっくりしようね。」
そんな言葉で母を
病院に送ることしかできない
不甲斐ない息子だけど。
母にとっては
たった一人のヒーローなのだから。
父にも母にも
精神的な安らぎを与え続けていけるように
優しさを貫いていかなきゃね。
全ては糧になりますから。
まいさんがリーディングの中で
僕に掛けてくださった言葉が
じんわりと沁みていきました。(◍´ಲ`◍)
いろんな角度から
古いアルバムを見返す機会の多かった
シリウスのヒリアカルライジングを経て、
ここからはまた実践あるのみだな!!
と、今はとても爽やかな氣持ちでいます。
時の河辺、
新しい朝の始まりに。
神様に会いに行く
本当の自分に出会う旅をお届けしています
ことのはリトリート工房
詳細はこちらをご覧ください。
ことのは公式LINE
お問い合わせ等はこちらからどうぞ
個人的なメッセージもお氣軽に♪