ハレの日続く春の日。
4月8日のイースター(復活祭)前日、
僕もまたハレの日を迎えました。
カトリック河原町教会での洗礼式。
人生って面白いものですね。(◍´ಲ`◍)
宗教とは方法論(プロセス)と
捉えている自分にとって
元々そこに垣根はありませんでしたが、
それでもほんの一年前には
まさか自分がバプテスマ(洗礼)を
受けるとは思ってもいませんでしたから。
霊山や易経、レイキなど
いろんなものとの出会いと研鑽を経て、
実は易経に基づいた超氣術の術師資格や
伝統靈氣を伝授するトレーナー資格も持っています。
神道的アプローチでは
自分には感じ得なかった
宇宙の創造主(天之御中主神)の愛を
今は真っ直ぐに感じています。
勢い余って一時間前に到着した教会で
絶えず降り注ぐ聖霊を見つめながら
確かな運命を感じました。
奇しくも今年のイースター前夜は
お釈迦さまのお誕生日でもありました。
イースターは春分の日の後に訪れる最初の満月の
次の日曜日とされていて毎年日付が変わります。
この不思議な巡り合わせが
自分にはとても深い意味を持っていて、
僕の洗礼は今日この日にしか
あり得なかったのだろうと思います。
花祭りではお釈迦さまに甘茶をかけますが、
実は洗礼と同じことをしています。面白いですね。
聖歌のたびに感極まる自分でしたが
水の力って凄いですね。
いざ洗礼の段になって
司教様から額にかけていただく聖水が
ヒタヒタ程度だと高を括っていたら、
ドバドバドバっ!!
と、もの凄い勢いだったことに驚いて
涙も吹き飛びました。✧( •̀∀•́ )
それが僕の生まれ直しの瞬間(笑)
そして同時になぜ自分が
これまで神様の声を聞いて
導かれてきたのかに思い至りました。
僕には神様の福音しか
受け取ることができません。
僕自身を勇氣付け、愛で満たし、
そして誰かの心にそっと火を灯す、
そんなささやかな言葉しか
僕には受け取ることができません。
けれど今、振り返ってみると
そのことが仕事と介護の狭間で
踠(もが)き、葛藤していた自分を
どれほど助けてくれていたでしょうか。
両親が生きているうちに
二人をこんなにも愛していたことを
僕に氣付かせてくれた神様の愛。
いついかなる時も
支えてくれる友人や隣人がいることを
僕に氣付かせてくれた神様の愛。
福音しか受け取れないことこそ
僕が授かった無二の贈り物でした。
だからこそ拙くとも
その無償の愛を無償のままで
心を込めて書き続けていきたい。
何者でもない
ただの ことのは として。
何かをご助言できるほど
高尚な人間でもありませんから、
みんなが幸せに暮らせる
世界でありますように、
そんな願いを込めた
この日記という形に愛を持っています。
また、等身大の自分として
想いを言葉にしたいから
これまでもこれからも
肩書きは要らないとも思っています。
そんな僕にこの日、
有り難くもマリアさまから
洗礼名をいただきました。
Stella Maris ステラマリス
ラテン語で『海の星』を意味する言葉で
聖母マリアを表します。
またこのステラマリスには
こぐま座のα星、
つまり北極星という意味があります。
α(始まり)から Ω(終わり)まで
人生という航海を
夜空から照らし導く星。
自分にとっての信仰がそうであるように
このブログもまた
そうでありたいと思っています。
これまでの洗礼準備を含め、
カトリック河原町教会の皆さまや
当日、代親を引き受けてくださったI様、
名古屋のYKさんとSさん他、
このブログを見てくださっている
すべての方々に感謝申し上げます。
僕の内なる世界に今、静かに広がる
この平和に満ちた波紋を
もし宜しければ受け取ってください。
僕の中にある光、
あなたの中にある光。
洗礼式を終えて見上げた夜空から
聖霊として降りてきたこの曲を贈ります。
Salyu × haruka nakamura / 星のクズ Ω
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