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お悩みハンター イプシロンです。

 

今回は御徒町さん(仮名)のお話に対する回答になります。

 

☆御徒町さんのお話をまだ読んでいない方はコチラ!


 

時間を止めることが出来るとしたらどんなに良いだろうと僕も夢想することがあります。しかし、これは変な言い方にはなりますが、「時間」という概念があるからこそその流れから解放されたい願いが発生するのであって、その概念がなかったならば「時間」からの解放という考えも存在しなくなります。

 

ただ御徒町さんも気が付いているように「時間」という概念を消すことは出来ず、時を止めることはやはり叶わぬ願いとなります。

 

私たちは等しく時間に縛られています。縛られているからこそ、そこから逃れることを望みます。すべての人間は死というゴールに向かって流れているのであって、日々「時間」という尺度を用いて死までの距離を測定しているのです。そこから逸れたいと思うのは必然であり、そう願わずには居られないのです。

 

さて、御徒町さんは自分の事を社会のお荷物だと考え、それを申し訳なく思っている様です。ただ、このような考えを持つ時に気を付けなければならないのは、自分だけが社会のお荷物などではないということです。すべての人は必ず誰かを傷つけ迷惑をかけて生きています。言ってしまえばすべての人間が社会のお荷物なのです。

 

ただ残念なことに大抵の人はそのことに無自覚で生きています。

 

御徒町さんはご自分でそのことを理解し、他人の気持ちを慮り傷つけないように接する態度は感服に値すると思います。決して不良品などではありません。

 

人の話を聞いて笑顔を浮かべて頷くと仰いましたが、笑顔は人を安心させる効果があります。時に人は他人から助言や忠告を得るよりもただ自分の話を聞いて否定せずに受け入れてもらいたいと望みます。そのような人は御徒町さんに笑顔で話を聞いてもらってすごく安心できたのではないでしょうか。たとえ口にせずとも心の中で感謝を述べていると思います。

 

御徒町さんは他人に迷惑をかけているだけではありません。同じくらい他人を救ってきているのです。それを忘れないで下さい。

 

休日の過ごし方ですが、時計とにらめっこではつまらないですよね。自然と嫌な考えが頭に浮かんでしまうのは辛いでしょうけれども、無理にこの考えを振り払おうとすると逆に固執してしまって余計に頭から離れなくなるという事もありますので、嫌な考えが浮かんで来たら客観視してみるのが良いのではないかなと思います。浮かんできた思考の中の自分を大事なお客様として見てあげるんですね。大事なお客様が粗相をしても「気にしてませんから大丈夫ですよ」と大目に見て許してあげられますよね。自分に対しては内情が分かっていますからどうしても厳しい視線を向けがちなんです。それは多分に厳しすぎるきらいがあります。だから頭の中の自分をお客様として笑顔で迎え、「自分」に対する評価の偏りを解消させます。そうすると、辛いという気持ちが少し緩和されるのではないでしょうか。

 

最初に話しました通り、時間の進行を止めることは不可能です。苦しんでいても楽しんでいても平等に時は過ぎていきます。ならば、楽しいことを考えながら時を過ごすのが吉なのではないでしょうか。

 

本や映画が好きならば、昔読んだ本観た映画などにもう一度接してみても良いのではないでしょうか。例えば、昔好きだった本を読み返していて、嫌なことが思い浮かんで集中力が途切れたとしても字面だけ追っていきます。昔読んだことがあるので筋は分かっています。調子の良い時もあると思いますので、その時は普通に読み進めます。普通に読んでる時には本の内容以外にそれに付随する色々な思い出が蘇ることもあるかもしれません。それを楽しいと感じる日も出てくると思います。良い日悪い日を繰り返して読破出来たら、自分を褒めてあげて達成感を持たせてあげましょう。自信が持てたら新しい本に挑戦する気持ちも芽生えてくると思います。

 

無理せずボーっと過ごすのも良いと思います。止めることのできない時間を贅沢に消費している極上の娯楽を味わえます。ただ頭の中に迎えたお客様には暖かい眼差しを注いであげて下さい。

 

何か作業をしていてふと嫌な事を思い出した時、その思い出す前は嫌な事を忘れて作業していたな、あるいは温かい気持ちでいたなと思う瞬間が出てくると思います。それが所謂リフレッシュしていた時間という事になります。一瞬でも構いません。そういう時間を見つけてリフレッシュしていたことを実感してみて下さい。

 

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