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京都出張

天然村ライブ

“日本茶を世界へ”
すべてのはじまりは、このミッションからはじまる。

京都和束町。
人口4,500人の過疎と高齢化の町。

写真にあるこの見た目水のような水出し茶を頂き、驚いた。
おぶぶ茶苑の代表は大学の在学中、アルバイトでこの町に茶摘のアルバイトをおこない、一杯のお茶に癒され感動し、大学を中退し農業ソーシャルベンチャー「おぶぶ茶苑」を創業した。

「おぶぶ」とは、京都の国言葉で「お茶」を意味するらしい。
本業のお茶がブレイクスルーしたきっかけは何か?その問いの返答は、「国際インターンシップ」の取り組みと、お茶畑オーナー制度であったとのことだった。

天然村ライブ

講義をする副代表の松本さん。
なかなかのキャラで講義が面白い。
普通この手の講義っていうのは、聞き手思考ではなく、語り手思考で話がされるので、全然面白くないことが多い。
この講義を耳にするだけでも、これまでの彼等のビジネスの厚さを感じ取ることができる。
おそらくいろいろなことに挑戦し、いろいろな失敗を繰り返してきたのだろう...。
そういう数を重ねた失敗からさまざまな取り組みを成功させてきた本物の凄みを感じる講義であった。

天然村ライブ

実際のオーナー制度の茶畑視察。
この町に到着してから山をずっと見ていると、あらゆる傾斜地が茶畑となっている。
どこを見ても茶畑。
そんな感じである。
さすが茶畑の歴史800年の土地柄だけある。

天然村ライブ

東京、名古屋、大阪と各地方から集まった視察団約30名。
これだけの団体が人口4,500人の町に集まる。
念に一度のイベントでは、人口を超える6,500人が集まるというから、驚きだ。
お茶だけで、どうやってこれだけの人を魅了するのか?
その本質は、彼等のミッション“日本茶を世界へ”からすべて始まったのだ。

今回の視察はとても参考になる有意義な視察であった。
お茶の最高品質の取引額が、1キロ140,000円という。
そんなに高額な価格で取引されるなら、よっぽどお茶園は儲かっているのだろうと思いきや、日本の農業の本質である原材料だけを生産する農家は、それだけでは食っていけないという点で同じだということも知った。
ものを作るという生産者としての強みも感じたが、それだけでは足りないという厳しさも同じ。
なんだか、ひどく共感できるお話が多くあったように思う。
僕ら天然村は地元特産物を通じて、地方の活性化を行おうとしている点で共通点があるが、全く異なるのが僕らはそのモノ自体を自分たちで作らないところに意図がある。
鴨川と土地のインターフェイスとなり、鴨川の地産を都市の方達と農村交流することで具体化させようとしているのだ。
モノがないぶんとても難しいことをやろうとしているところはある。
だが、一つのことをコツコツと続け、自分たちの付加価値を商品に変えていく情熱こそが、その現実をつくるという点で、非常にいいものを見せていただいた。
負けじと頑張って行こうと思うのでした。

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