京都教室、テーマはオーヴェルニュとリムーザン地方のお菓子! | 大森 由紀子のブログ

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フランス菓子・料理研究家、大森由紀子が日常の美味しいを綴るブログです。

なぜにサングラス?(笑)。今回の京都教室、感激したなぁ。みんなありがとう!

京都で教室初めてほぼ2年。あと1年でワンクール終わっちゃうんだけど、いざ終わると寂しいなんて言ってくださってうれしいです~。

最初は3年も!と思っていた方いると思うんですけど、あっと言う間ですね。東京はなんと4年半です。

今回の地方菓子のテーマは、オーヴェルニュ&リムーザン。

フランスの中でも比較的産物に乏しい地域。お菓子も、クラフティーなど素朴なものになります。

しかし、その中に面白いお菓子があります。リムーザン地方のクルーズ県で作られているル・クルーゾワ。これはかつて瓦に入れて焼いていたという修道院発祥のお菓子。

16世紀のレシピが最近発見されて、県をあげてル・クルーゾワ協会を立ち上げ、このお菓子の普及活動をしています。フランスツアーを企画していたとき、協会を訪ねたことがあります。その時いただいたオリジナルTシャツが今回の授業で
も活躍!

ノワゼット風味の焼き菓子です。レシピは、とあるオーヴェルジュのママンから教わったんですけど、これまた頑固ママンで、最初は全く心を開いてくれなかったんですけど、最後はセピア色のレシピノートを写してくれました。

オーヴェルニュに伝わる、コルネ・ド・ミュラも作りました。チュイルのような生地です。

今回はおまけも。りんごのおやつケーキ。これはパリで買った砂糖の箱に記載してあったレシピなんです。簡単で美味しい!京都でも、おまけレシピは人気。想定内?(笑)

今回はワイン生産地ではないので、合わせるお酒何にしようと思っていたら、われらがソムリエールの知美さんが、なんとオーヴェルニュで生産しているというピノ・ノワールを見つけてくれました。これがまた美味しかったのです!

亜紀ちゃん、いつも写真ありがとう!日曜日クラスはみんな何もしない。ひたすら亜紀さんからAirDropで送られてくる写真を待ってるだけ。いいのぉ?笑笑。すごいよね、授業中に行程写真組み合わせてる!

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