今週末は教室がないのでゆっくりできるかと思いきや、原稿書きの嵐!朝起きたらす
ぐ昨晩考えていたことを忘れないうちに書かなきゃっていうんでパジャマのまま机に
向かう。だけど、ずーっと椅子に座っているのも身体によくないと、むりやり恵比寿
のピアノスタジオに往復歩いていってみたり?ただいまノクターン絶賛暗譜練習中。
1時間弾きまくる。没頭―。そうそう、人生でこういう時間が欲しかったのだ。
先日の京都教室の夜は、ホテル・オークラでご飯食べたんですけど、その際見つけた
このシューが懐かしい記憶を呼び起こした。
人生で初めて作ったお菓子がなぜかシュー。オーブンなかったから無水鍋にタルト型をひっくり返して、そこに生地絞ってふたして。
そしたら膨らんだのであるー。このあぶなっかしい成功体験が今の私を形成してくれ
たと思っている。
しかし、このシュー大きくてシアワセな気分にさせてくれるなあ。昔シューは大き
かったのだ。
いや、皆が考える大きさじゃなくて、鍋の大きさ。18世紀のレシピ読むと鍋に生地
を詰めて焼いていたのね。
当時は、フランス式サービスといって、テーブルに大皿の料理を沢山並べて、手づか
みで食べるってもんだったから、
シューは鍋ごとボンて置いて食べていた?
(当時は、シューとは呼ばず、シューを伝えたイタリア人職人ポプリーニさんの名前が訛ってププランと呼んでいた)