ローマからボンジョルノ

 

これまで、ほとんど市販のものは使わなかったのですが

オリーブオイル屋さんで働くようになって

時々、使うのが

ケークサレ用のパイ生地です。

 

ケークサレってフランス語ですよね、

イタリア語ではトルタサラータ。

 

キッシュのような食事用のケーキです。

 

これは市販の生地が売られているので

広げてパイ型に敷いて

その中に野菜やチーズを詰めてオーブンへ。

 

簡単なわりに、

長女の大好物で

喜ばれるのがうれしいです。

 

長女曰く、オランダに行ったとき、

ほぼ毎食、こういうものだったそう。

 

意外にもオランダ人の食事とは・・・

 

とはいえ、先日のYOUTUBEで

とすかーなさんとイタリアのお弁当について話したとき、

「手が込んでいるお弁当」の題として

話題になったパイ、

市販の生地につめれば、簡単です。

 

イタリアの市販のパイ生地は、

こんなふうに、多くの種類があります。

 

 

ネット検索したら最初にヒットした

ブイトーニ。

 

たしかパスタのメーカーだった気がしますが

最近では確かにパイ生地のところで見かけます。

 

ちなみに、材料は

Farina di FRUMENTO, acqua,
oli e grassi vegetali non idrogenati (palma, colza), 
GLUTINE DI FRUMENTO, sale, alcol,
succo di limone concentrato, lievito inattivo, aromi.

 

日本語に訳すると

小麦粉、水、水素非添加植物油(パーム、菜種)

小麦グルテン、塩、アルコール

濃縮レモン汁、不活性酵母、香料。

 

こうしてみると、

やっぱり自分で作るほうがいいですが

週に一回あるかないかなので

お助け食材としては、目をつむります。

 

ここで大事なのは、

「水素非添加植物油」。

 

これは何かというと

トランス脂肪酸ではない植物油脂です。

 

日本ではトランス脂肪酸は、

ほぼ規制されていませんが

こうして、わざわざ書いているくらい、

イタリアでは規制されています。

 

日本で冷凍パイシートを買う場合は

チェックしたほうがいいですね。

 

というわけで、前置きが長くなりましたが

今日のトルタサラータは

ズッキーニと鶏の胸肉。





 

モッツァレッラと卵と、パルミジャーノとあえて

オーブンへ。

 

普段は、お野菜をたっぷりですが

それだと、17歳の息子からクレームがでるので

今日は火の通りやすい鶏の胸肉を入れました。

 

ちょっと、生地の間から

卵液が流れ出て、

まわりにくっついてますが

こういうのも意外と美味しい!

 

といわけで

私の手抜きの簡単パイですが

具材の組み合わせで

もっと、美味しくできそうですね。

 

なかなか、楽しい実験中です。

 

では、

BUONA GIORNATA

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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