ローマからボンジョルノ

 

お雛様の日曜日、

ピザレッスンに参加したいというかたの

同時通訳のお仕事をしました。


実際は通訳といっても

観光客向けなので英語。


シチリア出身のピザ職人の英語は

私にはかなり難易度高め。





フランス人ファミリーが理解してたようなので

おそらくイギリス英語なのかもですが

う~ん、難しい。


幸い、言ってる内容はわかるけど

細かいことをイタリア語で聞くと、

「いま、ここでは英語で話してくれ。

みんながわからないと困るから」と

なぜか英語ワールドでした。


工程は一度捏ねたあと、

24時間、発酵を待てないからと

発酵できた生地が登場し形成。


途中で穴があいたりしたら、

すぐにシェフが新しく作りなおしてくれて、

親切だけど、自分の作品じゃなくなるのにな、

ともおもいました。


トッピングをのせて

竈の中へピッツァをいれます。



フランス人パパの挑戦。


希望者には、させてくれてました。


 今回、私のお客様は
小学生の料理好きの男の子とパパ。



 美味しそうにできたピザですが、

「美味しくない」と小学生。


どれどれ、と味見させてもらったのですが、

確かに、今一つ。


パパの方は「僕の美味しいよ、食べてみて」

で、味見すると美味しい!


小学生も同意見。


何でだろう、と思ったら、

小学生君は、出来上がりに

オリーブオイルを断ったそう!


あー、それだ!!!


ピザにオリーブオイルがはいらないと、

こんなにも味がしまらないとは。


本当にびっくりしました。


小学生ボーイは、

オリーブオイルは太るって聞くし、

と謎の発言。


かわいそうに私のオリーブオイル論を

延々聞かされる羽目になりました。


とはいえ、ピッツァ体験は楽しかったそう。


見ている私もすごく勉強になりました。


ただ、パパの方も難しかったを連発されていて、

そう思うと、私のオンラインレッスン

皆さん、上手にこねてらっしゃったと

あらためて感心しました。


普段から食に関心があると

違うのでしょうか。


こういう体験ものも

楽しいですね。


特に父と息子のピザ体験、

すごくいい経験になったと思います。


なかなかおすすめです。


BUONA GIORNATA

 

 

 

 

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