ローマからボンジョルノ



 

今日も日本が大好きなイタリア人に

出会いました。


私の働くオリーブオイル屋さんは

オーガニックで無添加で美味しくて

パッケージのデザインまでこだわっていて

まるでブティックという感じともいわれます。


このお店にいらっしゃるイタリア人のお客様は

食に関心があって

食べることを大切にしている方々。


そんなイタリア人たちは

日本が大好き、

という共通点もあるような気がします。


オリーブオイルのお店なのに

イタリア人とは日本の話になることが多く

しかも、いいわね、素敵ね、

と誉めてもらえて不思議な気分です。


今日のお客様は

日本人の中医学のお医者に診てもらっているそうで

東洋の漢方学についても

感嘆してらっしゃいました。


週末は新しい(?)ジブリ映画を観るつもりだとも

おっしゃってました。


先日も合気道の話をする方、

1か月かけて日本中、北海道から沖縄まで行った方、

広重や北斎の話をする方、

いろいろです。


私がイタリアに来た頃、

こんなに日本のこと知っているイタリア人、

ほとんどいなかったんですけどね。


私自身も正直、

日本にあまり興味がなかったし。


故郷は遠きにありて思ふもの、

ですよね。


ちょうど昨日は父の一周忌で

夜は長女とグーグルマップで

父の実家の辺りを仮想散歩してました。


仙台駅からも程近いのに

広瀬川のカーブしたところで

近くに瑞鳳殿という

伊達政宗公のりっぱな霊廟などもあるんです。


ぐるぐるストリートビューで回っていると

近くの小さな神社に続く

赤い鳥居からまっすぐのびる急な石段のとこで、

長女が「素敵ね、トトロとかジブリの世界」


そういわれれば。


子供の頃は、豪勢な瑞鳳殿に比べて

小さな神社は質素というか地味という印象でしたが

確かにジブリとか、日本の風景。


この急な石段、

兄やいとこたちと上ったりしてたんですよね。


祖母に連れられて

子供相撲とか見に行ったり。


日本ならではの光景。


だから外国人にも評判なんですよね。


父の好きだった「青葉城恋歌」で

仙台の景色もYOUTUBEでみながら

私の子供の頃の記憶を思い出して

懐かしく切ない気持ち。


我が家の半分イタリア人の19歳の長女と

今年も、また日本に行きたいねと。


沖縄の妹からは桜の写真が送られて来ました。





もう2月、ゆっくりしてられませんね、

日本もイタリアも楽しみましょう!




 

 

 

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