ローマからボンジョルノ
1月17日という数字を見ると
いつも胸がキュンとなってしまいます。
早いもので、もう何十年も経ちましたが
あの朝のことは忘れられません。
いま、実際に地震の被害に遭われて
不安な思いの方も多いでしょうから
よけい身につまされます。
でもよく言ったもので
2ついいことはないけど、
2つ悪いことももないと思うんです。
あの時、あんな経験をしなかったら
きっと、ずっとボーっと暮らしてたでしょう。
あの頃、高校時代の友人にも
「ちゃんとレールの上を進んでてすごいね」
なんて言われてたくらいですから
会社をやめてイタリアに住むなんて、
しなかったと思います。
あの頃はまだ「寿退社」が理想でしたから。
あの時、地面がぐらぐら揺れるという恐怖、
自分の足元すら安定しないという状況で
普通に生きてきたことこそが
本当にありがたいことなんだなあ、と
そんなことを思ったんでした。
人生って、本当に一回きりなんですよね。
温かくて美味しい炊き出しを
市場の方にごちそうになりながら
自分には何ができるんだろうかって
考えたんです。
何をしたいんだろうかと。
だからって
いま、どうなんだ、と言われると
困っちゃいますが、
物事に対する考え方が
大きく変わったことは事実です。
変われてよかったな、と思います。
毎日いろいろありますが
この日は気持ちをあらたに
地震の犠牲になられたかたがたに
ご冥福をお祈りします。
BUONA GIORNATA
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