ローマからボンジョルノ

 

相変わらず猛暑が続くローマ、

さらに恐ろしい事態に発展しています。

 

というのも、突然停電。

 

もともとイタリアは原発がないからか、

よく、ブレーカーが落ちるんです。

 

誰かがアイロンをかけていて、

そして、誰かがシャワーを浴びているところで

私がオーブンをつけると

ボン!

 

家中の電気が消える、

なんてことはしょっちゅうです。

 

しかも、そんなときに限って

夫がコンピューターでしていた仕事が消えてしまう・・・

ということも、しょっちゅうです。

 

恐ろしい!

 

オーブンだけじゃなく、

ドライヤーもかなりのパワー、

あと食器洗い機も、

掃除機も、

要するに、多くの家電を同時につけると、

ボン!

 

とはいえ、急な停電には慣れたもので、

すべての電源を切って、

玄関の横にあるブレーカーをあげるだけ。

 

これで、すぐに復旧します。

 

ところが、この猛暑で

エアコンをつける家庭が増えたため、

各家庭レベルではなく、

マンション中の電気が消えてしまう事件が多発しているよう。

 

一昨日も、義姉から夕方18時頃、

「停電になった!」という電話。

 

どうなることかと思ったら、

幸い40分で復旧した、と連絡が来て

よかったね~、と話してたところです。

 

少しの時間なら、まだ我慢の範囲ですよね。

 

今日は夕方、夫と近所を散歩していると、

大きなトレーラーのようなものが道路に設置されていて、

子供の幼稚園時代のママ友が立ってみています。

 

 

どうしたのかと思ったら、

このブロック全体で停電だそう。

 

そこで、巨大な発電装置が到着したようだから

見に来たとのこと。

 

すごく久しぶりだったから、

1時間近く、そこでおしゃべりしてたけど、

発電機が動く気配がないので、

途中で帰ってきたのですが、

さっきベランダから、彼女のマンションの方を見ると、

電気がついていたから、ほっと一安心です。

 

それにしても、かなりの時間。

 

私たちがおしゃべりしている間、

近所のレストランのオーナーが、

怖い顔をして、発電機をじっと睨みつけてました。

 

電気がないと、営業できなくなるから

大損害ですよね。

 

マンションのエレベータも止まるし、

水も止まるから普通の人も大変だけど、

仕事にかかわってくる人は、

もっと大変ですよね。

 

暑いだけでもうんざりなのに、

停電なんて、もうホラーです。

 

本当に早く、猛暑が過ぎますように!

祈るのみです。

 

BUONA GIORNATA

 

 

 

 

 

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