ローマからボンジョルノ

 

本当に冗談のように、

突然、夏がやってきました。



金曜日の20時のスペイン階段。
もう夏休み気分です。

まあ、全く関係ないことから始めちゃいましたが、
今日はイタリア人の言うところの賢い消費者、という話。

先日、久しぶりに医療通訳をしました。

帰国の日に奥様がお腹が痛いというので、
公立の救急病院へ行ったら、
まさかのコロナ陽性で隔離されてしまって、
もう、丸3日、奥様の様子がわからないという男性。

病院では英語も通じないと、
本当に困ってらっしゃって。

さっそく、看護士さんに呼び掛けるところから。

次々到着する患者さんの邪魔にならない程度に、
仁王立ちで、用事があるアピール。

ご依頼主様に、
「あそこのベンチで待つようにって、言われてます」

そんな言うこと聞いているから、
ずっと放っておかれるんですよね。

イタリアでは、自己アピールが必要です。

一生懸命アピールしてる人から、
話を聞いてもらえるんです。

日本人らしく大人しく、礼儀正しくしていると、
いつまでたっても順番が来ないんですよね。

厚かましくしたお陰で、
わりとすぐ、担当医と話せて、
翌日、無事、ご帰国されました。

こういうこと、イタリアでは、
毎日の買い物でもあるんですよね。

ママ友ならぬ、
おばあちゃん友にずいぶん前に教えてもらいました。

生ハムとかを買うサラミ屋さんは、
ちゃんと行きつけのお店を決めた方がいいよ。



そして、ちゃんとしっかり目を光らせて、
お店の人の動きを見てるとこをアピールするのよ。

だって、生ハムだって、
いいとことは、ちゃんとした人に出してくれるんだから。

選んでるとことか、
切ってるとことか見ないでボーッとしてて、
どんなのがいいかも言わなきゃ、
なめられちゃうよ。

この人、別になんでもいいんだってね。

う~ん、なるほど、と思っちゃいました。

あまりあれこれ文句をつけたら、
面倒くさい人とか、
ケチな人だと思われるような、
ネガティブなイメージがあったけど、
そうではなくて、賢い消費者ということなんですよね。

今日もいつものスーパーのハムコーナーに行ったら、
見たことないおじさんで、
「生ハム100g」を頼んだのに、
「ちょっと多くなったけどいいかい?」って聞かれたんです。

はーい、大丈夫って答えて受け取ったら、
186g••••

ちょっとじゃなくて、約倍でしょ、と思って、
「多すぎるから、減らして!」とちゃんと言いました。

別に生ハム美味しいから186gでもいいんだけど、
きっと、こういうところで、
お客さんのカテゴリー分けされるのね、と
ずいぶん昔のおばあちゃんの知恵袋、
思い出したところです。

日本人だから、なおのこと、
ちゃんと言うように意識しています。

また文化の違いでした。

Buon Sabato 

 

 

 

このブログの人気記事

イタリア人の普段の食事は何を食べている?意外と質素なヘルシー料理

 

揚げ物を週に何回食べてますか?バランスのいい食事について考える