ローマからボンジョルノ

 

エキストラバージンオリーブオイルといえば、

「偽物に注意!」と思う方、

残念ながら多いようですね。

 

まあ、本当に偽物オリーブオイルって多いから

注意してほしいと思うものの

でも、売っている商品が多いだけに

本物を選ぶのが難しい、と

悩ましい問題です。

 

でも、今、エキストラバージンオリーブオイル、

DNA鑑定ができるんです。

 

数年前から研究されていたのですが

イタリアのオリーブオイルの産地、

プーリア州のバーリ大学の研究で明らかになったんです。

 

この分析方法を使うと、

ラベルに表示している情報が本当かどうか

きちんと確認できるのですが

問題はコストですよね。

 

わざわざ、って感じです。

 

でも、実際には偽物が混じっているのですから

困ったところです。

 

そういえば我が家でも、

私が日本に帰っている間に

夫がディチェコのオリーブオイルを買ってきました。

 

ディチェコの中でも少し高級な「100%イタリア製」という商品。

 

 

 

でも、昨年のドイツのオリーブオイルの品質チェックで

ディチェコって微量ですが農薬が混入されていたと発表されています。

 

 

この記事では、

ベリオをメインに書いていますが

普通のディチェコもそうなんです。

 

ちょっと前のことだし、

これはイタリア製だし、なのですが

私はもう買わないブランドに認定したいたのですよね。

 

 

環境に配慮して作っていますという

EPDマークもついていますが、

パッと見たら、

本物オリーブオイルの認定マークにも見えるかもですね。

 

ディチェコの農薬の記事、

夫にも話したはずなのに

すっかり忘れちゃってました。

(というか真剣に聞いてなかったかも)

 

まあ、当たり前と言えば当たり前で

イタリア製を選んでくれただけでもいいのですが

でも、味見したらやっぱり私には美味しくないです。

 

でももったいないので

加熱用として使ってますが・・・

 

ディチェコを敵に回すわけではないですが、

まず、ディチェコってパスタのブランドで

オリーブオイルのブランドじゃないんですよね。

 

そして、イタリア製(100%ITALIANO)という表現、

イタリアでは地域によって

オリーブの品種によってそれぞれの特徴があるのに、

こうやってひとくくりにイタリア製、と言われても、

ということろなんです。

 

というわけで、

イタリアのオリーブオイルの品種についてのレッスン、

3月におこないます。

 

ぜひ、イタリア料理の知識を増やして

もっと美味しい生活を楽しみましょう!

 

BUONA GIORNATA

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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