ローマからボンジョルノ
今日の手打ちパスタレッスンのあと
ご参加者さまの一言、
「料理って愛情ですよね」
そう、これって本当なんですよね。
家庭の料理を作る、食べるものを用意するってことは
シェフでもないのに、
お金をもらっているわけでもないのに、
自分の大切な時間を使って、
食事を用意するわけですから
愛情がないとできないですよね。
人は食べたものでできていて
毎日3食、体に入れるわけですから、
自分自身を大切にする気持ち、
食べてくれる人を大切に思う気持ちがないと
やってられません。
だから意識するしないにかかわらず
料理をすることは
愛する気持ちの表現なんです。
特にイタリアのマンマが、
料理に関する愛情のこだわりはすごいですよ~。
でも、これだけアピールしているから
みんなマザコンになるのかもしれませんね。
午後、ちょうどシェフを目指して勉強中の若者に会いました。
彼は、私達夫婦が出会ったきっかけになった友人夫婦の子供で
ローマ大学で哲学を学んでいたのに、
シェフになりたい!と途中で気づいて、
今、パルマにある食の大学に行っているんだけど、
目を輝かせながら
食に関する魅力に語ってくれました。
ちょうど、古典イタリア料理を専攻しているというから
私がアルトゥージの料理書を今読んでるって言ったんです。
そうしたら、
「イタリア料理にとって、
あれは今でもすごく重要な料理本で、
おもしろいよね」と言ってました。
厨房の中の仕事はものすごく大変だけど、
食べる人に喜びやパワーを与えられるすごい仕事なんだ、と。
初めて会ったときは1歳だったのに、
今はりっぱな22歳になって
頑張っている姿を見るのはすごく嬉しい。
「料理は愛情?」と聞いたら
「もちろん。料理は愛情が基本だよ」と。
「古典的なイタリア料理をベースに
独自の創造性を加え、
洗練された美味しさを追求していくわけで、
ものすごく犠牲が大きいけれど、
でも、食べてくれる人が喜ぶ事を考えて
愛情をこめて作るのはすごく楽しい」
そうですよね、
人が心を込めて、時間をかけて本気で作ったものが
美味しくないわけがない、
と思うんですよね。
特に、ちょっとしたコツさえつかめば
家庭料理なら、すぐに上達すること間違いなし。
そういう初心者の方にむけての
料理レッスンも始めたいと思って準備中です。
愛情をこめてお料理を作ると
作る側にも、絶対にいいパワーが来ているに違いありません!
家庭料理をもっと楽しみましょう!
BUONA DOMENICA
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