ローマからボンジョルノ

 

長い日本の夏休みからローマに帰ってきて

また、パスタを中心とする食事に戻っています。

 

というのも、長女がパスタ嫌いなんですよね、

イタロ・ジャッポネーゼ、日伊ハーフなのに!

 

だから、せっかく日本にいるんだから、

パスタを食べたくない~、と言われているんです。

まあ、確かにそういえばそうですよね。

 

で、約1か月半ぶりのパスタですが、

これは、もうブランクがあっても

慣れたシンプルメニューですから簡単、簡単。

 

レシピを見なくても問題なしです。

 

でも、ここのところ、一生懸命取り組んでいるんです、

レシピノートの整理に!

 

今回、実家に帰ってしみじみ思ったのは、

レシピ、ちゃんと残しておくことの重要性です。

 

今年82歳になった母は、

18歳の長女が生まれた年からリウマチを患っていて、

しかも、結核にかかったことがあるからと、

理由はわからないのですが、リウマチの痛み止めの薬を医者に禁止されていて、

常に、リウマチの痛みに苦しまされているんです。

 

それでも、3年前に帰省した時は、

毎日2時間かけて食事の準備をせっせとしていたくらい料理好きなのに

今年は、もう、ほとんど料理はできなくなっていました。

 

でも、母の得意だった料理、

せめて、私が習おうと思ったら、

「う~ん、レシピ忘れちゃった!」の返事が・・・

 

もったいない!の一語に尽きます。

 

これって、料理上手だった義母が急に亡くなった時に思ったこと。

彼女が76年の年月をかけて磨き上げたレシピが、

すべて、消え去ったんですよね。

 

しかも、彼女も料理好きだっただけに常に現役で、

誰も、習ってなかったんですよね~。

 

亡くなった後、

「あれ、美味しかったよね~、どうやって作ってたんだろう?」という義兄弟の言葉を

何度聞いたことか。

 

私もそうならないように、

そのうち、そのうち、と思っていたのに、

どうやら、母の培ってきたレシピも

大部分が、消え去りつつあるようでした。

 

もったいない!以外に言葉がないですよね。

 

(今回、義弟が作ってくれたカレー。美味しかった!

 カレーもそれぞれですよね)

 

特に子供の頃、母が作ってくれたドーナツ、

本当に美味しかったのに、

レシピは全く、記憶にないそうです。

 

 

実家には、たくさんの料理本のほか、

母が長年の間、定期購読していた「暮らしの手帖」、

「きょうの料理」、「クロワッサン」などの料理の雑誌が

そして、母の書いたレシピメモも山のようにあるのですが、

母ならではの味を再現するのは、不可能です。

 

家庭の味って、

その家の歴史や文化でもあって

それだけで、家族の間でいくらでも盛り上がれる特殊な言語だったりするのに。

 

だから、大事に残していきたいもの!

 

私のレシピだって、母のと違って、とことん簡単なものだけど

子供たちにとっては、子供時代に直結する大事なものであるかもしれないし、

そうであってほしいと思うし!

 

幸い、ブログに忘備録代わりにいろいろ書いてますが

レシピって、実はどんどん進化していくものですから、

いつかいつかではなくて今のうちに

私の味をちゃんと残していくために

レシピノートの重要性をしみじみ感じています。

 

簡単なことですから

新しい習慣、一緒に初めてみませんか?

 

まずは、週末の料理からでもいいですね。

BUON WEEKEND

 

 

 

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