ローマからボンジョルノ

 

毎年同じ話題をしているような気がしますが、

イタリアのインゲンが美味しいんです。

 

 

細いいんげんを柔らかくゆでるか蒸すかしています。

 

イタリア人の夫と暮らし始めたころ、

「日本人って、魚だけじゃなくて

野菜まで、しっかり火を通さないんだね」というような、

ちょっと意味不明なことを言われたのですが、

 

それは、ゆで方が足りない!

という意味だったようです。

 

でも、食文化、調理文化の歴史とかを考えると

当たり前ですよね。

 

日本の家は木造ですから、

長時間、火を使う、という習慣がなかったのでしょうね。

 

一方、イタリアの台所は石造りで、

現代の台所の原型で、

思いっきり、気が済むまでクタクタゆでてたんでしょうね。

 

細いいんげんをしっかり茹でたら、

柔らかくて美味しい!

 

しかも、青臭さがぬけて、独特の香りもするんです。

 

私のお気に入りは、ジャガイモとインゲンのサラダ。

 

 

なんてことない、ゆでた野菜を、

上質なオリーブオイル、塩、レモンで味をつけただけ。

 

暑い日の食事は、これ一つでいい、

またはチーズを少し足すとかでいい感じです。

 

日本も暑そうですから、

しっかり作らなきゃ、とか、

しっかり食べなきゃ、とかの幻想に踊らされずに、

自分の体調を見ながら、

元気にお過ごしください!

 

BUONA GIORNATA

 

 

 

 

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