ボンジョルノ
先週熱をだしてから、ようやく6日目。
相変わらず、隔離生活は続いていますが、
やっと、活動再開です。
というか、家事、再開。
夫の方が2日早くかかって、すぐ回復したので、
昨日まで、ほぼすべての家事をお願いしてたんです。
やっぱり、いいですね!
元気が出てきたと思ったら、
ようやくパスタが食べたいな~と思えてきて、
1週間前に買って、
冷蔵庫で眠っていたチーマ・ディ・ラーパのパスタにしました。
夫は結構、なんでもやってくれるけど、
ゆで野菜とかはさすがに、いやみたい。
あ、当たり前か。
かなりしおれていたけど、
こういう時は、50度調理法。
枯れた感じの茎の根元を切って、
ボウルの中の50度のお湯につけておくと、
嘘のように、生きかえるんですよね。
これは本当に便利な知恵。
写真を撮ってないのが残念です。
チーマ・ディ・ラーパは、直訳すると「蕪のさきっぽ」。
うちの近所では、ブロッコレッティともいいます。
「小さなブロッコリー」の意味ですね。
個人的には、黄色い花をつけるところも、
菜の花に近いような気がします。
独特の苦みが美味しい。
春ですね~。
もともと、南イタリアのプーリア州が本場だから、
本式には、オレッキエッティという耳の形をしたパスタ、
デュラムセモリナ粉で作ったパスタと合わせます。
この記事、意外にもオレッキエッティのこと書いてます。
今日は、めんどうくさかったので、
手打ちをせずにショートパスタにしたら、
「え?オレッキエッティ作らなかったの?」と
非難がましい長女の声。
「最近、パンも全然焼いてないよね~」
そういえば、そういう気が起きなかったということは、
私も本当に体調悪かったみたいです。
もうひとつの自分の体調を見極めるバロメーターですね。
チーマ・ディ・ラーパのパスタ
【作り方】
1.チーマ・ディ・ラーパを葉と茎にわけて、きれいに洗って、たっぷりの湯でゆでる。
2.パスタも、1のチーマ・ディ・ラーパに加えて、袋の指定通りの時間、ゆでる
3.フライパンに潰したニンニクと、アンチョビ、唐辛子、オリーブオイルでゆっくり炒める。
4.パスタがゆだったら、3のフライパンに入れて味をなじませる。
5.お皿に入れて、食べる直前に苦みのあるエキストラバージンオリーブオイルをたっぷりかけていただきます。
実はここで出るごみ、チーマ・ディ・ラーパの茎。
最近では、お漬物にするんです。
まあ、お漬物と言っても超手抜き。
軽く塩をして、重しをしておくと、すぐにおいしくなりますよ。
少しポリポリした食感も楽しい!
野菜って、食べれる部分と食べれない部分に、
勝手に分けられてますが、
本当は、全部食べれるんですよね。
しかも、美味しい!
もし手に入ったら、ぜひ、お試しください。
BUONA GIORNATA
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