ボンジョルノ。
今週でようやく夏休み最後の一週間です。
バタバタしながら、パスタの準備をしていたら、
「あれ?塩入れ忘れたかも?」
幸い、ゆで上げ時間の少し前、
アルデンテチェックで気づいたので、
早速、塩を投入。
しょうがないので、この時点で火を止めて、
加熱が進むのを少しでも防いで、
少し置いてから、ソースと和えていただきました。
一口食べて、大丈夫。
ほー、と一安心です。
時々、家庭でパスタをゆでるときにも、
塩は入れた方がいいの?
と聞かれることがありますが、
私は絶対に塩を入れる派です。
どうしてかというと、
イタリアの乾燥パスタの材料は小麦粉と水だけで、
塩が入っていないんです。
ちなみに、うどんは塩が入ってますよね。
だから、乾燥パスタをただのお湯で入れた場合、
どうしても、味なしパスタになっちゃうんです!
塩分が入らない、そっけない味のパスタは、
どうしても、パスタのソースと味がなじみません。
あとで、いくら塩を投入しても、
なんだか、よそよそしい味で、
パスタの麺とソースが全くからまないんです。
本当に驚くほど、塩を追加で加えても、
味がまとまらない!
最近では、このことをご飯の時にも痛感します。
夜、お肉や魚のメインディッシュを中心とした料理の場合、
私は、パンよりもご飯を付け合わせで食べたいのですが、
その場合、お米に少しお塩を加えて炊くと、
ほんのりと甘いようなマイルドな味わいになって、
メインのお料理ともよくなじみます。
もし、病気とかで食べられない場合を除いて、
塩を入れないなんて、もったいない!
減塩ブームがありますから不安になる方も多いと思いますが、
私は、人間も、もとは海から来たという説もあります。
肺に出口がないのは、
人間が陸に上がってからの部分なので、
ほかにくらべて完璧じゃない、というのは、もっともな説。
しかも、日本って海に囲まれた島国ですから、
本当は、塩分にも強そうなのに、と不思議な気分です。
私は夏の暑い日、疲れると塩を少し口にして元気を取り戻すので、
海の塩って、人間にとって大切な栄養素だなあと思っています。
まあ、栄養うんぬんより、
この場合、美味しく食べれるというのが、
食いしん坊な私の本当の理由なのですが・・・・
塩なしのパスタって、味がしなくて美味しくないんです!
まあ、入れ忘れる方はあまりいらっしゃらないかもしれませんが、
塩の入れ忘れを防ぐ方法として、
必ず、ゆであがる直前に、アルデンテチェックとして、
少し食べてみる習慣をつけるのがおすすめです。
塩をどれくらい入れるかの量については、
それぞれの個人の好みでいいと思うので、
あまり堅苦しく考える必要はないと思います。
乾燥パスタそのものに塩が入っていないのですから、
ゆでるときはキチンと塩で下味をつけて、
パスタ料理を美味しく楽しくいただきましょう!
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