【こちらは文字おこし②です。最初から読むにはこちらをクリック】

 

【概要】

細川博司氏のYOUTUBEチャンネルシリーズ『なかのひとのアンテナ』より、

徳クリニック院長の高橋徳医師の講演動画がアップされておりましたので、文字を起こしました。

このような、新型頃なウイルス騒ぎや、マスク、遺伝子ワクチンに対して疑問と警鐘を投げかけるコンテンツは既に検閲の対象であるので、念の為文字に起こしておいて、一人でも多くの方にこの内容を知っておいていただけるようにしたいと思いました。

全部で44分ほどの講演を起こしたものになりますので、数回にわけて、投稿します。

 

 

 

 

以下、文字おこし②本文です。

 

下矢印下矢印下矢印

そもそも「感染者」とは?各種感染状態の違いについて

 

細胞の表面にウイルスがついた状態、これをウイルスの付着(曝露)といいます。

そしてこの付いたウイルスが細胞の中にはいって増えはじめる。増殖をする。

これを、感染といいます。

 

いったん細胞の中に入って増殖を始めたウイルスですが、人間の自然治癒力によって外に排出されることもあります。すなわち、自然に治るわけです。

 

いっぽうで、中に入ったウイルスがどんどん入って、増殖いたします。

で、症状のない場合―これを、不顕性感染といいます。

 

こういって、いったん増えたウイルスですが、また自然治癒力が働いて、すべてウイルスが体の細胞の外に出てしまう。こういったことも十分起こりえます。

 

ところが、不幸なことに、このウイルスがどんどん増えて、細胞が炎症を起こす―すなわち、何らかの症状が出る―すなわち、咳がでる、くしゃみがでる、熱がでる―こういった事態になって初めて、感染患者となります。

 

症状のある感染、これを顕性感染と呼びます。

そして、症状のない不顕性感染から、顕性感染への、症状があらわれるまでの期間を、

潜伏期といいまして、だいたいコロナでは1週間から2週間と言われています。

 

一昨年まで医療の対象外であった「感染者」

 

ところで、こういったウイルスが曝露しただけの人。

あるいは、感染していても、症状のない人。

あるいは、感染したけど、知らないうちに自然に治ってしまった人。

この人たちは、一昨年までは、病院に行きませんでした。

だって本人は自覚ないのですから、病院にいく必要がない、医療の対象外でありました。

 

一昨年までのインフルエンザの臨床現場。

曝露者―

ウイルスが体内に侵入しただけでは、感染に至っていない人。

または、体内に侵入したウイルスが、自然免疫によって駆除された状態の人。

 

不顕性感染者―

ウイルスが細胞内に侵入し、増殖を始めた人。

感染者の中には、症状を発せず、無症状―感染を自覚しない、無自覚な人が多数見られます。

 

そして、顕性感染者。

これが本当の患者ですが、感染した者のうち、各種症状を発生した人。

 

これが、ここで初めてインフルエンザの患者、となります。

 

そして、曝露者、あるいは不顕性感染者は、病院をもちろん受診しませんので、医療の対象外でありました。

 

さて、昨年から今年の新型コロナの臨床現場。

 

 

●曝露者

●不顕性感染者

●顕性感染者

●感染して初めて、症状を呈した人右矢印この人が本来のコロナ患者であるべきなのですが、

こういった曝露者あるいは不顕性感染者、本人は全然自覚がない人が、なんらかの理由で

PCRを受けます。

そして、PCRで陽性となると、その時点でコロナの感染者とみなされます。

 

さきほどいいましたように、こういった曝露の状態―症状のない状態―自然に治ったような状態―病院が今まで受診せずに、医療の対象外であった人たちが、PCRを受けて、それで陽性となりますと、=コロナの感染者とみなされて、自宅待機。ホテルの隔離。

あるいは入院。といった処置をとられることになります。

 

 

風邪だろうがインフルだろうが、PCR陽性=コロナ感染者とされていること

 

新型コロナウイルス―風邪のウイルス―インフルエンザのウイルス―そして新型コロナのウイルス。

 

細胞の外に、ウイルスが付いているだけですから、全く症状を起こさず、健康そのものであります。

 

コロナのウイルスが、細胞の表面に付着している。こんな状態の人が、たまたまPCR検査を受けて、陽性となりますと、この時点で新型コロナの「患者」となります。

 

 

風邪にかかって症状を呈した人。咳がでたり、くしゃみが出たりすると、お医者さんにいって、多分風邪でしょうね、でもひょっとしてインフルエンザかもしれないので、インフルエンザの検査をしましょうと。

検査をして、陰性となりますと、やっぱり風邪でしたね。風邪薬出しておきますから、

2-3日家でゆっくりしておいてください・・・・

これが、一昨年までの風邪の臨床現場でありました。

 

ところが、こういった患者が、PCR検査を受けて、それが陽性となると、新型コロナの患者とみなされて、もはや風邪の患者ではなくなります。

インフルエンザにかかって病院に行きます。インフルエンザの検査をして、陽性と出ますと、インフルエンザと診断されて、インフルエンザの薬が出ます。

これも、一昨年までは、通常のありきたりの臨床風景でございました。

 

こういった人がまたPCRを受けて、陽性となると、新型コロナの患者となって、もはやインフルエンザの患者ではなくなります。

 

 

厚生労働省は何と言っているのか?

 

これは厚労省のHPです。

(※補足画像)

 

 

厚労省では、PCR陽性者という言葉を使っています。

 

(講演スライドの)下半分が、PCRの実施件数。

第一波の時。昨年のゴールデンウィークの頃ですが、街中でロックダウンがありましたけど、この時のPCR検査数がこれだけ。

 

第二波。お盆の頃・・・いっぱい陽性者が増えたのですが、その時のPCRの検査数。

そして今回の第三波・・・

 

このように、第二波、第三波となるに従って、PCRをする検査数が圧倒的に増えてきております。結果、検査数が増えたので、陽性になる人も増えて、これを感染者として取り扱っているということに過ぎません。

 

一つ強調していきたいのは、このピンク―これは、保健所がやっていたPCRの検査数です。

第一波の時、第二波の時、第三波の時。保健所がやっているPCRの数は、ほとんど第一波、第二波、第三波と、変わりがありません。

 

増えているのが、この薄茶色の検査会社。この検査会社のが、第二波第三波で圧倒的にPCRをやる数を増やしております。

その背景にはさきほど言いましたように、PCR一回やると一万円以上の利益がある。

という理由で民間の検査会社がいっぱいPCRをやるようになって、結果陽性者が増えて、それを感染者と言っているにすぎません。

 

第三波到来と大騒ぎしている背景にあるPCR検査のトリック。

無症状や軽い風邪症状の人々に対して、いきなりPCR検査を実施して、増幅を取扱い説明書にはない、40回以上繰り返して、「コロナ感染者」として診断して報告しています。

 

 

国立感染症研究所

 

国立感染症研究所のHP。

 

 

この部分(考察の部分)には、はっきりとこう書かれています。

「PCR検査は、ウイルス遺伝子を検出するものであり、感染性ウイルスの存在を証明するものではない。」

 

 

まさに、その通りであります。

 

 

無症状感染者とは?無症状「患者」でも、ウイルス拡散するのか?

 

さて、新型コロナウイルスは、無症状の人の半数から感染する―という話があります。

昨年の12月31日、新型コロナウイルス感染症対策分科会(尾身茂会長)

「感染させる人の約半数は無症状である」

これが、ロックダウンや自粛の前提となっています。

 

症状を呈していない感染者が、無意識のうちに新型コロナウイルスを拡散させている。

しかしながら、この概念はいまだ科学的に証明されてはいません。

 

 

武漢で実施された、1000万人規模の実験と論文

 

ロックダウン解除後の武漢で、全市民1000万人に対して行った新型コロナウイルス感染の調査結果が報告されました。

 

これが、昨年の11月20日、ニューロコミュニケーションという雑誌に報告されています。

 

武漢は2020年1月23日から4月8日までロックダウン下にありました。

調査はロックダウンが解かれた後の、5月14日から6月1日までに、武漢の6歳以上のすべての市民に対して行われています。

そして、新型コロナウイルスに感染していて、発症していない人―すなわち無症候性感染者が、他者に感染させた事例は皆無であった。と言われています。

 

この報告を受けて、アメリカのジャーナリストが昨年12月にこんなブログを彼の記事で挙げています。

Asymptomatic transmission of COVID-19

Didn’t occur at all , study of 10million finds.

 

 

 

「症状のない陽性者による感染事例は皆無である。

一千万人を対象とした大規模な新型コロナウイルスの感染研究で明らかとなった。

中国武漢で行われた調査によると、新型コロナウイルスの無症候性感染の蔓延は、まったく発生しなかったということがわかった。」

 

これは、ロックダウンの前提となっていた「症状を示していない感染者の人々が、無意識のうちにコロナウイルスを拡散させている」という概念が崩壊したことを意味します。

新しい武漢でのこの研究は、無症状感染もありうるのではなく、無症状感染は存在しない―という確かな科学的証拠を示しています。

 

「無症状性の陽性症例が、感染を拡大させる証拠はないことが判明した。この研究は、ロックダウンの正当性について、重要な疑問を投げかけている。」

 

新型コロナウイルス―PCRの陽性者は、曝露している人・自然治癒をしている人、不顕性感染者、顕性感染(症状がある人)―PCR検査の陽性者は、こういった、無症候の陽性者をピックアップいたしますが、これらの無症状陽性者からは、感染しないということが最近の武漢の研究でわかったわけです。

 

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