飛翔能力を失い、地上での生活を選択した鳥。

それらの鳥は「陸鳥」と呼ばれる・・・。

ダチョウ キーウィ

ダチョウ                         キーウィ


オーストラリア周辺にはエミュー ヒクイドリ キーウィ

南アメリカにはレア

アフリカにはダチョウ

なんとも南半球に多い陸鳥だが、

これは2億年前にアフリカや南米や南極など

南半球の大陸がひとかたまりになって「ゴンドワナ大陸」になっており、

ダチョウなどのこれらの陸鳥の祖先がこの広大な大陸に生息し

独自の進化していたと考えられている。


恐竜時代が終わり、しばらくしてからの5000万年前くらいには

北半球でもディアトリマ という食物連鎖の頂点に立つ強力な陸鳥がいた。

ディアトリマ

ディアトリマ


このディアトリマ という絶滅動物、

「ファイナルファンタジー」のチョコボや「風の谷のナウシカ」にも

登場する陸鳥のモデルにもなるほどの絶滅動物だ。


と前置きが長くなりましたが

これらの陸鳥は翼を退化させ、後足2本で地上を走り、歩きます


しかし未来の鳥類の子孫は違っていた。

未来動物を考えました。


ギガントサウロルニス

ギガントサウロルニス

フラミンゴ の祖先と思われる体長20mの超ド級の鳥類。

500万年後の未来に生息し、この時代は世界的な寒冷化が進んでいます。

寒さに強い恒温動物である哺乳類や鳥類が優勢を極めた時代といえます。

特に鳥類が繁栄した時期があり、鳥類は大空から地上に生活の場を

変えるものが次々と現れました。

その中でも巨大化するものもおり、世界の寒冷化によって

その巨大化は拍車をかけました。(ベルグマンの法則 より)

2本の後足では体を支えきれなくなり、

翼を前足に変えて、重い体を補助的に支えるようになりました。

つまり巨大化により、鳥類は4本の脚で歩くようになりました。

この4本足で歩く鳥類を陸上四足歩行鳥類といわれます。

ばっきゅ~ん

ばっきゅう

すでにいくつか陸上四足歩行鳥類の未来動物が投稿されていますので

紹介します。

チーティーグル

チーティーグル

タカ ワシ など猛禽類の子孫と思われる陸上四足歩行鳥類。

小型の種だが、祖先は大型だったと思われ、そのまま四足歩行を

受け継いだ俊足のハンターのチーター を思わせる肉食鳥。

UMEさんが古世界の住人の書籍化に伴い投稿してくれた未来動物。

陸上四足歩行鳥類の最初の発案者がUMEさんです。

画像の方はシルエットになってますが、書籍限定掲載未来生物ということで(笑)


ウオトリア

ウオトリア

現生のヒグマのニッチに入り込んだ陸上四足歩行鳥類。

滝のように流れる川で魚を待ち伏せし捕らえるところなどは

ヒグマの生態によく似ている

グランティアさんが投稿してくれた未来動物です。

ウオトリアのページはコチラ

ヒコーシ、ヒコーシ、クルクル

ひこっし

パロットプス

全長4mもある大型の陸上四足歩行鳥類

オウムの子孫と思われ、その姿は恐竜時代の角竜類を思わせる。

くわしくは中華的熊猫さんが

運営している未来動物図鑑

LEGEND OF FUTURE Weblog style

パロットプス をご覧ください。